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IT小僧の時事放談

「radiko.jp」が「radiko」になり、AM放送がなくなるかも? 激動のラジオ時代が開幕する。

2019年3月27日

BCLという趣味をご存知ですか?
「Broadcasting Listening」要は、ラジオを聴くひとである。
1970年後半から1980年代にブームとなり、短波放送が聴ける受信機が売れました。
海外の日本向け放送も多く「アンデスの声(エクアドル)」「BBC(イギリス)」「モスクワ放送(当時、ソビエト)」「北京放送(中国)」「バチカン放送(バチカン共和国)」などなど、日本語向けの放送局が、たくさんありました。
特に人気なのは、「ラジオ・オーストラリア」時報時にワライカワセミを聴くのが楽しみだった。

当時、「ラジオ小僧」だった自分は、アンテナを自作したり、マーカーでダイヤルをセットしたりして短波放送を日夜冒険する日々が続いたな。

今回のIT小僧の時事放談は、
「radiko.jp」が「radiko」になり、AM放送がなくなるかも? 激動のラジオ時代が開幕する。
と題して、ラジオの世界が劇的に変わるかも知れないという話です。

小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。

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NHK配信開始

インターネットで聴けるradiko(ラジコ)は、2019年4月1日からNHK第一とNHK-FMを正式に配信することが決定されました。

NHKとradikoは2019年3月22日、radikoが運営するインターネットラジオの「ラジコ」において、正式サービスとしてNHKラジオを2019年4月1日から配信すると発表した。配信エリアは全国47都道府県で、配信コンテンツはNHKラジオ第1とNHK-FMである。

NHKラジオ第1は札幌と仙台、東京、大阪、名古屋、広島、松山、福岡の各局の番組を各エリアで配信する。NHK-FMは東京の番組を全国に配信するため、ローカルニュースの時間帯は東京のニュースが流れる。

日経BP
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/news/18/04500/?i_cid=nbpnxt_pgmn_topit

2017年10月から一部エリア(関東広域・福岡県域・宮城県域・広島県域・愛媛県域の5エリア)で試験放送でNHKラジオが聴けていたのですが、試験ではなく正式に配信となったのです。

radikoはNHKラジオの正式サービス化について、「これまでの実験配信を踏まえてNHKが総合的に判断したもの」と説明する。そのうえで「リスナーのユーザビリティーを重視し、ラジオの社会的価値を訴求するNHKと民放連の垣根を越えた取り組み」とする。
日経BP
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/news/18/04500/?i_cid=nbpnxt_pgmn_topit

なにはともかく、NHKが正式に聴けるとなると国会中継、臨時ニュース、災害情報など、出先でラジオを持っていなくてもスマートフォンがあれば聴くことができるので、大きな意味合いを持ちます。

ただし、radikoで聴けるのは、NHKラジオ第1とNHK-FMだけ、語学教室が聴ける第2放送は、NHKのラジオアプリ「NHKラジオ らじる☆らじる」で聴くしかありません。
Google Play で手に入れよう
AppStoreで入手

「NHKラジオ らじる☆らじる」

「radiko.jp」が「radiko」になった。

2019年3月18日  ロゴが「radiko.jp」から「radiko」に変更になりました。
同時にアプリも大幅に変わり、IT小僧は、まだ、操作に慣れていません。

直感的には、旧バージョンのほうが、良かったのですが、慣れで解決してくれることでしょう。

radiko(ラジコ)

日本のラジオ放送をインターネットで同時にサイマル配信(ライブストリーミング)するインターネットラジオで
IPサイマルラジオ(Internet Protocol simulcast radio)とも呼ばれています。

目的

2010年3月15日
実用化試験配信

2010年12月1日
在京・在阪民間放送局と電通の計14社で「株式会社radiko」が設立、本格運用を開始

目的は、

  • 高層ビル、ノイズが増えて雑音源増加で受信環境が悪化
  • 聴取率の低下
  • 難聴地域対策

我が家でも10年ほど前は、クリアに聞こえていたラジオ局が怪しくなっています。

radikoならばパソコンやスマートフォンがあれば聴けるということと、スマートスピーカーのAmazon EchoやGoogle Homeで聴けるのも大きな意味があります。
※IT小僧の家では、Amazon Echoでよく競馬中継聴いてます。

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「若年層がラジオを聴かなくなった」というのは、TV離れも一緒のことで「ラジオだから」というものでもない気がします。
ただ、家庭からラジオが消えつつあるのでラジオを聴く機会自体減っているのは、事実
聴くチャンスがなければ、聴くことはない。

また、若年層よりシニアに向けての番組が多いのも事実、アイドル関連のラジオは、聴いている人が多いかも知れない。
また、地方局に目を向けるといろいろな人の冠番組があるのでそれを楽しみのもいいかも知れません。
※IT小僧もその一人ですが、こんなラジオを聴いています。

