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日本のIT屋に一言

「慣れているのを変えるのが、嫌だ」その一言が会社を潰すかも知れない。


2017/10/10

⇒ Office 2007の 延長サポート終了
2020/01/14
⇒ Windows 7 の延長サポート終了
2020/04/11に
⇒ Office 2010の延長サポート終了
2023/10/13
⇒ Office 2010の延長サポート終了

なのに
「サポート切りやがって」
「サポートなくても使ってやる」
などという人が、いらっしゃると思います。
はっきり言います。
「新しいのを買いなさい」

まさか?
XPとかOffice2007より前のものとか使っている人いませんよね。
そんな人は、ウィルスに感染しようが、ハッキングされようが、ドキュメントが壊れようが、一切文句を言ってはいけません。
「マクロが動かないぞ!」
なんてのは、もってのほか?
動いていたのが奇跡なのです。

今回の「IT小僧の時事放談」では、
「慣れているのを変えるのが、嫌だ」その一言が会社を潰すかも知れない。」
と題して
「慣れているからと使い続けるのは、会社のためにはならない」
というお話です。

今回も小難しい話をできるだけ簡単に解説しながらブログにしました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。

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Access 2003を使っている理由

まさかと思いますが、Access 2003を未だに使っている企業は、ありませんよね・・・

「使ってるよ」
「え? 15年前のアプリケーションなんですけど」

自分も目を疑ったのですが、このような企業が実際に存在します。
いくらなんでも15年前のAccessは、やりすぎだろ・・・

ご存知かどうかわかりませんが、Windows 10では、Access 2003は、動作しません。
なんでこんな事になっているのか?
理由は、会社がケチというだけではなさそうです

■リーダーが拒む理由
Access 2003をいまだに使っている理由
社内業務のリーダーの一人がこんな話をしています。

「新しい(Access2016)のは、使いづらいから嫌だ」

「ちょい まてよ それだけの理由で15年前のAccess使ってるのか?」

はい、それだけの理由です。

こんなことって ありませんか?
「慣れているのを変えるのが、嫌だ」
それは、わかります。
しかしですね、たった一人の意見で
動作しているのが奇跡のような 15年前のAccessを使うのはいかがなものか?
システム管理者は、困っています

この企業、IT関連企業です。

Access 2003を使い続けることに関して、社内SEは、上層部に切り替えの相談をします。
上長「使えているならいいんじゃないの?」
社内SE「セキュリティ問題があるんで切り替えが必要です。」
上長「お金かかるし」

この企業、IT関連企業です。

どうですか?
笑えないですよね

でも、こういう企業多いんじゃないでしょうか?

Accessならば、基本社内で使うわけですが、例えば、ネットサービスを行っている場合
OS
Web
Middleware
DataBase

セキュリティホール大丈夫ですか?
Amazon AWS、Google Cloud、Microsoft Azureなどのようなメジャークラウドならいざ知らず
国内のデータセンターやクラウドで構築している場合、5年以上前のソフトウェア使っていませんか?
そのセキュリティ大丈夫ですか?

これって Access 2003 問題と同じです。

この場合、
「使いづらい」ではなく
「新しいソフトウェアにしたら動かないかも・・・」
「バージョンアップするお金を業者に払うのがもったいない」
という理由がほとんどだと思います。

わかります。
自分もエンジニアなんで
「動いているものは、触らない」
よぉーーくわかります。

しかし、そこでより大きな問題に発展する場合があるのです。

Equifax(米信用情報サービス)事件

この「IT小僧の時事放談」の第一弾として取り上げた

Equifax(米信用情報サービス)漏洩事件

1億4,550万件の個人情報漏洩事件
社会保障番号、クレジットカード、金融の信用度などなどが漏洩した事件ですが、
この漏洩した原因、なんだと思います?
このブログでも使っている

