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IT小僧の時事放談

ブランド化に成功したiPhoneは、誰も追いつけないのです。

2018年9月13日

iPhone X 256GB SIMフリー スペースグレイ

ビニール製のバッグなのにあのロゴがつくと 五万円
たかがコーヒーカップなののあのロゴがつくと 数千円
よくある話ですよね。

ブランドが好きな人は、商品はなんでもよいのです。
お気に入りのブランドを買い漁ることが楽しいのです。

ブランドを手に入れた企業は、成功を約束されています。

今回のIT小僧の時事放談では、
ブランド化に成功したiPhoneは、誰も追いつけないのです。
と題して
スマートフォンとブランドについて
いつものように小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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iPhoneとAndroid端末の違い

スマートフォン界のポルシェと言って良いでしょう?
(かつてのMacintoshも同じようなことを言っていました)

iPhone Xという高機能なスマートフォンですが、同じような機能を持ったものは、Huaweiで6万円程度で購入できます。
約半額ですね。
Face IDという機能はありませんが、実用的には、同じことができます。
iPhoneしか使ったことのない人には、理解が難しいと思いますが、現在のAndroidは、よりパーソナル志向になっていて、使う人に寄り添うOSを目指しています。
そこがAppleの決めたルール内でしか使えないiPhoneと大きな違いです

いやぁ そんなことないよ

とおっしゃる人も多いと思いすが、開発してみるとAppleのルールの厳格さに驚くばかりです。

スマートフォンは、好みの問題ですから、どっちが優れていると決めるのは、日本酒が好きかワインが好きかというようなもので一概には決められませんが、
この2つのスマートフォンの違いは、

Appleのルールに賛同して従う。
のか
個人の自由を尊重する。

という違いです。

根本的な思想が違うので どっちが優れているかなんて判断できないのです。
iPhoneとAndroid端末を開発するとそのことがよくわかります。

ブランド化

iPhoneは、ブランドとしての価値が出来上がっています。
ですから、少々高価でも人々は、買い求めます。
これは、Appleの方針が成功したことに違いありません。

2013年にAndroidの世界的な普及に焦ったAppleは、iPhoneの低価格版
iPhone 5c を発表しました。
それまでのiPhoneとは違い、プラスチックのような素材で背面を覆い、カラフルな色を出して、Androidの牙城だった低価格路線に切り出そうとしました。

結果は、失敗と言っていいでしょう。

誰も安っぽいiPhoneを望んでいなかったのです。

そこでAppleは、高級機路線に切り替えます。
アルミ素材、ステンレス、ガラス素材を贅沢に使い、見た目重視
肝心のOSは、Androidの機能を真似たりしたぐらいであまり進歩していないと言っていいでしょう

AIでスタートダッシュを決めたSiriは、ただの音声コマンドに成り下がり
iPhoneを売るための機能でとどまっています。
GoogleやMicrosoft、IBMそしてAmazonのAIには、遠く及びません。

今のiPhoneは、SiriではなくFace IDをAIの前面に押し出しています。

でもiPhoneは、それでよいのです。
美しく、洗練されたデザイン、Appleのルールで決まられたアイコンやアプリ

そして、学生には、簡単に買えない値段

そうです。
ブランドは、値段が安いと売れません。

高い値段だからこそ売れるのです。

スマートフォンというパーソナルで日常的なものをブランド化として認知させたiPhoneは、原価がどうとか、カメラがどうとか
そんなものどうでもいいのです。
(よくはありませんが)

