人の心を見つめ続ける♪
時代遅れの男になりたい♪タイトル:時代遅れ
作詞: 阿久悠、作曲: 森田公一、編曲: チト河内・福井峻
時代遅れの男になれなかった IT小僧です。
染み入る歌から始まりました
今回のIT小僧の時事放談は
5Gって結構繋がるようになってきたけど つながったら 20Gの通信量なんて瞬殺という話
と題して 5Gになって通信スピードは上がるけど、気をつけないと あっという間に通信量の制限に引っかかる
というお話です。
小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。
最後まで読んでいたけたら幸いです。
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目次
5Gって結構繋がる?
テレビCMなどで盛んに伝えられる「5G」 バカみたいに宣伝しているけど
実際に体験している人は、限られています。
5Gには、2つの周波数帯 sub6 と ミリ波 というものがあって
sub6は、.6GHz~6GHzの帯域
ミリ波は、28GHz~300GHzの帯域
sub6は、なんちゃって5Gと揶揄するバカがいますが、そのスピードは、現在主流の4GLTEの数倍以上のスピードが出ます。
ミリ波は、その電波が届きにくい状況を考えると 極めて局所的な範囲でしか使いものになりません。
スマートフォンの一般的な使い方だったらsub6がつながれば、快適なことに間違いありません。
その5Gですが、都内ならば、結構接続できることがわかってきました。
山手線ならば、5Gがつながるところが多いようです。
オフィス街とよばれるところも5Gがつながるようになってきました。
一方、郊外となると まだまだ 局所的であることは間違いないようです。
回線品質と速度が重要なスマートフォン
では、5Gってどのぐらいはやいの?
というと IT小僧の実感では
sub6 は、速っ
ミリ波 は、激速っ
て覚えておいてください。
相手が電波なので 場所、地域、時間帯、人の多さなどで速度差が大きいのですが、ひとつ言えることは
「どちらも2時間の動画を数秒でダウンロードなどできない」
ということです。
一応、 sub6 で 3.4Gbps(一秒間に3.4Gのデータがやってくる)となっていますが、
IT小僧の実測値では、200Mbps~400Mbps程度でした。
sub6をなんちゃって5Gと揶揄している人がいますが、現在の主流である4Gと呼ばれる回線の実際のスピードは、10Mbps – 80Mbps程度ですから sub6が、なんちゃって5Gとしても数倍のスピードが出ることは間違いありません。
たがが数倍ですが、その効果は抜群で 軽々と200Mbpsを超えるというのは、この上なく軽快にスマートフォンを扱うことができます。
スマートフォンは、ネットのスピードとその接続先のサーバーのスピードに大きく影響されます。
10万円を超えるスマートフォンでも通信速度が激遅っだったら、ストレス増大となります。
スマートフォンでベンチマークより重要なのは、契約している回線の品質とスピードと言っていいでしょう。
あっという間に数ギガを使用してしまうのでご注意を
5Gは、快適です。
なにより待ち時間も短く、レスポンスもこれまでより速い。
しかし、その一方でデータをメチャクチャ使用します。
特にYouTube、Netflix、Amazonプライムビデオなどの動画配信では、
あっという間に月間データ量を突破してしまう可能性があります。
動画再生
YouTubeでは、通信状況に応じて画質の設定ができます。
通常は自動設定になっていると思いますが、通信速度が上がれば 画質も上がる可能性があります。
画質は、
144p/240p/360p60/480p60/720p60(HD)/1080p60(HD)
と7段階になっているので5Gで接続した場合、720p60で再生される可能性があります。
720Pは、HD解像度のことで(1280×720)
1080Pは、フルHD解像度(1920x1080)となります。
もちろん 解像度が高ければ高いほどが画質が良くなりきれいに見ることができます。
720P60というのは、HD解像度で一秒間に60コマ再生されるという意味です。
テレビの場合は、30コマ、アニメは、24コマの場合が多いのでYouTubeのほうが、より滑らかな動画であるということが数字上わかります。
ところが、この画質の設定が、より数字が大きくなればなほど
データを大量消費
ということになります。
YouTube を1時間再生したときの通信量は、ざっくりとこんな感じです。
360p 300MB
480p 600MB
720p 1G
1080p 2G
もちろん再生動画によって違いがあるので正確ではありません。目安程度と思ってください。
つまりYouTubeで720p60(HD)の再生を毎日一時間観ていたら 20日でahamoの制限である、ひと月 20Gを超えてしまいます。
もちろん、YouTubeだけではなく、メッセージ、メール、ゲーム、SNS、他の動画(Netflix、Amazonプライム・ビデオ)、音楽ストリーミングサービス(Spotify、Apple Musicなど)でも通信量を使いますから、20Gの通信量など 5Gで高品質な動画再生をしていたら
あっという間に通信量の制限となるでしょう。
動画再生のNetflixやAmazonプライム・ビデオも高画質で再生となるとかなりの通信量を使います。
こうなると5Gが常時接続できる環境では、ahamoの月20Gでは、足りないことは明らかです。
回避方法
Netflix、Amazonプライム・ビデオに関しては、自宅などWi-Fiのあるところで観たい動画をダウンロードしておくことをオススメします。
IT小僧は、会社帰りにNetflixでブラックリストを観ていますが、先日、3日で制限がかかってから、自宅でダウンロードしてみています。
また、YouTubeに関しては、設定画面で360p60に画質を固定して見ています。
外出先でスマートフォンならば、YouTubeの動画にそれほどクオリティを求めない。
そもそも画面が小さいので高解像度にする意味がない。
スピードテストのやりすぎに注意
5G対応(Sub 6)のWi-Fiルーターが来てから 5Gの文字を見る度にスペードテストをしていたわけですが、一回の試験に付き500Mほどの通信量が消費されます。
IT小僧は、5Gにつながって大喜びでスピードテストを行った結果
見事に制限をくらってしまいました。
くれぐれもスピードテストのヤリ過ぎにご注意を・・・
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まとめ
IT小僧は、パソコン通信の最初期からパソコンと通信の世界で遊んできました。
時代遅れの男になれず、未だにこの業界でメシを食っていますが、
たった35年でここまで技術が進歩するとは、驚くどころか、極めて異常な進歩だと思っています。
生まれたときから携帯電話がある世代にとっては、当たり前かも知れませんが、昭和の世代に人間には、まさにSFの世界です。
IT小僧は、今更ですが、5Gのスピードを体験したわけですが、回線スピードに浮かれていたら、あっという間に通信制限に引っかかる
という今回のお話でした。
5G対応モバイルルーター「Galaxy 5G mobile Wi-Fi」を購入時にやらかしたことを記事にしましたが、現在では、通常運転で稼働中となり制限以下で余裕で使えています。
スマートフォンの快適さは確実にアップ、外でパソコンやChromebookも快適です。
5Gなんていらないよ!
と思う方もいらっしゃると思いますが、その悪魔的なスピードを体験してしまうともう離れることはできなさそうです。
くれぐれも通信量の使いすぎにご注意を