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IT小僧の時事放談

WWDC(Appleの発表会)における株式推移 AIを前面に出さなかったAppleの賭けが成功するかどうか?

c(Worldwide Developers Conference)開発者向けのイベントが6月5日(月)に開始された
多くの人が、間違っているようですが、このWWDCは、開発者向けのイベントなのでセイン清貧発表会ではない。

意味もよくわからないマスコミは、

MRヘッドセット「Apple Vision Pro」約50万円高ぇ

とバカ騒ぎをしますが、主旨は、技術者向けのイベントで6月5日(月)~ 6月9日(金)まで開催されています。

今回のIT小僧の時事放談
WWDC(Appleの発表会)における株式推移 AIを前面に出さなかったApple
と題して WWDC 基調講演からみる Appleの方向性について考えてみよう。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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WWDC 2003

WWDC 2003が開催されました。

WWDCとは、Worldwide Developers Conference が正式名で 「世界規模開発者会議」とでもしておきましょう。
要するにApple製品群に関しての新技術を世界中にいる開発をしている人、組織に向けて発表する場である。

Appleの新製品の発表会ではないので注意してください。

今回、基調講演(CEOが、2023年のApple社は、こういう方向で進むんだよ)ということからはじまった。

Apple Vision Pro

注目すべきは、「Apple Vision Pro」 Apple社初の MRヘッドセット
内容は、動画などが出ているので見ればわかりますが、

お値段が凄い 3499ドル(日本円で 約49万円)

未来的なデバイスであるのはわかりますが、絶対に必要かと言えば そうではない

意欲作なのはわかる けど

なくても全然困らない

いちいち ゴーグルを付けるのが面倒になると思うけどね

これって Metaと同じしくじりをしてしまうのではないか?

せめて、20万円以下だったら 購入者が増えるのではないかと思うけどね

そして このデバイスの最大の問題点は、

バッテリーが2時間しか持たない

よぉーく見てください このバッテリー専用設計でなんです。

Type-Cで接続出来るようにすれば 汎用モバイルバッテリーが使えると思うのだが、どうなんでしょうか?

専用バッテリーだったとしたら バッテリーが2時間しか持たない ということは、映画一本も見れないかも知れません。

もっとも発売が、来年のはじめ(米国)日本の場合だともっと後になるので 改良されていると思います。

AI色なし

ある程度予想していたのですが、他のテック企業と違ってAI色は、ほぼなし

相変わらず Siriは、ほったらかしで 唯一 Hey! Siri のキーワードが Siriだけになるという発表

Google、Microsoftが、AIを前面に出してきたのと違い 相変わらず 高価なハードウェア発表会だった。
もっともAppleは、ハードウェア屋なので これが本来の姿だと思うので 予想されていたことである。

思わぬ影響

基調講演において 米Unity Technologiesの株価が跳ね上がった

photo

理由は、前述したApple Vision Proで開発環境として Unityが登場したからである。

Unityについては、ゲーム作成環境としてもっとも期待されるテクノロジーで多くのゲームがUnity上で開発されている。

マルチプラットフォーム
ノンプログラミング(簡単なゲーム)
2D、3Dの両方に対応

という特徴があり、アセットとよばれるプログラムの部品や素材を組み合わせることで効率的にゲームをつくることができます。

IT小僧もiPhoneやAndroidアプリの開発に使用しましたが、出来合いのもの(アセット)を組み合わせることで開発期間が大幅に短縮されました。

というわけで Unity 株価爆上げです。

Apple は下げ

一方、新製品を発表したAppleは、株式が下がっています。

photo

「Apple Vision Pro」約50万円が影響したのでしょうか?

それとも

AIに着目しなかったからでしょうか?

「Apple Vision Pro」約50万円の最大の問題点は、

外付けバッテリーで2時間稼働

たった2時間 しかも USB-TypeCなどではないので交換が出来るかどうかは不明

たった2時間 映画も見られないレベル、ましてや、Appleのことですから エロいコンテンツは、御法度

普及するわけがない

Appleは賭に出ている

「Apple Vision Pro」は、テスラのロードスターと同じ意味を持つわけです。
テスラが登場したとき「おもちゃ」と感じた人がいると思うけど 現在、テスラは電気自動車のトップを走っている。

「Apple Vision Pro」が普及するかどうかはわからない。
しかし、Appleは、AIを捨てて賭に出ている。と言っていいだろう。

問題は、製品としてAppleが売り出す前に、数ヶ月以内に中国メーカーが、もっと安価な製品を出してくると思われます。
(しかも Appleのデバイス以外で動作可能)

ドローンがそうであったように AR/VR/MRが儲かると判断したら一気に市場に乗り込んでくるのが中国のテック産業です。
Appleが、売り出す前に中国メーカーの製品が市場を押さえる可能性もゼロではない。

もし、中国メーカーが、勝負に出たら AR/VR/MRが普及し、Metaが持ち直す可能性もあります。
※IT小僧は、フォートナイトがさらに加速すると感じているが・・・

「Apple Vision Pro」をすぐに売り出さなかったAppleの戦略が吉と出るか凶と出るか
数ヶ月後 登場してくる 中国産「Vision Pro」に注目したい

まとめます

「Apple Vision Pro」約50万円の影響は、予想以上に大きい

ヨイショYouTubeは、持ち上げているけど

IT小僧的には、Appleの限界を感じている。

iOS、macOSも増築でシンプルな美しさはなくなっているし、中途半端なカスタマイズできることを増やしていてややこしい状況になってきています。
特にiOSは、そろそろリニューアルの時期が来ているような感じがします。

設定画面でアプリの設定項目がずらりと並ぶのをみて 目眩をおこしそうである。

鳴り物入りの「Apple Vision Pro」も」約50万円 くそ高い
ということばかりが話題になる状態

そろそろ 首脳陣を一新する時期と思うけど いかがでしょうか?

もっともiPhoneが、TYPE-Cで登場すれば 一年ぐらいは話題になるんだろうけどね

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