ブランド化したものを批判するのは、難しいのです。
IT関連のマスコミも持ち上げることはするけど、下げることはないでしょう。

ビニール素材のブランド品が、数万円の値段だとしても使い勝手など批評しませんよね。iPhoneも同じことなのです。

だからブランドなのです。

今のiPhoneは、ブランドを守るために全力を注ぎ込んでいます。
おそらく安いiPhoneは、絶対出てこないし値段も上がり続けることでしょう。
機能なんてそんなに変わらくて大丈夫
今回の機能アップなんて体感できないレベルでしょう

iPhoneであれば売れるのです。

クック氏(CEO)の戦略は、大成功です。

 iPhone XS/XS Max/XR

新iPhoneが登場しました。
全部、Face IDです。

そりゃ、開発費をぶっ込んだわけですから、搭載するわけです。
指紋認証がなくなってしまいました。
iPhoneを使う人は、マスクができなくなるわけです。

そんなことは、どうでもいいのですが、すでにやることがなくなって
防水を表に出してきました。

「日本の携帯文化からすると防水で自慢するとは、何を今さら」

ということですが、これで水中撮影をiPhoneでできる可能性が出てきました。
もっとも10万超えのスマートフォンを海水につける勇気はありませんが。

値段も最低価格でギリ10万を切ってきました。
ここまで値段が上がると、信者の人はともかく、一般の人がついてこれるかどうか微妙な状況です。
バッテリーの寿命を考えると3年程度

真のブランド化にむけて舵を切ったAppleは、勝負に出てきました。

iPhone XSの価格

64GB 12万1824円
256GB 14万184円
512GB 16万5024円

iPhone XS Maxの価格

64GB 13万4784円
256GB 15万3114円
512GB 17万7984円

iPhone XRの価格

64GB 9万1584円
128GB 9万8064円
256GB 10万9944円

同じお金を出すならばDSC-RX100買ったほうが楽しい

もう、貧乏人は、使わなくていいよ!と宣告されたような気がします。

このお金をスマートフォンで使うのなら、ハイスペックカメラを買ったほうが楽しいかも知れない。

SONY (ソニー) Cyber-shot DSC-RX100 M6とiPhone XSが同じぐらいか?
こう考えるとすごいな iPhone

DSC-RX100M5なら、新iPhoneより安いし長く使えるし、写真を撮る楽しみが増える。

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iPhoneを世界で一番安く手に入れることができる国

iPhoneは、高給ブランドとして認知されています。

高級ブランドは、もともとアッパークラス(単なる金持ちではない)が所有しているものでした。

日本では、女子高生がブランド品を身に着け、学校の行き帰りをしていたり
異常な時代がありました。

さすがに今は、そこまですごくありませんが、iPhoneを普通に持っていたりします。

これは、世界的には、異常なことで
iPhoneのような高級ブランドなど学生が簡単に持てるものではないのです。

日本では、iPhoneを売るためにキャリアが優先的な施策を行っていました。
iPhoneだけ、安価で販売できたのです。

そりゃ、売れますよ iPhone
みんなが持っているものと同じものを所有したがるところを巧妙についた作戦は大成功

発売日の長蛇の列で話題作り、とびつくマスコミ

すでに年中行事となったiPhone発表会と発売日

もうiPhoneの戦略は、完璧です。

ただし、今後iPhoneがいままでと同じように安く使えるかどうかはわかりません。

通信費と端末代を分離しなさいとお役所から言われ始めました。
これが、厳しくなると今までのように安くiPhoneが入手できなくなるかも知れません。

もし、スマートフォンにそんなにお金を出すことが、賢い生活ではない!
という流れが来たとしたら、iPhone帝国ニッポンも危うくなるかも知れません。

まとめ

ここまで高級ブランド化してしまうと
かつてアップル信者だった自分も興味がなくなってしまいました。

だって、前のモデルと何が違う?

iPhone Xのバリエーション追加でしょう。

そして最大のウリのFace IDは、認証するだけの仕組みだけなのです。
そのFace IDのためにどんだけセンサーのせているんだろう。

もう一度言います。
Face IDは、認証するだけの仕組みなのです。

アップルさん難しいのは、承知しています。
いままでだったら、驚きのアイテムや機能を出してきたでしょう。
少なくてもジョブズは、出してきました。

iPhoneのブランド化に必死になるより、世界を変えるものをAppleから出して欲しい。

いまこそ、このCMをティム・クックCEOに送りたい。

もと いちアップル信者の願いです。

自分は、ブランド品より実用品を選びます。

さて、最後の実用品であるiPhone SEを探しに出かけるか?

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