承認欲求 人に認められたい、注目されたい
そう この人が持っているこの欲求に目をつけて個人情報を集めまくったのが、SNS
Facebookなど 有名な親指アイコンこそ この いいね! を表しています。
でも それって ストレスになっていませんか?
今回のIT小僧の時事放談は
いいねの非表示実験をはじめたInstagram 余計なストレスをかかえない簡単な方法
と題して、SNSのいいねを表示しない機能追加 しかし、いいね市場は拡大傾向となってゆく
について考えてみよう
今回も小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
☆とイイね疑惑?
App Storeの ☆☆☆☆☆ ってありますよね。
見たことがあると思います。
Google Playにも amazonも商品の評判とレビューがあります。
でもそれって 全部が全部 本当の評価なのでしょうか?
例えば、App Storeを見てみると
公開日直後にレビューがたくさん掲載されている。
公開日直後に☆の評価がたくさん押されている。
こんなことは、他のところでもありますが、専門の業者に頼んで押させているんじゃないか?
企業の従業員を使って入れさせているんじゃないか?
詳しくは、書きませんが まぁ そういう業者や事例があるとかないとか 話をよく聞きます。
(# ゚Д゚) 切れ味が悪いなぁ (いや お察しください・・・)
企業案件もそうですが、俗に言う インフルエンサーの皆さんはどうなんでしょうか?
まじで 口コミで評価されている人もいると思いますが、頭のいい大人に仕組まれた人もいるんではないでしょうか?
人の評価なんて 結構適当で
先のApp Storeなどは、評価専用のAPIが用意されています。
もしクイズにあたって当選して商品が当たって
☆評価画面をお願いします。
なんて出てきたら ★ 押しませんか?
簡単です。
そりゃ なんかくれるなら ★ なんて いくらでも推してあげるよ
amazonの商品を購入すると 評価、レビューシてくれたら「何々を景品で」なんて紙が入っていたことのある人もいると思います。
このように他人の評価をアプリのダウンロードや商品の購入の動機づけになっている人 多いと思います。
IT小僧も例外なく チェックしていますから 他人の評価って重要でカネになるのだと実感しています。
SNSからはじまった いいね
いいねは、 Facebookが最初だと言われている。
Facebook
2010年4月21日にFacebookのソーシャルグラフ(英語版)と統合されるウェブサイト向けのインターフェイスであるFacebookのオープングラフの一部としてリリースされた
Google
2011年8月にGoogleは自身の+1ボタンを自社のソーシャルネットワークサイトであるGoogle+に統合した
Twitter
2008年 Twitterは、お気に入り (Favorites) を入れていましたが、2011年にフォローボタンを設置、2015年11月3日に「いいね」に変更
mixi
2010年4月にmixiボイスへ「イイネ!」機能が追加
ニコニコ動画
2020年7月に動画に対し「いいね!」機能を追加
当たり前のように、どのSNSもいいね! に該当するものがついている。
そしてその数は、評価へとつながり カネを生み出すことになってゆく
Netflixと契約している人ならば
「監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影」
というドラマを見てほしい。
そうとうやばい世界が描かれています。
そしてこのドラマは、事実(つまりSNSの向こう側の人の話)を踏まえながら描かれているので そうとう生々しい話です。
いいねを集めればお金持ち
これに対して数字では表せない価値もある。結婚式で互いを見つめ合うふたりの視線や、楽しかった休暇のひとこまなどがそうだ。それでもソーシャルメディアでは、こうした瞬間にも数字で価値がつけられる。「いいね」の数だ。
Instagramのフィードで画像をダブルタップしても支払いは発生しないが、この行為は通貨と同じ意味をもつ。投稿や動画、あるいは個人のページ全体の価値までもが、何回閲覧され評価されたかで示されることになるからだ。
WIREDより引用
本来無料のはずのSNSをつかって個人が広告をする時代となり、その評価は、いいねが深く関わっている。
インフルエンサーの登場である。
企業とすれば、人気のバロメーターである、フォロー数がわかりやすい指標となり、「インフルエンサー」への商品紹介のギャラと直結する。
そして、これは、いいね!を売買するという ビジネスまで発展することになっています。
参考までにいいねは、インフルエンサーや各種ブランドを巻き込んで10億ドル単位の経済を支えている。
と発表されている。
とここまでは、ビジネスでのいいねの話 でも 多くの人は、いいねで悩んでいる人も多いのです
いいねの表示をやめよう
ソーシャルメディア大手は数年前から、自らのサーヴィスが生み出すインセンティヴについて頭を悩ませてきた。「いいね」によって若者が自分をセレブリティや友人と比較するようになり、自尊心を損なうことにつながるのだろうか。「いいね」の存在が、怒りや敵意をあおる投稿や性的に過激な投稿を誘発するのだろうか。「いいね」はボットや組織的なキャンペーンで、いとも簡単に操作されているのではないか──。
WIREDより引用
別にSNSの評価などたいしたことではないと思っているIT小僧のような人もいれば
いいねの数で自尊心を失い、心までやられてしまう人も出てきています。
そりゃ 人間ですから SNSで出した写真に対してレスポンスがあれば嬉しいのは事実
IT小僧だって、このブログがどのぐらい読まれているか 非常に気になります。
しかし、これが行き過ぎると、いいねを稼ぐために
「怒りや敵意をあおる投稿や性的に過激な投稿を誘発」という結果になります。
※最近、過激な発言が続く当ブログも闇に落ちかけています・・・ 大きな反省点
そこで Instagramは、
いいねを廃止する実験を進めてきていいねの選択をユーザーに委ねよう
と5月末に発表
今後、初期設定でいいねの数を表示するが、フィードに表示される投稿や自分の投稿への「いいね」を非表示にする選択ができるようになった。
いいねを非表示にする方法
Instagram ほかの人の投稿についた「いいね」を非表示にできます。
設定 ⇒ プライバシー設定 ⇒ 自分の投稿の「いいね」を非表示
自分の投稿の「いいね」を非表示
投稿作成時に 詳細設定 ⇒ この投稿の「いいね」数と閲覧数を非表示にする
投稿時でしか今の所対応していません
いいね消した結果
数字が表示さえrていないだけでも気持ち的には気楽だし、自分以外のカウントも表示がないので 比較するとかなくなります。
もともと、数を目的としていなかった場合、好きな人はみてくれ
という気持ちで ストレスも減ることになります。
数字が重要な人には、数字を出せばいいだけなので この自分で選択できるというのは、気楽そのものです。
SNS疲れから 少しは開放されると思います。
Instagram以外は、数字が大事
TikTokなどは、数字が目立つし、相変わらず 数を争っている。
Facebookは、Instagramの様子見だろう
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まとめ
人為的な手を使って参加者たちのフォロワー数と「いいね」の数を争うという、不都合な真実っぽくなってきたSNSの世界
ビジネスライクになりすぎるとやがてユーザーは、離れてゆくだろう。
Instagramからいいねの数を消す試みを始めたというのは興味深い
Facebookに買収される前は、写真SNSの理想郷とも呼ばれた名残があるのだろうか?
過去にInstagramについて記事が、あるので時間があったら読んでみてください。
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とりあえず IT小僧のInstagramでいいねを外してみました。
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