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IT小僧の時事放談

映画『ドント・ルック・アップ』から考える 説明バカが多すぎる

世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた

昨今、IT小僧に相談してくる人にある特徴を持つ人が多いことに気がついてきました。

一言で言って

「いらない情報が多すぎる」

ということである。

今回のIT小僧の時事放談
映画『ドント・ルック・アップ』から考える 説明バカが多すぎる
と題して、科学者、エンジニアの説明が、詳細すぎて主旨を取り違えているということについて考えてみよう。

小難しい話をわかりやすく解説しなgら記事にしました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。

ドント・ルック・アップ

最近 Netflixで『ドント・ルック・アップ』という映画を見ました。

『ドント・ルック・アップ』(原題:Don't Look Up)は、2021年に公開されたアメリカ合衆国のブラックコメディ映画。アダム・マッケイが脚本・共同製作・監督を務める本作では、ジェニファー・ローレンスとレオナルド・ディカプリオを中心としたアンサンブル・キャストが登場し、2人の天文学者が、地球を破壊する小惑星について人類に警告を発するためにメディア・ツアーを行う姿を描いている。

Hyperobject Industries社とBluegrass Films社が制作した本作は、Netflixで2021年12月24日から配信[1][2]。それに先立つ12月10日から一部劇場で公開された

ウィキペディア

あらすじをざっくり話すとこんな漢字

人の天文学者が、ある日彗星を発見する。軌道計算の結果、彗星は確実に地球に衝突し、恐竜絶滅と同等以上の破壊をもたらすことがわかったため、人類に警告するために、米国大統領への直訴や、各種メディアに出演して危機を訴えていくが

ウィキペディア

レオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンスが扮する天文学者ランドール・ミンディとケイト・ディビアスキーは、地球に衝突する軌道上にある彗星を発見したにもかかわらず、誰からも真剣にとり合ってもらえない

大統領は、スキャンダルと中間選挙と支持率が大事

そして レオナルド・ディカプリオ扮する天文学者は、地球に巨大彗星がが衝突するという事実を伝えにゆくのですが、大統領(メリル・ストリープ)は、スキャンダルと中間選挙で忙しく時間をとることができない

待たされた挙げ句「発言のチャンス」を得たのですが、

「巨大彗星が地球に衝突して 人類どころ 地球上のあらゆる生物の絶滅の可能性」
という状況なのに

軌道力学やオールトの雲(太陽系の最も外側にあると考えられている雲)の話から始めてしまう。

そんな説明をされても 大統領をはじめ側近たちは、イメージも湧かないし 興味も示さない。
この彗星の起動を計算した助手の ケイト・ディビアスキーは、簡潔に

「でかい彗星が地球に衝突して 地球は大損害を受ける」

と話す。

大統領は、衝突の確率という話になって

100%と答えるが、「正確には、99.0XX%」と答えてしまう。

あまりにも突拍子もない話なので大統領側近は、教授の出身校を聞き
少し軽蔑したような態度を取り 静観と再調査を別の科学者に調べさせるということで話が終わる。

結局 まともに取り合ってくれないことに落胆し、この重大な危機を訴える方法をマスコミを使って行おうとするが・・・・

というお話である。

ここで問題になるのは、

レオナルド・ディカプリオ扮する天文学者が、人前で極度の緊張を強いられる人物として描かれています。

日本沈没でも

TBSテレビが、先日まで放映していた 日本沈没でも同じような状況でhしたが

なぜか あっさり 胡散臭い科学者の言うことを信じてしまいます。

原作及び昭和の映画では、おちゃらけたTV版の科学者と違い、信念を持つ日本人を愛する情念の人として描かれていました。
偶然にも 彼を信じるフィクサーとも呼ばれる老人が彼の説得力のある説明に共感、政府を影から動かし日本人をどうするのか戦ってゆくというドラマであった。

Amazonプライムビデオで「日本沈没」を見ることができるので TV版を見た人は、こちらもぜひ見てほしい
TV版がいかにくだらないかわかるであろう。

誰も責任を取りたくない日本の要人や学者

科学者が、いくら 学説を振りかざして説明するよりも わかりやすい言葉で簡潔に

日本は沈没するぞ

とか

彗星が地球に激突して地球の生命体すべてが危ない

ということを伝えるということが重要です。

しかし、誰も責任を取りたくない日本の要人や学者は、曖昧なことや利権がらみで適当なことを言っている。

東日本大震災のときの原発学者や新型コロナでテレビに出てきた人たちも テレビ局(もしくはその背後にいる誰か)の思惑どおりに動いているとしか思えない。

もっとも、

「北極の氷が溶けてしろくまがぁ」

とか

「ツバルという島が沈んでしまう」

などと なんの根拠もなく適当な誘導報道に賛同していたコメンテーターや見識者と呼ばれているインチキなやつらは、学者先生と違い

「妙に説得力だけあるから こまったものである」

彼らは、テレビや新聞などのマスコミは真実という情弱相手に商売しているので

「妙に説得力だけある説明をしなければ 仕事がなくなってしまう」

だから 自分の発言に責任がないのである。

こんな大統領に話をしても無駄だよね

相談者

IT小僧は、老エンジニアとして いろいろな技術相談を受けることが多いのですが、その多くが

自分の相談していることは、相手(IT小僧)も知っていると思って話してくるので
その前提を聞かされていない自分には、まったく意味がわからないことが多い

「いきなり内容を話されても なんのことかわからない」

あるいは

要点ではなく細かい詳細を先に話して来て

「お前は、俺に何をしてほしいのか」

まったく意味不明なことが多くなってきた。

あるサービスで見積もり金額を先に出して そのサービスを使う現場になにも聞いていないのにサービスを決定しようとしているとかという話があって

「何を聞きたいのか?」
「どうしたいのか?」
「これから何を話すのか?」
「優先することは何なのか?」

ということがあスッパリ抜けていることが多い

それって 導入してから 事故になることが予想できないのだろうか?

IT小僧は、そんなとき

「で どうしたいの?」

と返すことが多いのだが、頭の悪い人は、これに対して輪をかけて詳細な説明をしようとする。

結局、彼らに答えがなく 決定する意識もなく 誰かに決めてほしいと話してくるらしい

結局、自分で決めたくない 決めるのは他の人で自分は責任がないとアピールしているようである。

これでは、「話を聞く」と言って ダメな人をアサインするどこかの首相のようである

まとめ

映画『ドント・ルック・アップ』で結局 地球は危機から脱出できるのでしょうか?
物語が2転3転と大きく話が転がってゆきます。

映画『ドント・ルック・アップ』は、科学者がが危機を訴えたいけど 伝わらないもどかしさを面白おかしく話が進んでいきます。

レオナルド・ディカプリオ
ジェニファー・ローレンスメリル・ストリープケイト・ブランシェットロブ・モーガンジョナ・ヒル
ハリウッドの大御所たちが総出演 ギャラだけでどれだけ金がかかっているのだろうか?
この映画は、絶対にオススメです。

エンジニアも理屈や詳細を先に伝えることが多いわけですが、結局

それってできますか?

ということだけに収束します。

IT小僧もかつては、彼らと同じようにくどくどと説明してきた経緯もあるのでおもむろに否定はしませんが、自分が聞く立場になると

聞いている人は、イライラしていたんだろうなぁ と振り返って思う今日このごろであった。

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