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日本のIT屋に一言

プロジェクトマネージャーの人にお届けします 14の劇薬処方箋

プロジェクトのトラブル解決大全 小さな問題から大炎上まで使える「プロの火消し術86」

プロジェクトマネージャーのみなさん。
このページにたどり着いたということは、かなり困っている状況と察します。

  1. プロジェクトが上手く進まなくて悩んでいる。
  2. 火を噴く寸前である
  3. あるいは、既に燃えている。

こんな状態のプロジェクトを担当している人にだけ読んでいただきたく思います。

決定的な劇薬を用意いたします。

今回の日本のIT屋にひとことでは、
プロジェクトマネージャーに捧げる 14の劇薬
と題して

劇薬だから何度も使えない

けど やらなければならないについてお話します。

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プロジェクトが遅れた原因などほっておけ

プロジェクトが遅れる原因は、多々あります。

  1. そもそも無謀なスケジュール
  2. 無理やり追加を突っ込んでくる顧客
  3. メンバーのスキル不測
  4. メンバーの離脱
  5. バカなリーダー
  6. 緊急事態なのにエビデンスとか、手順とかバカ正直な雰囲気
  7. 腹をくくれない責任者

プロジェクトの遅れの原因なんか探しても意味ありません。
問題は、どうやって、切り抜けるかです。

ですから
プロジェクトが遅れた原因などあとで暇なときに検証すればよいのです。

ここに来て
PMBOK(Project Management Body of knowledge)

とか

プロジェクトはチームワーク

とか言っているやつは、実戦経験のない人ですからほっておきましょう。
綺麗事でプロジェクトは、完成しません。

劇薬1
遅れた原因探しは、終わってからやれ

火消し人の調達

プロジェクトマネージャーは、お金と人を握っています。

そこで、上司に掛け合いましょう
「このままでは、プロジェクトが失敗します。会社に迷惑をかけることになります。」
「そこで、相談があるのですが、プロジェクトを軟着陸させるためにXXXXさんを貸してください」

XXXXさんとは、火消し人です。
システム会社には、多かれ少なかれ「火消し人」と呼ばれる、エース級の人材がいるはずです。

この「火消し人」を上からの命令で引っこ抜きます。
できれば、2~3人 できるだけかき集めます。

「プロジェクトの失敗の原因は、無理なスケジュールを押し付けた営業と認めた会社側にある。」
ことを上司に話しましょう。

ここで「ウダウダ ネチネチ」と言ってくる上司ならこの会社を見限ったほうがよいです。
そんな使えない上司の下では、この先、同じことを繰り返してあなたが疲弊するだけです。

使えない上司だったら、その上に相談しましょう。

劇薬2
火消し人を調達すべし

劇薬3

バカな上司は、見限りましょう

劇薬4
火消し人に権限をもたせる

タスクを日単位にする。

スケジュールの遅れは、期限、ギリギリまで作業しないという
「人間の根本的な性質」によるものです。
人は、間に合えばよい と考える生き物なので余裕のあるときは、仕事をしません。

ですから、この段階で

今日、ここまでやる
明日、ここまでやる

とはっきりと命令します。
報告させることを忘れないようにしましょう。

日々のタスクですから、チェックもそんなに時間がかかりません。

このとき大事なのは、
「やってください」
ではなく
「やりなさい」
です。

号令をかけないと人は動きません。

劇薬5
タスクを日単位にして報告

劇薬5
号令をかけて作業させる

できたら休ませる

日毎のタスクができた人は、帰らせましょう。
他の人を手伝っては、いけません。
そんなことをしたら、共倒れです。

先に調達した「火消し人」は、できない人をサポートする役目をさせましょう。

劇薬7
できたメンバーは休ませろ

顧客とのネゴシエーション

遅れそうだったら、まず、営業と一緒に顧客のところに行って
「これこれ こうだから 遅れます」
とはっきり宣言しましょう。

一番最悪なのは、本番稼働時に

「できていない」
「障害」

が発生した場合です。
これは、手遅れです。

「このまま 本番に行ったら 障害が起こりますよ」
と宣言しましょう。

顧客は、怒るかも知れませんが、営業に怒られてもらいましょう。

そして
「プロジェクトが失敗して困るのは、あなたではありません。顧客です。」
ここを押さえておきましょう。

劇薬8
顧客に失敗するかも宣言をする

劇薬9
失敗して困るのは顧客という立ち位置で有利に進めろ

チームワークなんて捨てろ

ここまできたら、チームワークとか、意味ありません。
馴れ合いでは、どうしようもない状態です。

ここで活躍できるのは、
「エース」と「火消し人」です。
ここだけが頼りです。
平均以下のメンバーは、単純作業に専念させましょう。
試験とか、データ作成とか、誰でもできる仕事をさせます。

