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小僧のオススメ

IT技術者が人手不足の今が転職のチャンスです。派遣、SIer、客先常駐の皆様に贈る言葉

2018年10月19日

「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方

2019年、消費税が増税になると発表がありました。

黒田東彦日銀総裁は14日、安倍晋三首相が予定通り来年10月に実施する意向を固めた消費税率10%への引き上げに関し、
「現時点で景気に大きなマイナスの影響があるとは考えていない」との認識を示した。訪問先のインドネシアのバリ島で開かれた討論会で発言した。

黒田総裁は、消費税率が一律に5%から8%へ引き上げられた前回の増税時と異なり、食料品などを8%に据え置く軽減税率が適用されると説明。
10%への税率引き上げによる負担増は「前回引き上げ時に比べ約3分の1から4分の1」にとどまるとの試算を紹介し、「(景気への影響は)極めて小さい」と述べた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018101400194

システム屋としてこのニュースを聞いた時
「あと1年は、システム屋は、食えるな」
と思いました。

IT業界は、慢性的に人手不足と言われています。
でも本当にそうでしょうか?

今回のIT小僧のオススメでは、
IT技術者が人手不足の今が転職のチャンスです。派遣、SIer、客先常駐の皆様に贈る言葉 
と題して
転職を考えるのなら今が絶好の機会です。
という話をいたします。

このブログで何かヒントを掴んでいただけたら幸いです。

人手不足

新聞、テレビ、ネットでも「人手不足」の文字が載らない日は、ありません。
空前の「人手不足」という言葉を連呼しています。

でもこの「人手不足」本当に続くのでしょうか?
そして 本当に「人手不足」なのでしょうか?

消費税増税、AIに人材削減そしてオリンピック後に予想される不況の波を考えれば
「いつまでも人手不足で騒いでいる場合」じゃないと思います。


目に見えないものにおカネを出さない

日本の企業の経営者の多くは、
「目に見えないものにおカネを出さない」
という人が多いのを現実問題として目にしてきました。

「そんなわけのわからないものに大金を払えるか?」

簡単に言えばこんな感じです。
その先に出てくる言葉は

「値下げしろ」

ただそれだけです。
そういう経営者を相手にしてきた元請け企業(SIer)の多くは、値下げ交渉に頭を悩ませ、納期に頭を悩ませてきました。
結果、「安い工数で短期間」という案件が大量発生
利益を出すためには、安い下請け会社に丸投げ、結果はみえてますよね
プロジェクトの失敗、訴訟

こんな例を数十と見てきました。

いまでも、時々ニュースになっていますが、IT関連の訴訟が増えています。

派遣社員の場合

日本のITエンジニアの給与が低いのは、SIerを頂点とする労働集約型のシステムが生み出した悲劇です。
元請けが、予算を握っている限り下請けになればなるほど中間マージンを搾取されてギャラが低くなります。
そう多重下請け構造人月工数という事象がなくならない限り、ITエンジニアは、安いおカネで働かされることになります。

そして、最前線でプログラムを組んでいたエンジニア達
安いギャラで働かされ、出口の見えないプロジェクトを黙々とやり続け
身体と心をボロボロにしてまで働いています。

苦労してプロジェウトが終わったら
「はい 契約期間終了です」
と放り出されて次の仕事を待つ毎日

報われないどころか、ただの使い捨ての駒に過ぎません。

派遣社員という安定しない身分で働いているエンジニアの皆さんは、そこにいては、絶対にダメです。
年齢を追うごとに需要はなくなります。
気がついたら、どこも雇ってくれないというタイムリミットがあります。

SIerの場合

SIerという世界は、プロマネと呼ばれる「現場監督」が、下請け企業「別名 労働者集め」で集まってきた人間を使ってプロジェクトを進める場合が多いです。
残念ながらこの プロマネ(正式には、プロジェクトマネージャー)の多くは、スケジュール管理と予算が主な仕事でコンピュータの知識がない人がいます。

プログラムを組んだことも
データベースを構築したことも
ひどい場合は、現場でどんな環境がが使われているかを知らない。

そんな人が多いです。
全部ではないですが、多いことは、間違いありません。
案件が多いとされている2018年ですが、来年の消費税増税が終わるころ、今と同じ案件があるかどうかわかりません。

消費税増税

オリンピック後に来ると言われる不況
AIの普及による人員カット

会社というものは、業績が悪くなったときに最初にIT予算を削るのです。

2020年のオリンピック後

仮に2020年のオリンピックまで案件があったとしても、その後にやって来る状況は、過去のオリンピック開催地をみてみればよくわかります。
たった数週間のために莫大なおカネを使うわけですが、そのおカネの多くは、借金です。
反動がないわけがありません。

SIerという会社は、企業から直接仕事をもらっているわけですから、企業のIT予算削減されると収益に影響します。

代わりの人

あなたが、今やっている仕事って、代わりはいくらでもいるのです。
あなたしかでいないというアドバンテージがありますか?
アドバンテージがあるのでしたら、このまま今の会社で仕事をオススメします。

年齢によるプロマネ引退

プロマネという仕事もいつかは、引退する時期がきます。
そのとき、ITに関する深い知識や金融などの業務の深い知識経験があれば、次のステップにすすめますが、もしマネージャーという仕事だけしかやっていないとすると会社の状況によってリストラの対象になってしまうかも知れません。

