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日本のIT屋に一言

ステップ数で評価

2017年9月11日

前回、お話した「SI企業は、技術力がない」ということですが、自分なりに「柔らかく」書いたつもりでしたが、実際に現場では、こんな声が上がっているようです。
■ステップ数で評価される
自分が、出向で客先常駐していたころと言っても30年以上の前の話ですが、プログラマーの評価を「月のステップ数」で判断されていたことがありました。
しかし、その時代「プログラマーの認知度」が低く「何の仕事かわからない怪しい人」と思われていたわけで「評価しようにも基準となるものがなかった」ので仕方がなかったということもあります。
流石に今時こんな評価はしてないだろうと思っていたところ「まだあるよ」と言う声を聞いてしまいました。
また、「ステップ数によるバグ検出数の基準」さえ残っていると聞きました。
「ステップ数によるバグ検出数の基準」とは、簡単に言えば
「プログラムの行数が10000行だったらバグ10件以上あるはずだ」という摩訶不思議な基準判断が「まかり通っている」現場があるということです。
ステップ数ではなく何キロバイトのソースで判定したとしてもフレームワークを組み込んだりクラスの組込やオブジェクトの組込とかなると 出来上がったソース量とバグに関しては比例はしないしないと思います。
元請けの企業からすれば個人評価をせざる得ない状況があったとしてももう少しなんとかならないものか?

こんな極端な管理方法をしているところは少なくなってきたと思いますが、
もし、貴方が参加している組織でこんなことをまだやっているとしたら
・「その組織、先がない」と思ったほうが良いと思います。
・万が一そんなプロジェクトに入ってしまったら 「あきらめるか」 or 「逃げましょう」
そんなプロジェクト、何のスキルアップも望めないからです。

くれぐれも「あまり長くないエンジニアの旬の時間」を無駄に過ごさないように祈るばかりです。

次回は、失敗するプロジェクトについて書いてみようかな

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