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IT小僧の時事放談

インスタグラム(Instagram)が、侵略される。 CEO Kevin Systrom(ケビン・シストロム)離脱の理由


どんなに優良企業でも利益最優先に舵を切りすぎると歪が出てきて崩壊します。

吉野家は、1980年(昭和55年) 120億円の負債を抱えて事実上の倒産しました。
倒産の原因は、利益率の維持のために
「米、牛肉、つゆをコストダウン」により
味が落ちたことが原因と言われています。

今回のIT小僧の時事放談は、
インスタグラム(Instagram)が、侵略される。 CEO ケヴィン・シストロム(Kevin Systrom)離脱の理由
と題して
「インスタグラムの最高経営責任者(CEO)であるケヴィン・シストロムと、最高技術責任者(CTO)のマイク・クリーガー 離脱」
したというニュースを解説したいと思います。

小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

Instagram(インスタグラム)

Instagramご存知ですか?
写真共有サイトで世界中で使われています。

Instagramについて簡単にご紹介します。

Instagram(インスタグラム)は、無料の写真共有アプリケーション。日本では「インスタ」とも呼ばれる
コダックのインスタマチックおよびポラロイドのインスタントカメラに配慮してインスタグラムの投稿画像は正方形が基本である。
Wikipedia

創業者
Kevin Systrom(ケビン・シストロム)
Mike Krieger(マイク・クリーガー)

主な年表
2010年10月06日 アップルのApp Storeに登場
2012年09月 Facebookに売却
2016年06月22日 全世界のユーザー数が5億人を超える。
2018年01月   8億人以上(10億アカウントに到達したという話もあります)

アクセス数
1日間アクティブ数 500M+(5億)

広告ビジネス
世界の広告主は200万社以上
国内の広告主は1万社以上

すごいサービスですね。

国内の巨大掲示板やTwitterなどと違って誹謗中傷も少なく写真が好きな人たちがあつまる平和なサービスです。
「インスタ映え」
という流行語も出るぐらい一般的にも知られています。

Google Play で手に入れよう

AppStoreで入手

創業者の願い

CEO ケビン・シストロム

すべてはインターネットをよくするためだと、わたしは思います。

とインタビューで答えています。

TeitterやFacebookのような誹謗中傷や政治的に利用されるのではなく「美しい写真」で癒やされるためのSNSを目標にしてきました。

事実、Instagramは、いかがわしい写真や性的なことを排除しています。

ところが、2012年09月 Facebookに売却されてから少しずつ方向性が変わっているようです。

Facebook

Facebookが、Instagramを買収したときに

「自分たちはさまざまな企業の集合」
「アプリは独立した運営を続けられる」

とFacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg))は、
ケビン・シストロムとマイク・クリーガーに保証したと伝えられています。

ところが、Facebookの拡大路線が徐々にInstagramに迫ってきました。

WhatsAppという世界最大のメッセージサービスは、Facebookの傘下に入っています。

Instagramはフェイスブックのグループ内で、アクティヴユーザー数第4位を誇るアプリだ。
2位のWhatsAppは、これまで常に個人情報の保護に細心の注意を払っていたが、6月に共同創業者のジャン・コウムとブライアン・アクトンがやはり突然、辞職した。
理由はフェイスブックがデータ保護を軽視し、200億ドル(2兆2,600億円)を超える買収費用を回収するために、アプリへのターゲット広告の導入を執拗に求めたことだと言われている。
WIREDより引用

同じことがInstagramに起こり始めました。

FacebookとInstagramのアドレス帳などを統合するように

というメッセージ見たことありませんか?

Facebookは、売上とユーザー数に伸び悩んでいます。
今年になって話題になったケンブリッジ・アナリティカによるデータ不正利用で、公聴会に呼ばれたりして大幅なイメージダウン状況が続いています。
#deletefacebook」運動 というやつですね。

そして新たな問題が出てきました。
フェイスブック、5千万人情報流出の危険 1年以上放置

米フェイスブック(FB)は28日、FBのシステムに脆弱(ぜいじゃく)な部分があり、約5千万人分のアカウントについて、乗っ取りや個人情報流出の危険にさらされていたと発表した。

もう、これはだめでしょう。
Facebookの会員数は減るんじゃないのでしょうか?

減ってしまった売上と時価総額を回復させるために

10億を超えるアクティブユーザーをもつInstagramに手を伸ばしてきた。

というわけです。

「我々のおかげで成長できたんだから Facebookの売上に協力しろよ」
とザッカーバーグが言ったかどうかわかりませんが、このザッカーバーグの介入が多くなってきたことで創業者の2人が辞めることになった。

侵略されるInstagram

「すべてはインターネットをよくするためだと、わたしは思います。 」
という信念からはじまったケビン・シストロムとマイク・クリーガーのInstagramは、Facebookからの防波堤を失いました。

Facebookの古参幹部で5月からInstagramの製品担当責任者も務めていたアダム・モセリ(Adam Mosseri)が、Instagramのトップに就任する問wれています。

これでInstagramは、広告だらけのFacebookと同じようになってしまうような気がします。

そして、これまでInstagramが守ってきた
「友人のポストを再シェアしない」
ということも破られると思います。

過去には、WhatsAppとFacebookのアカウントデータを統合するのは技術的に不可能だと説明していたにもかかわらず
WhatsAppユーザーの電話番号とFacebookのアカウントを関連づけることを可能にするような利用規約の変更しました。

WhatsAppと同じようにInstagramがFacebookに取り込まれてしまうのか?

もう、美しいインターネットの模範たるInstagramを守る人がいません。

Instagram
すべてはインターネットをよくするためだと、わたしは思います。 Instagram CEO Kevin Systromの目指す世界

Instagram 皆さんは、使っていら ...

まとめ

吉野家は、創業者の「早い、旨い、安い」を守らずに倒産してしまいましたが、
そして「早い、旨い、安い」を守ることで復活しました。

Instagramは、どうなるのでしょうか?
Facebookの色が濃くなったら会員は、逃げ出すかも知れません。

WhatsAppを立ち上げたジャン・コウムとブライアン・アクトンは、ザッカーバーグと対立して辞めました。
同じようなことが
Instagramでも起こってしまいました。

Instagramに「写真の共有ボタン」が登場したら、Instagramの衰退が始まるスイッチかも知れません。

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