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IT小僧の時事放談

架空の異星人の言語が学習できる。外国語習得サービス Duolingo(デュオリンゴ)  クリンゴン語公開


Duolingo(デュオリンゴ)というサービスをご存知ですか?

Duolingoは無料の教育ウェブサイトやアプリ、有料の資格試験を提供する言語教育プラットフォームである。2016年4月までに59言語に対応し、23言語向けに現在開発中である。 利用者がコースを受講する事で、同時にウェブサイトやその他文書の翻訳に貢献するように設計されている。
ウィキペディア

開発者は、米国のカーネギーメロン大のLuis von Ahn教授らにより開発された外国語学習のクラウドサービス
世界で一番ダウンロードされていると言われています。

その数、1億2000万人

この世界的にも有名なDuolingo(デュオリンゴ)に SFドラマに出てくる架空の異星人の言語追加されました。

今回の「IT小僧の時事放談」では、
「架空の異星人の言語が学習できる。外国語習得サービス Duolingo(デュオリンゴ)  クリンゴン語公開」
と題して
「言語を通じての文化」
について考えてみよう。

今回も小難しい話をできるだけ簡単に解説しながらブログにしました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。

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クリンゴン

そもそも クリンゴン語とはなんでしょうか?

クリンゴンとは、米国TVドラマ「スター・トレック(原題: Star Trek)」に登場する異星人です。
「スター・トレック」は、今から50年以上前に米国で放映されたSFドラマです。
1966年に最初の作本が放送されてから6本のドラマシリーズ、13本の劇場版、1本のアニメ作品が制作されるという世界中を巻き込んだ壮大なSFです。
作者のジーン・ロッデンベリーは、理想の未来社会を描きつつ「現代社会の社会問題」をテーマとして盛り込んでいます。

時代背景は、22世紀から24世紀にかけての世界で地球上では、科学技術によって貧困、戦争か根絶され、見た目の差別や偏見も存在がないという理想社会である。
人々は、富や欲望ではなく「人間の向上」を目指して仕事をしています。
貨幣経済もすでに存在していません。

宇宙に目を向けると地球人は、「銀河系の1/4に進出」し150以上の国家(異星人)と惑星連合を組織、ドラマの舞台となる宇宙艦隊は、銀河系の探査、学術研究、警備をしています
この宇宙艦隊の1艇が、物語の中心となるエンタープライズという宇宙戦艦です。
武器は搭載されていますが、先に手は出しません。
「専守防衛」 自衛隊みたいですね。
まず、話し合いが基本です。

最初の物語でこの宇宙艦隊と争いを起こしているのが、クリンゴン帝国です。
後にクリンゴンとは、平和条約が結ばれて、2つ目のドラマシリーズでは、クリンゴンが士官としてエンタープライズに乗船しています。

このクリンゴン人
名誉を重んじ、死をも恐れない、下剋上も当たり前、力による政治が基本となっています。
また、一族、家系が重用で「XXXXの息子」という言葉がよく出てきます。
侍の世界のような感じです。
そう言えば、彼らの武器は、刃のついたものを振り回していますね。

物語中では、超高性能の翻訳機のため英語?を話していますが、クリンゴン人の間では、「クリンゴン語」が離されているシーンがあります。
(ここは、字幕になります)

このクリンゴン語を文法にして言語として体系化させた人はいます。

架空異星人の言語を造った人たち

架空の言語「クリンゴン語」を考案したのは、最初のスタートレックに出演していた ジェームズ・ドゥーアンという役者さんです。
物語では、モンゴメリー・スコット(愛称 スコッティ)で機関主任の役をしていました。
超、オタク系のエンジニアのおじさんと言った感じです。

彼は、1979年の最初の映画作品の時に「クリンゴン語」を発案、その時は、言語として成立していなかった。
その後、米国の言語学者マーク・オークランドが体系化して『クリンゴン語辞書』を編纂
この辞書は、実際に販売されています。
[amazonjs asin="067174559X" locale="JP" title="The Klingon Dictionary: The Official Guide to Klingon Words and Phrases (Star Trek)"]
興味のある人は、実際に購入してみてください。

言語学者が、体系化して言語として成立させるとは、すでにただのTVドラマの領域を超えていることがおわかりかと思います。
Duolingo(デュオリンゴ)という外国語学習のクラウドサービスでは、この体系化された言語を「学ぶ」ことができるようになりました。

単なる洒落とか遊びの範疇を超えてクリンゴンを学ぶ人がいるという事実です。
スタートレックでは、ドラマやシリーズが、進むにつれて、異星人たちの文化が詳細に紹介さえてゆくわけですが、米国人にとって「クリンゴン文化」ほど理解しにくいところがありそうです。

「名誉を重んじ、死をも恐れない」文化は、古き日本人のサムライ文化という日本人には、ある程度理解できる要素があります。(今は、違うとおもいますけど・・・)
欧米人にとっては、理解不能だろうね

スタートレックのファンでは、物語に出てくる異星人の文化を研究している人もいて 彼らにとって クリンゴンを理解するためには、「言語の習得」は必須なのかも知れません。

文化を知るには、言語を学ぶことが近道

日本のアニメは、世界の最先端を突っ走っていて、多くの外国人のファンがいます。
「キャプテン翼」を観て育ったプロサッカー選手は、かなりの数になるでしょう。

欧米のアニメファンは、日本語を勉強している人が多くいます。
アニメソングを日本語で歌うことが彼らのステータス

前の職場でも仕事で来ていたフランス人は、毎日、秋葉原にでかけていました。
帰国した後、届いた VideoMessageは、カラオケでアニソン唄ってました。
30歳のフランス人が、キューティ・ハニーを日本語で歌っているって シュールな世界です。

彼らは、日本のアニメを日本語で理解することが、目標だそうです。

「日本アニメ」を「日本語」で理解したい。
「クリンゴン文化」を「クリンゴン語」で理解したい。
同じことなんですね。

真に文化を理解するためには、その文化の言葉を理解することこそ真実に近づく道なのかと思っています。

まとめ

どんなに翻訳機が発展しても「文化を語る」には、たりないところがあるような気がします。

スター・トレックが好きな自分は、このような理想社会がやってくるとは、思えません。
それとも、あらゆる、差別や貧困が解決されればここまで人間は、進化するのでしょうか?
宗教でも解決できない問題を科学が解決してくれる。

どうなんでしょうか?

スター・トレックを一度も観たことのない人には、よくわからない話かと思います。
オススメは、シーズン2 「Star Trek: The Next Generation、略称:TNG」です。
Netflixで多くのシリーズを観ることができますのでもし興味がありしたら、一度観てください。

第一話がおすすめです。

参照サイト:WIRED
https://wired.jp/2018/04/17/duolingo-klingon-star-trek/

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