IT企業の皆さん
あなたの会社の経営者層が、X/Facebook/Instagram/TikTokなどのSNSやUber(ウーバー)、スマートスピーカー、Netflixなどを活用していたり、話題にしているでしょうか?
今回の「日本のIT屋にひとこと」は、ITを使ってもいないのにITを語るな
というお話です。
目次
スタートアップ企業の経営者
IT業界にいる限り、新しいサービスは、毎日、毎時間と言うスピードでオープンされています。
スタートアップ企業のトップは、若い人が多く、SNSやサービスを駆使して名前を売り込んでいます。
企業名、自分の名前、商品を世間に知ってもらうことが先決です。
お金をかけてプロモーションもいいのですが、自らの発信が重要視されるネット社会になっていることを彼らは知っています。
あなたの会社の経営者は?
老舗のIT企業(言ってみれば古い体質の企業)では、自分はわからないからといって何もやらない経営者が多い。
「SNSでさえ人任せ」時々SNSで名前は、出ていますが、何年も更新していないという状況がみられます。
もっとも某国会議員のように「気に入らなければBLOCK」ばかりというのは、心が狭すぎる。
一番困るのが、自分が、使ってもいないのにサービスに対して横から口をはさむことです。
問題点を指摘するのは、経営者として正しいと思います。
指摘内容が間違ってしまうのも仕方がありません。
しかし、ジブンでサービスを使っていないのに指摘するのは、勘弁して下さい。
AIがプロ棋士に勝ったからと言って万能だと夢を見ないで欲しい。
AIについてサービスを開始するのでしたらAIのサービスを一度使って自分の目で判断して下さい。
意思決定をしている人間がユーザーの心理からもっとも遠い所にいる
そうなんです。ここが問題です。
自社のサービスがどのような人が使っているのか?
それを知らずにサービスの展開などできるはずもないです。
こんな話がありました。
囲碁のアプリを作ろうと話が来たのですが、本人が囲碁を知らないと言う。
知らなくてもいいけど勉強ぐらいはして欲しいです。
こんな話もありました。
50歳以上に向けて音楽配信サービスをするのに
「演歌」と「民謡」中心にしたいと考えているんですけど・・・
自分の親御さんが何を聴いているか聞いてきなさい。
こんな話もありました。
Xに広告をだすことになったのですが、プロモーション担当がXを使っていない。
これってなんだろう? こんなんでいいの?
経営者のスマホは誰が面倒見る?
ある経営者は、自分のスマホの設定をシステム部に任せるという。
自社の決済システムを中国企業に全部任せっきり
開発担当は、中国国内出日本語がNG
間に入っている業者が橋渡し
自分のスマホで中国旅行
中国という独裁的な社会環境に自分のスマホを持って行く危機感なし
アイドルを見習おう
X,Facebook,Instagram,Showroom,755そしてブログと最近のアイドルは、SNSフル活用です。
特にAKB48グループは、これらSNSを活用して日々ファンに発信しています。
どれを使うか?どのように使うか?に関しては、本人に任されているようですがこれらをを使い分けて効果的にファンを掴んでいきます。
もちろん、何もしなくても事務所の力でのし上がってくるメンバーもいますが、多くのメンバーは、地道な努力を重ねています。
アイドルも「かわいい」だけでは売れない時代になってきました。
何十人もいるグループで選抜と呼ばれる16人(前後)に選ばれるためには戦略が必要なのです。
そして、こういう言い方は、あまりよくないけど
「バカでは、アイドルは、できません」
まとめ
ITサービス会社は、常に業界の状況を見極め、何が流行っているかについて目を光らせている必要があります。
特に意思決定権を持っている人は新たに出現したサービスを最初に使ってみて欲しい。
Instagramだって最初は英語版しかなかったのです。Vineなんか英語版しかありませんでした。でも高校生をはじめ活用をはじめました。
Vineは残念なことになったけど、ものすごく広まりました。
IT経営者のみなさん、無料で宣伝できる媒体が、そこにあるのです。
Googleで検索すれば最新のサービスも見つかるでしょう。
「ITを使ってもいないのにITを語るな」
と同業者に言われないためにも頑張ってください。
何かの参考になったら幸いです。
よりよきIT人生を送れるようにお祈りしています。