「WordPressのアップデート漏れ」

ですよ。

ここを狙ってハッキングが行われて、 1億4,550万件の個人情報を持っていかれました。

「ネットに繋がっている限りは、ハッキングできないことはない」
プロのHackerから、狙われたら最後とも言われますが、セキュリティに

穴があれば、狙わやすくなります。

Officeも旧いまま

Accessが旧いままですからOfficeは、どうかというと Office 2010が、使われていました。
サポート期限が、2020/04/11まであるのでこちらは、まだ使われ続けることでしょう。

いや、Office 2010からOffice 20XXになったとき

「慣れているのを変えるのが、嫌だ」

言いそうですよね、

Office 2010から2016でも かなり違いますから十分ありそうです。
社内SEの方のご苦労が目に見えるようです。

なぜ、バージョンアップしなければならないか?

アプリを構築している側から話します。

1.最新のOSに合わせる必要がある。
2.セキュリティ対策
3.商売上の問題
4.互換アプリケーション潰し

簡単に言えば、この3つです。
そのなかでも重用なのが、「商売上の問題」と言いたいのですが、「セキュリティ」対策が重用です。
特にMicrosoftのOfficeは、事実上、デファクト・スタンダードです。
このシリーズで造っておけば間違いない

デファクト・スタンダードであるからこそ
「狙いやすい」
わけで、それが、バグがあるものであればあるほど、さらに狙われるわけです。

例えば
送られてきた エクセルのファイルをEXCEL 2010で開く。
・EXCEL 2016では、危険なマクロに対して「警告」を出すところ
EXCEL 2010だとそのまま実行してしまうかも知れない。
そのマクロに何か仕込まれていたら・・・

EXCEL 2010で怪しいファイルを開いたところがバックドアを仕掛けれられる可能性があります。

そうなったら、社内データを抜かれ放題
企業として、致命的な状況になります。

バージョンの統一

社内で使用するアプリケーションのバージョンが違う場合、管理部門が混乱します。
また、問い合わせもわざわざ数種類のバージョンに対応しなければなりません。

じゃ、最低限に合わせればいいじゃないか?
いいえ?
最低限に合わせるということは、セキュリティにリスクが生じます。

Office365なら

個人Officeを使う人は、限られていると思いますが、個人事業を展開している人は、必要と思われます。
フリーウェアの互換アプリケーションでも大丈夫だとは、思いますが、取引先との信用の問題もあるのでOfficeは、揃えることをおすすめします。
使いたいときだけ月単位で契約できるOffice365があるので自分は、これを契約しています。

月¥1,274で2台のPC上で以下のアプリケーションが使えます。
Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook、Publisher、Accessの最新バージョンが使えるだけではなく
1 TB のオンライン ストレージ サービス (OneDrive)
毎月 60 分間の Skype 通話プラン

使わない時は、ひと月契約なので停止することもできます。

参考までに企業プランは、以下のようになっています。
¥900ユーザー/ 月相当
(年間契約)

このOffice365だったら、バージョンアップ費用とか買い替え費用は、考える必要はありません。
いつでも最新のOfficeを使うことができます。

セキュリティ、アプリケーションの更新費用を考えるとこちらのほうが合理的かと思っています。

Microsoft Public Affiliate Program (JP)
いつでも最新のOfficeを検討しましょう。

まとめ

どんなにセキュリティを強化しても、一人のセキュリティが破られてら、プロならば、簡単に潜入されてしまいます。
その可能性を低くするためにOSやアプリケーションのバージョンアップがあるわけです。
特にOS系のバージョンアップは、必ず実施してください。

冷たい言い方ですが、バージョンアップで動かなくなった機種は、寿命です。
個人ならば自己責任で済みますが、企業の場合、たった一人のセキュリテイの穴から侵入されただけで多大な損害になってしまう可能性があります。

あんたの会社にもいませんか?
「慣れているのを変えるのが、嫌だ」
という人

そして訳知り風に
「俺は、わざとアップデートしないんだ」
いう人

「会社を辞めてください」

それぐらい危険なことをしているということを考えましょう。

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