前回の60代のイヤホン選びでは、SHURE SE215SE(AONIC)という ちょっとプロっぽいイヤホンをご紹介しました。
自分は、このイヤホンに出会うまで いくつかイヤホンを交換して来ましたが、今は、SHURE SE215(AONIC)で満足なのでおそらく使い続けることでしょう。
そして、その一方でテレワークで活躍してくれているイヤホンがあります。
今回、ご紹介する60代のイヤホン選びでは、AfterShokz(アフターショックス)という製品をご紹介します。
目次
骨伝導イヤホン
骨伝導イヤホンというのをご存知ですか?
読んで字の如し「骨を通じて振動を送り、鼓膜を迂回して内耳に直接音を伝えます。」ということで普通のイヤホンと違い、耳を塞ぎません。
耳を塞がないということで3つの頭頂があります。
- 外部の音が普通に聞こえます
- 耳にイヤホンを突っ込まないため 耳に負担がかからない(痛くならない)」
- ランニングやサイクリングなどの激しい運動や水泳や雨の中でも壊れない
それぞれ1つずつ考えてみましょう。
外部の音が普通に聞こえます
AfterShokz(アフターショックス)では、耳の前のところ(頬骨)を振動させて音が聞こえてきます。
耳は、全部オープンになっています。
普通に耳から外部の音が聞こえてくるのに 音楽を聞くことができるという 不思議な感覚にを体験することができます。
昨今のノイズキャンセラー付きのワイヤレスイヤホンは、スイッチの切替で外部の音をイヤホンが拾って聞くことができます。
今回ご紹介する AfterShokz(アフターショックス)では、耳はオープンなので切り替えなど必要もなく、ジョギング中でも外部の音は、常に聞こえている状況なので背後からクルマが近づいてきてもはっきりと自覚することができます。
例えば、自宅でリモートワーク中でも音が普通に聞こえるので 家族の声や玄関に誰かが来てもわかります。
耳にイヤホンを突っ込まないため 耳に負担がかからない
骨伝導イヤホンの場合、耳にイヤホンを入れないため 耳に負担がかかりません。
長時間、イヤホンを聴いていると頭が痛くなったり、耳が痛くなることを経験したことのある人 いると思います。
骨伝導イヤホンの場合、長時間使用していても そのような症状にはなりにくい。
そして同時に聴力に負担をかけていないわけで聴覚へのダメージを最小限にするという効果があります。
衰えつつある耳への健康への配慮という点でも骨伝導イヤホンは効果があります。
ランニングやサイクリングなどの激しい運動や水泳や雨の中でも壊れない
骨伝導イヤホンの場合、構造上 音が出てくる穴が開いていません。そのため丈夫で衝撃、水にも強い。
製品によって以下のように防水規格が設定されています。
IP55防水規格
一定の塵埃の侵入から保護されています。
IP67規格
完全な塵埃の侵入から保護されています。
水深1mで30分間浸漬しても保護されています。
IP68規格
完全な塵埃の侵入から保護されています。
水深2mまでの浸漬に2時間耐え、50気圧の組み立てラインでテスト済みです。
今回紹介する AfterShokz OPENCOMM は、マイクがあるためにIP55ですが、XTRAINERZというモデルは、IP68規格で装着したままで水泳ができます。
AfterShokz OPENCOMM
AfterShokz XTRAINERZ
AfterShokz Xtrainerz 完全防水 水中で音楽が聴ける 骨伝導 ワイヤレス mp3プレーヤー ヘッドホン イヤホン 1200曲登録可能 (Black Diamond) [並行輸入品]
AfterShokz OPENCOMM
今年、購入したAfterShokz OPENCOMM は、Bluetoothヘッドセットのコミュニケーション専用モデルです。
AfterShokzシリーズで唯一 可動式マイクがあります。
他のモデルでもマイク付きはありますが、OPENCOMM は、ノイズキャンセリングブームマイクがあるので長時間のリモート会議に最適化されています。もちろんマイクを後方に跳ね上げれば通常のイヤホンとしてマイクがじゃまにならない設計となっております。
またフルチタンフレーム製なので曲がりにくく丈夫である、
丈夫であるがゆえに、運転手、倉庫作業員、オフィス、学校、在宅勤務などお気と場所を選ばない場所で快適に使用できます。
なにより、耳をふさがずに周囲の音が聞こえる、作業をしながら マイクで相手と会話できる、Bluetoothなのでコードなどがないため作業に支障が出ないように設計されています。
他にも5分間の充電で最大2時間の通話が可能で60分間の充電でフル充電、1回の充電でバッテリーは8時間持続します。
主な機能
- デュアルノイズキャンセリングブームマイク
- クイックチャージ
- 最大通話16時間
- NFCペアリング
- カラー:ブラック
同梱物
- OPENCOMM 骨伝導イヤホン
- マグネット充電ケーブル
- ハードシェル収納ケース
- ユーザガイド(日本語を含む12言語対応)
- 保証書(2年保証)
ハードシェル収納ケースは、しっかりとした作りである
詳しい資料は AfterShokz のページをご覧ください。
実際に使っているからわかるオススメ ポイント
リモート会議などで使ってみたオススメポイント
- 軽いし、じゃまにならない
- マイクがあるので会議での発言をはっきりと伝えられる
- 会議中に映し出される姿がかっこいい!?
- 長時間の会議でも耳が痛くならない。
- 小さな声でも言葉がはっきりと聞き取れる。
もうリモート会議ではこれなしでは、いられない。
では、欠点はないのか? というと あります。
- 充電機が専用のものしか使えない(Type-Cではない)
- 音楽を聞く場合、イヤホンと比べると音質が落ちる。
充電器は、専用のものでイヤホンとマグネットで接続します。
おそらく、防水のためだと思いますが、ケーブルをなくさないように注意
※説明書に「水濡れアラート機能を搭載」と記載されているので間違いない
音質は、イヤホンと比べると多少 音がこもりがちになります。骨伝導という仕組み上仕方がないかも知れません。
それでも 高音まできちんと聞こえます。
また、OPENCOMM 以外にも音楽に特化したものや、完全防水、テレビと連携して聞くことができるモデル(耳が遠くなった人には最適) そして子供用モデルも用意されています。
子供用モデルは、発育途中の小学生、中学生でもしっかりとフィット。通学、通勤、散歩などのお出かけに、もっと安全に音楽を聴くことができます。と耳の健康を訴えています。
AEROPEX
ハイエンドモデル 骨伝導イヤホン
OPENMOVE
エントリーモデル 骨伝導イヤホン
AS801-ABT01
テレビ用モデル骨伝導イヤホン
XTRAINERZ
完全防水型 骨伝導オーディオプレーヤー
AEROPEX PLAY
子供用モデル 骨伝導イヤホン
AfterShokzという会社は、単に音楽用イヤホンではなく、耳の健康のためのイヤホンを作り続けているという志のもと製品開発されていることがわかります。
amazonや楽天市場で販売されています。
骨伝導 通話専用 OPENCOMM 骨伝導イヤホン ワイヤ レスヘッドホン テレワーク在宅ワークに最適 最強ノイズキャンセリングマイク運転中の通話でもきちんと相手に届きます
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おまけ
イヤホンとしては少々値段が高いと思われますが、実際に使ってみると すごく軽くて装着感もなく、耳にも優しく、周りの音もしっかり聞こえるというイヤホンです。
長時間の会議など 耳への健康を考えれば こういうイヤホンは、ありがたい。
AfterShokz OPENCOMM を使い始めてリモート会議で耳が痛くなることはなくなりました。