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日本のIT屋に一言

老朽システムの「お守り」は年寄りがやるべきこと 若者にやらせるのは犯罪に等しい

日本のコンピュータシステムは老巧化しています。
多くの企業で

未だに汎用機でCOBOLで動いているなんて珍しくもなんともない
お役所だって「京都市」をはじめ 新しく構築できないところばかり

理由は、簡単
「失敗して責任を取りたくないから 先送り」
そんな経営者ばかりです。

でも ポンコツなシステムでも誰かが面倒を見なければならない

今回のお話は
老朽システムの「お守り」は年寄りがやるべきこと 若者にやらせるのは犯罪に等しい
と題して 保守問題についてIT小僧がぶった切ります。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

2025年の崖から落ちる日本企業

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コロナ禍ということもあり 老巧化したポンコツなシステムは、どれぐらいあるのだろうか?

少なくても ここは、まだ使っているはず

京都市が117億円投じた30年もの基幹システム刷新を中断 | 京都市 税額通知書の金額を誤記載 プログラム作成でミス

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さらに 最近 グリコのシステムトラブルが起きたため システムの刷新を見送る経営者が増えそうです。

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こういうことを考えると「2025年の崖から落ちる日本企業」なんてそこらじゅうにあると思われます。

そして これらの多くは、何十年も前に構築された 汎用機*COBOL という組み合わせである。

カネを生まないのに カネばかりかかる

老巧化したポンコツなシステムでも 誰かが面倒を見なければなりません。
つまり 保守作業が必要なのです。

システムは会社のもっとも重要な仕組みであり。止まったら The END なのです。
システムが泊まれば事業が止まる。
こんな単純なことが理解できない経営者が多いこと

未だにコンピュータやシステムは、カネを生まないのに カネばかりかかる

とマジで考えている経営者が実際にいます。
いや 予想以上多いかも知れません。

そういう経営者に限って システムが止まると大騒ぎするわけです。

ポンコツなシステムの介護

企業の経営者の多くは、システムにカネをかけたくないので できるだけコストを抑えたい
というわけで 派遣や給与の安い若手を抜擢しようとするわけだが、
それは、犯罪に近いということを知ってほしい。

そもそも会社のシステムを他人任せにするなど 自殺スイッチを他人に渡すようなものなのです。

もちろん プロの保守会社と契約するのは問題ないのですが、社員としてシステムを面倒見る専門家を用意しておくべきである。

もっとも 老巧化したポンコツなシステムをERPに置き換えれば 事実上 保守作業というものは、自社で行う必要もなくなる
ということなのですが、上述したように 「失敗して責任を取りたくないから 先送り」 ということでシステムの改変を行わなければ

永遠に保守作業と要員が必要になるのです。

つまり ポンコツなシステムの介護作業が永遠に必要なのです。

若者にやらせるな

ポンコツなシステムの介護作業を若者にやらせることは犯罪に等しい行為で その可能性を詰んでしまう。

レガシーなシステムもいつかはリニューアルするわけですから若者にやらせてはいけない。

 

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