TBSラジオ 月~金 13:00~15:30 たまむずび
TBSラジオ 月~木 08:30~11:00 伊集院光のらじおと
CBCラジオ 土曜日 19:00~19:30 大矢真那のホームタウン
東海ラジオ 日曜日 23:00~23:30 SKE48 1X1は1じゃないよ 現在 野島樺乃さんが、担当

リアルタイムではなく、あとから聴けるタイムフリー、自分の住んでいる範囲外を聴くためのradikoプレミアム(月間 ¥300)で聴いています。

radikoは、ラジオなので原則、自分の住んでいる地域の放送しか聴けません。
しかし、radikoプレミアム(月間 ¥300)を使えば、全国の放送を聴くことができるのです。
関東に住んでいるIT小僧は、radikoプレミアムを使わないとCBCラジオや東海ラジオが聴けないんだよね。

放送局

放送局は、radikoのリンク先が、正しい情報なので確認してください。
https://radiko.jp/rg/info/sp_area.html

2019年3月26日現在、民放ラジオ93局と放送大学を聴くことができます。

radikoプレミアムで 月間 ¥300かかるけど、北海道や、沖縄などの放送局を聴くのは、地方色があってとても楽しいのです。

聴取方法

radikoは、インターネットを使っているので、スマートフォン、パソコン、スマートスピーカーで聴くことができます。
また、スマートフォンの専用アプリもあるので緊急時のためにもインストールしておくことをオススメします。

Google Play で手に入れよう

AppStoreで入手

「radikoアプリ」

FM放送との連携

AMラジオとFMラジオがありますが、今は、AMラジオの一部は、ワイドFMとしてFM放送でも聴くことができるようになりました。
AM放送と違い、FM放送は、音がクリアなので聞きやすいのですが、対応しているラジオが必要です。
※古いラジオは対応していないので、IT小僧のクルマのラジオでは、NGです。

ところが、このワイドFMですが、ラジオ局は、こちらを主軸にしてAM放送を止める方向になりそうなのです。

共同通信によると、日本民間放送連盟(民放連)がラジオのAM放送を廃止するよう、総務省に制度改正を求める方針を決めた。

とニュースが流れました。
確かにAM放送は、スマートフォンなどが近くにあると聴こえなくなります。
FMラジオは、影響をほぼうけないため、そちらにしたい。
放送の設備の節約もあることも影響していると思います。

この流れからradikoは、次の流れを提案してきた。

ハイブリッドradiko

総務省が2019年1月17日に開催した「放送事業の基盤強化に関する検討分科会」の第2回会合で、日本民間放送連盟が報告

radikoとFM放送が受信できるラジオの開発つめりネットラジオが誕生するかも知れない。
? いや これって、スマートスピーカー買えばいいだけでしょ

ところが、ハイブリッドラジオは、FM波とradikoの両方の受信機能を持ち
FM電波が届くところは、ラジオで電波が届かないところは、radikoでカバーするというものです。

これって、スマートフォンならば実現可能ではないでしょうか?
すでに一部の機種では、実装していて「radiko+FM」というアプリがインストール
スマートフォンの画面で曲を選択できるという利点があります。

そういえば、WALKMANが流行っていた時代、FMラジオが聴ける機種がありました。
なんか、昔に戻るような気もします。

すでにauからURBANOというスマートフォンが出ていて、FM放送とradikoの切り替えができる仕組みになっています。
また、らくらくフォンと呼ばれるシニア層向けのスマートフォンも対応
https://www.au.com/mobile/product/smartphone/v04/

iPhone? ううん! どうでしょうか?
米国を毎年のように襲うハリケーンの防災で「スマートフォンにラジオ」という話は出ていますが、Appleがやるかどうかは、現時点では不明
「安全のため」「市民を災害から守る」となれば、Appleはやりそうだけど

iPhoneが始めれば、日本では、普及しそうです。

まとめ

衰退メディアと呼ばれたラジオは、radikoによって、復活の兆しが見えてきたような気がします。
テレビと違って「なにか作業をしながら聴ける」というのはラジオのいいところ。

また、テレビと違い「ライブ」が多いし、テレビでは聴けない話が出てくるのもラジオの特徴です。

近頃は、ラジオショッピングが、売れていて、
「商品が見えないのに・・・」
と思いますが、商品が見えないからこそ、「届いてものに間違いない」
という話もあります。

災害時もラジオの方が生き残る可能性が大きく、情報収集は、ラジオが最有力だとおもいます。
災害時は、ネット回線がどうなるかわかりません。
となると 地上波を受信できるラジオが最後のメディアの可能性が大きい。

災害対策用のラジオは、必要になってきそうです。

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