根幹部分は、「エース」と「火消し人」と「平均以上の秀才タイプ」に任せます。
彼らと討ち死にする覚悟でプロジェクトを進めます。

劇薬10
頼りになるのは、エースと火消し人だけ

劇薬11
人の力に勝るものはないのです。本に書いてあるプロジェクト手法などゴミ箱に捨てろ

心構え

プロジェクトマネージャーの使命は、プロジェクトを完成させることです。
そのためには、
「法を侵さなければ 何をしてもよい」
とあらゆる手段を考えましょう。

そうです。
何をしてもよいのです。

「人が足らなかったら他の部署から 優秀な人材を引っこ抜く」
「顧客とあらかじめネゴシエーションをする」
「営業でも社長でも使えるものは何でも使え」

劇薬12
プロジェクトのためなら法を侵さない限り何をしても良い(ときには、すれすれをやれ)

バカを切れ

これは、実体験です。

ある決済のシステムで、遅延が発生
遅延が遅延を呼び かなりヤバいことになってゆく

そんな状況で あるリーダーは、開発会社に電話をかけて

「原因を調べて・・・」

なんてほざいている。
さすがに、耐えきれず 口を挟んだ

「すぐにシステム停止、システム再起動」

というと

「それじゃ、止まった原因がわからない」
と言いながらグラフが張り付いているモニターを見続ける

このとき思った

修羅場を経験していない こいつは、使えない 

原因なんか後で良いから まず 動かすことを最優先

というわけで 開発会社に連絡して、データベースの保全、回線の社団、システム再起動を司令

運がよく・・・ 無事にシステムは復旧した。

原因なんてあとから調べればいいし、そんなの このタイミングではどうでも良い

しかし、本当の悪夢は、このあとに起きた。
原因を、開発会社のせいにして、多額の賠償金を請求していた。

自分は、この事件でこの会社を見限った。

開発会社の皆さん、このブログを読んでいたら、覚えておいてください。

契約書に「保証費用 無制限」なんて書いてあったら、その会社と縁を切れ
100%言いがかりをつけて多額な保証を求めてくる。

保守と言いつつ毎月使い切ろうとなんか言ってくる会社とは、おつきあいするな。
保守とは、そもそも作業でない。

保守ではなく作業費ですね と明確にしましょう。

見積もりで条件反射で「高いなぁ」と言ってきたら

「高いとお感じになる根拠を言ってください」

と言ってください。
まともな会社ならば、きちんと説明できるはず それができないで「高い」と言っている会社とは、必ずトラブルが発生する。

そうです。君子危うきに近づかず

劇薬13
バカな会社と付き合うな
※劇薬と言うより予防薬

まとめ

自分は、数々のプロジェクトを失敗してきました。
成功したプロジェクトもありますが、記憶に残るのは、「失敗プロジェクトです」
このブログは、そこから考えだした劇薬です。

劇薬ですから副作用は大きいと覚悟してください。

借りもたくさんできることでしょう。
会社に居づらくなるかも知れません。
周りに迷惑をかけることになります。

しかし、プロジェクトマネージャーの使命を成し遂げたいのでしたら

劇薬12
プロジェクトのためなら法を侵さない限り何をしても良い(ときには、すれすれをやれ)

この格言を心に置いて冷静に対処することが大切です。

プロジェクトを乗り切れば、劇薬の副作用などどこかに消え去ります。

「よくやったと称賛してくれるはずです」

プロジェクトを成し遂げたらメンバーと一緒に思い切り騒いで発散してください。
彼らは、あなたの財産になることでしょう。
多少、奢っても損はありません。

そして最後の劇薬です。

劇薬14
人は、財産です。お金より価値があります。

もう一度言いますよ

これは、「劇薬」なので「最後の手段」です。

健闘を祈る。

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