※本ページはプロモーションが含まれています

IT小僧の時事放談

Instagram(インスタグラム)の創業者が、開始したニュースサービス「Artifact」

2023年7月6日

Instagramの創業者 ケビン・シストロムとマイク・クリーガーについては、当ブログで以前 取りあげたことがありました。

インターネットの世界をより正しい方向に推し進めようとした2人は、Instagram(インスタグラム)を立ち上げたのです。
しかし、資金的な問題もあり Facebookに売却することになり、2人は、Instagramから去ることになります。

Instagramは、Facebookにより
写真を愛する人々ではなく、カタログショッピングモールとなってしまい、さらにTikTokの真似事まではじめてしまいました。

Instagramは、すでに 写真を愛するサービスと言えない状況になっております。

ここからが今回の記事の中心です。
Instagramの創業者 ケビン・シストロムとマイク・クリーガーの2人は、新しいサービスを立ち上げました。

今回のIT小僧の時事放談
Instagram(インスタグラム)の創業者が、開始したニュースサービス「Artifact」
と題して、Artifactとは、どんなサービスなのか? を中心にAIの活用について考えてみよう。

今回も小難しい話をわかりやすく解説しながら記事にしました。

最後まで読んでいただけたら幸いです、

スポンサーリンク

個人が本当に読みたい記事

Instagram(インスタグラム)の創業者 ケビン・シストロムとマイク・クリーガーは、新しいニュースサービスを開始しました。

サービスの名前は、「Artifact」ニュースサービスに分類されます。

「Artifact」の特徴は、一言で言うと

「個人が本当に読みたいと思っている記事」を紹介してくれる

というものです。

「個人が本当に読みたいと思っている記事」と言っても簡単ではなく AIを利用しています。
このニュースアプリは、ChatGPTが登場する前から独自の大規模言語モデル(LLM)で開発が行われていたそうです。

世界中に大量に流れ続けているニュースから 個人が読みたいニュースをAIが厳選して選び、リストアップする。

これだけならば、これまでのニュースアプリでも似たようなことg出来ていたかも知れませんが、Artifactは猛一歩踏み込んでいます。

誤解しやすいニュースタイトルを変える。

Artifact最大の特徴は、ユーザーが誤解を招くと指摘した記事タイトルを、AI技術を使って書き換えることができる。
ということです。

ニュースには、読んでほしいためにセンセーションルなタイトルを付ける場合があります、
これは、TikTokの最初の2秒間と同じ意味があり、最初に目を引き、記事を読ませる と言う仕組です。

そのため、記の内容と多少乖離したタイトルになっている場合もみかけます。

Artifactでは、この矛盾を解決すべくAIによって「記事タイトルを書き換える」という仕組みになっています。

「記事タイトルを書き換える」「個人が本当に読みたい記事」を選択するという手法は、独自の大規模言語モデル(LLM)によって成し遂げられている。

シストロムによれば
「ArtifactがGPTやBardと違う点は、文章を生成するのではなく、文章を理解していることなのです」
理解しているからこそ 「個人が本当に読みたいと思っている記事」をリストアップできるとコメントしています。

しかし、タイトルも含めてニュースなのではないか?
という疑問が生じる 勝手にタイトルを変えてもよいのか?

この問題に対してシストロムは、

「Artifactが見出しを変更する記事は全体のほんの一部」であり、
「コンテンツへのリンクのタイトルが、ほかの誰かが決めたものでなければならないというルールはありません。それらは誘導的であったり、誤解を招いたりするものである可能性があるからです」

この部分が、ニュースパブリッシャーからみてどのように判断されるかについては、まだ何の情報もありmせん。

ニュースだけでとどまらない

シストロムとクリーガーの目標は、ユーザーのニュース消費の習慣を改善することではなく、問題を解決するためにAIを活用することなのだ。

ケビン・シストロムとマイク・クリーガー

また、Artifactが、ニュースサービスからはじめたことは、とっかかりに過ぎない。ニュース記事はスタート地点であると言っている。

それがどのようなものになるかについては、明らかになっていない。

まずは、Artifactが認知されるかということからはじまると思います。

news参考記事
wired US
https://www.wired.com/story/plaintext-instagram-founders-artifact-news-app-ai/

英語版ですが、日本でもインストールすることができますのでお試し下さい。

Youtube MusicAppStoreで入手

Instagramの創業関連記事

Instagramの創業者 ケビン・シストロムとマイク・クリーガーについては、記事にしてありますので読んでみてください。
Facebookが、Instagramの理念を破壊したことがわかります。


Instagram
インスタグラム(Instagram)が、侵略される。 CEO Kevin Systrom(ケビン・シストロム)離脱の理由

どんなに優良企業でも利益最優先に舵を切りすぎると歪が出てきて崩壊します。 吉野家は、1980年(昭和55年) 120億円の負債を抱えて事実上の倒産しました。 倒産の原因は、利益率の維持のために 「米、 ...

続きを見る


Instagram(インスタグラム)を通販サイトにしたやつは、誰だ!

最近、Instagramは、「広告」が多くなってきた。 いや! 広告は、いいんです。 「インターネットは、広告と個人情報がなければ、成り立たないもの」 ですから。 どこかのIT企業は、そこをよく解って ...

続きを見る


Instagram
InstagramがTikTokもどきになってゆく

Instagram(インスタグラム) みなさん 使っていますか? 写真好きなIT小僧は、かなり昔から使っていたのですが、創業者が離れ、Facebookに買収されてから、ダメなSNSに落ちぶれていってい ...

続きを見る

   メンタルケアの決定版

-IT小僧の時事放談
-,

Copyright© IT小僧の時事放談 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.