リストラやその他の要因で会社を去るときがきたら、どうしますか?
マネージャーの経歴だけでは、転職は厳しいと思います。

客先常駐の場合

お客様の会社に出勤して、その会社のシステムの保守を行う。
会社とすれば「都合の良いITの何でも屋」的な感覚で雇っていると思います。
会社とすれば、社員でもないのでコストはかからないからです。

IT予算削減

しかし、システムの入れ替え、IT予算削減などでそのポジションを失うかも知れません。
長年、客先常駐をしていると あなたのITスキルは、停滞します。
狭い世界だけで仕事をしているため業務知識もITエンジニアのスキルも止まったまま

正社員は、希望なし

常駐先で正社員にしてもらえればよいのですが、企業は、コスト削減のため
「誰でもできることは、できるだけ社員ではなく派遣でまかないたいのです。」
社員にしてしまうと簡単に退職させることができないのです。

銀行をみてください。
「窓口業務は、派遣社員の人が増えてきました。」

それでも客先常駐を続けますか?

IT人材人手不足の本当の意味

人手不足の業界をみてください。

サービス業
IT関連
介護

どれも給与が安いのに長時間労働という業界です。

IT業界の人手不足と呼ばれている対象は、そのほとんどが、派遣社員、そしてプログラマーです。
プログラマーは、本来、特殊技術が必要なため 給与が高い職種だったのです。

それが、いつのまにか、底辺との呼ばれる仕事と言われるようになっています。

欧米では、1000万円超えのプログラマーは、大勢います。
そのぐらい、特殊な仕事と思ってください。

日本のIT産業が、世界に飛び出すことができないのは、
SIerを頂点とするピラミッド型の人月+多重下請け構造ができてしまったからです。

そして「今、言われている人手不足」というのは、
「安い賃金でたくさん働いてくれる人が人手不足」
と言う意味が強いです。

労働人口が減っていることもありますが、非正規雇用の人が多いという現実をみると
会社が、派遣社員を都合よく使っているとしか思えません。

会社という生き物の本音は、
「社員を減らし」
「派遣を増やし」
「できれば 全部 AIにやってほしい」
と願っているかも知れません。

下降線

2020年のオリンピックの終焉で日本経済は、大きく下降線をたどることでしょう。

  • 開催後の債務
  • 税金
  • 自動車産業をはじめ、日本が得意としていた「ものづくり」は、すべてAIや機械が行うことになります。
  • 基幹産業の自動車は、電気自動車が普及した途端に下請け産業が壊滅します。
  • AIが中心となる世界なのに米国、中国に完全に周回遅れ

この先、この国が持っていた職人的なものは、すべてAIやロボットに変わります。

「AIが普及しても人間の仕事はなくならない」
なんて言っている お花畑の人がいますが、
「そんなことはありません」
「あなたの仕事が、AIがやってくれるとしたら 間違いなく職を失います。」
なぜって、AIのほうが、コストがかからないからです。

「人手不足」から「人あまり」の時代が近いと思っています。


生き残るために

あなたが、今の仕事が続けられるかどうか考えてください。
今の能力だけで大丈夫なのかどうか?

ITは、つねに変化している業界です。
最新の技術にたいして柔軟に対応できる頭脳が必要です。

柔軟な頭脳を身につけるには、多くの経験と有能な人たちの中で仕事をして経験を積むしかありません。
自分より有能な人が多くいる企業で仕事をしましょう。

特に若いうちに経験すると大きな財産となります。

ITエンジニア人手不足の今がチャンス

ここまでブログを読んできて新しいことにチャレンジしたいと思う方いらっしゃると思います。

特に

「派遣で仕事をしている人」
「客先常駐で仕事をしている人」

今のままでは、将来不安です。

そこで「人手不足」の今こそチャンスです。
このタイミングを逃して「求人が減る時代」が来たときに慌てても間に合いません。

これから伸びてくるIT企業が、多くの才能ある人を待ち望んでいます。
そのために、ITを専業としているサイトに登録して自分を積極的に売り込みましょう。


会社選びのコツ 5つの贈る言葉

  1. 経験がないからと言って経歴で候補を絞らない。
    ⇒Webの経験がないからと言ってWebの適正がないとは限らない。
  2. 給与、技術の上を目指そう
    ⇒転職するからには、ハイレベルな仕事を目指そう
  3. 数多くの応募を行いましょう。
    ⇒数打てば当たるのではなく、数を打たないと当たらない。
  4. 前進あるのみ
    ⇒一度や二度のお断りに負けるな。
  5. 面接は、きちんと背広を着て受けよう。
    ⇒服装自由と言っても面接官は年上の場合が多いので最初が肝心です。

面接突破の心得は、以前ブログで書いたので参考にしてください。

IT業界の転職を成功させるためにKAZUを見習おう

厚生労働省が発表した2018年2月 ...

求人サービスは、専門スタッフが大事

昨年までIT業界で人材の仕事をしていた自分が、ここ数年でもっとも気になっている求人サイトがレバテックをご紹介いたします。

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もう一度言いますが、
「人手不足」の今こそチャンスです。
不況で求人が減ってからでは遅いのです。

ぜひご検討ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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