新型コロナで1年半という時間が世界中で停止していた。
欧米の一部では、ワクチンの効果があったらしく、F1のようなスポーツイベントも通常通り観客を入れて開催しています。
また、欧州選手権も観客を入れています。
これを考えるとオリンピックもできると考えるだろう。
しかし、新型コロナを抑えつつあるこの状況下で企業は、AIを使った自動化を推し進めている。
それは、アフターコロナの世界で雇用に影響が出るだろう。
今回のIT小僧の時事放談は
雇用危機 コロナ禍で企業は、AIと自動化を進めている。
と題して、アフターコロナ禍で自動化を進めてきた企業の雇用について考えてみよう。
小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
目次
人手不足が自動化(米国の場合)
米国の話です。
米国では、新型コロナ禍で人手不足に陥りました。
日本と違い、米国では、政府が失業給付を強化したために、仕事をしなくてもおカネがもらえるようになったことによります。
そのため、特にファーストフードなどでは、人手不足が顕著になり、
注文の自動化のために自動音声応答システムを導入
オハイオ州のファストフードチェーン「Lee’s Famous Recipe Chicken」は、大きなチェーン店ではないが、
インテルとイスラエルの音声認識システム開発企業 Hi Autoが、開発したシステムを導入した。
この自動音声応答システムは、単に注文を受け付けるだけではなく、サイドメニューのフライドポテトや飲み物をお客に進めることも忘れない。
そのこともあって、売上が増えたという。
チェーン店のCEOは、
「病気で休まれる心配もまったくありません」
とアフターコロナになっても このシステムを継続することに決めている。
このような、自動音声応答システムは、新型コロナの影響下でいろいろなところで導入されている。
ドライブスルーで注文している人は、AIが担当していて、しかもお客は、気が付かない場合も多いという。
Googleをはじめ AIの先端企業では、すでにAIが、考えて会話をする時代になっている。
コロナ禍で自動化が進む
コロナ禍で企業は、労働者の代わりとして自動化システムを積極的に導入している。
感染防止も理由の一つですが、もっとも大きいのは、人手不足、そして自動化システムによる人件費の抑制も大きい。
米国では、感染予防と人手不足のため、製造業でもAIと自動システムが、次々と導入されている。
これまで、食肉業の異物チェックを人間の眼で監視してことを1台のカメラとAIで判定できるようになっている。
このように、これまで人が行ってきた仕事が次々と機械とAIにより自動化されていて、コロナ禍で
テクノロジーへの投資に注力する企業が増えている。
一度、自動化した工程には、今後も自動化システムが動き続けるので、もう人が働く場所はない。
確実に雇用が減っているわけである。
オーダーは、端末? スマートフォン?
IT小僧の行きつけのビール屋さんは、コロナ禍で席で端末を使ったオーダーに変わってしまった。
従業員は、単に料理やビールを運ぶだけの仕事になり、仕事量が減っている。
もともと回転寿司やカラオケ店などで導入されていたものと基本同じものです。
米国の場合、このような専用端末ではなく、席についたら、スマートフォンで店のアプリを使ってオーダーするところが多い。
スマートフォンとアプリならば、専用の端末など必要もなく、外にあるテーブルから直接オーダーすることができていて、さらに支払いもアプリっで精算するという仕組みを使っている、
こうなると、レジさえも必要なくなります。
小さな、レストランでも端末設置など必要ないので簡単に導入することができている。
でも全部ではない
と言っても 全部が全部 AIと機械というわけでもなく 人が関わらなければならないことも多い。
ですから 雇用が完全に亡くなるということはない。
企業では、完全にAIと機械で対応できることはなく、人間の従業員の代替としては不十分である。
という考えも多く、AIと自動化システムで完全に雇用が亡くなるかどうかは、まだ わかっていない。
まとめ
日本では、飲食業の規制のため、学生をはじめ アルバイトの仕事が大きく減っている。
米国と違い、休業補償は、店舗であり、仕事をする人の対応は、ほぼなかった。
店舗に仕入れをしている業者も生産者も補填などありませんでした。
あるのは、カネを貸すことだけでした。
しかし、AIとか自動システムにカネをかける企業は、一部を覗いて少ない。
そのためアフターコロナの世界では、アルバイトの確保がはじまり、もとに戻るだろう。
雇用を守るという意味では、日本は正解だったわけです。
それが、よいのかどうか? 答えがでるのは、2年~3年先となるだろう
参考記事:WIRED