占い!
古今東西、根拠があるなしに関わらず「占いは、最強コンテンツ」のひとつです。
古くは、亀甲占い(亀の甲羅を焼いて占うやつ)
星座占い
(人間を12に分類して占うという大雑把占いの代表)
少し下火の血液型占い
(人間を4つに分類して占うという星座占いより大雑把な占い)
などなど
「当たるも八卦当たらぬも八卦」というのが占いです。
そこで今回のIT小僧の時事放談は
2019年 デジタルで流行るものを占ってみようか?
という 何の根拠もないけど「もしかしたら当たってしまうかも」という企画です。
小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。
最後までお付き合いいただけたら幸いです。
スポンサーリンク
目次
CES
世界最大級の家電見本市「CES」が、ラスベガスで開かれています。
https://www.ces.tech/
公式展示期間:1月8~11日
会議プログラム:1月7~11日
記者会見(メディア関係者のみ):1月6~9日
CESとは、簡単に言えば
「世界家電フェア」
最先端の家電(クルマなども含む)見本市のようなものです。
ガジェットオタクにとって見逃せないイベントです。
昨年のCESは、AI花盛り、とにかくAIを搭載すればOKということで「音声認識大流行」
中でもAmazonのAlexa(アレクサ)が大躍進を示せたイベントとなった。
今年は、AIは、あたりまえでその先はどうなるんだ?
という状況になりそうです。
ここから、今年でてきそうなものを検証していきましょう。
AI
「AIはいっています」
というのが、昨年までのウリ文句になっていたでしょうが、すでに多くの家電にAIが入っていて
今更「AIはいっています」では、インパクトがありません。
今年は、「AIはいっています」そして「こんなことができちゃうんです」ぐらいの気合を見せないと誰も製品に見向きもしないでしょう。
「音声認識はあたりまえ」さらに「エージェント機能」そして「未来予測」とここまでやってくれないとAIの意味がない。
音声認識では、AmazonのAlexa(アレクサ)とGoogleが主流で特にAlexa(アレクサ)は、開発キットの低価格販売もあって一気に普及し始めました。
賢さは、Googleの方が進んでいるような気がしていてスマートフォンに搭載されているアシスタントは、かなり賢い。
Alexaは、適当なことを言っても
「わかりません」と返答されてしまいますが、
Googleアシスタントは、
「なんとか答えをだせるように頑張っている感」があります。
Googleでは、「AIが本人に変わって電話でお店に注文や予約してくれる」という機能を実験的に開始しています。
これができたら、「つい 予約を忘れた」なんてことは、なくなるかも知れません。
それにしてもAIが電話してお店の人と会話するなんて
「数年前では考えられなかった技術です」
まさにアシスタント、そのうちに
「こっちの居酒屋より あっちの焼き鳥屋さんのほうが、今のご主人様のお財布に優しい」
なんて教えてくれる日もそう遠くない未来のような気がします。
この会話に答えるだけではなく知能をもったAIは、さらに生活の中にごく自然に入り込んできます。
そうです。
キーワードは
「AIと意識しないで生活をアシストしてくれるAI」
となります。
スポンサーリンク
5G
理論値である10Gバイト/秒で無線通信できる規格が、実現しようとしています。
この5Gは、米国のファーウェイバッシングに絡む問題で ファーウェイに大きく立ち遅れた米国は、強引な手段でファーウェイの進出をくい止めました。
と言っても5Gをめぐって世界中で開発競争が繰り広げられ、先頭を走っていたファーウェイを米国がズルをしてスピードダウンさせたので再び激戦模様となるでしょう。
日本でも2020年のオリンピック前にサービスを開始する予定なのですが、この5Gを組み込んだスマートフォン
いったい幾らになるのでしょうか? 怖くて値段を言えません。
5Gの本命は、スマートフォンではなくて、自動運転車に使われると思っています。
タイムラグのない通信ができる5Gは、お互いに通信をしながら運行する交通こそ意義があります。
先に上げたAIと合わせ技で「自動運転車」は、さらに実用車として表に出てくることでしょう。
自動車
自動車の話が出たのでクルマの話です。
デトロイトで1月14日から開かれる「北米国際オートショー(デトロイト・モーターショー)」の前哨戦としてCES 2019は、注目されるかも知れません。
AI+5Gを含めたチップ、センサー、ディスプレイ、そして音声技術各社との提携発表があるかも知れません。
日本のセンサー技術は、この分野で優秀なので取り上げられると思います。
クルマは、電気となってゆく流れは、決まっているので問題は、いつなるのか?
というところが焦点です。
ディーゼルエンジンのクリーンなイメージがインチキであることが、ばれてしまった欧州(VW)は、電気自動車に舵を切りつつあります。
エンジン車の販売は、あと10年以内に打ち切りが見えている状況まできています。
米国は、大統領の意向もあって、当面、エンジン車は製造されるし、日本もエンジン車をなくすと
「自動車産業衰退」が起こる可能性があるのでしばらく続くでしょう。
そんなことやっている間に中国が、電気自動車のイニシアチブを奪う可能性があります。
スマートフォンだって今や中国無くして産業が成り立たないわけですから、自動車も主導権を奪われる可能性があるのです。
水素で走る自動車?
あれ? そんなのまだやっている国あるんでしょうか・・・
8K
4Kテレビが出てきたというのに8Kとは、気が早い。
CESでは、
サムスン電子、ソニー、LGエレクトロニクス、東芝、シャープといったテレビメーカー各社は、8Kディスプレイを大々的に展示するでしょう。
LGは、世界初だという8K有機ELディスプレイを予告
テレビは、日本の出番は完全に終了です。
韓国のディスプレイ技術、特に有機ELディスプレイは、勝負ありです。
有機ELディスプレイが良い悪いではなく、粘り強く開発してきた韓国が一人勝ち状態
日本で販売しているテレビのディスプレイの多くは、韓国産となっています。
しかし、8Kがいるのかどうかは、別の話
そんな高画質のテレビが一般家庭に普及するかは疑問です。
特に日本では、TV番組の質が落ちているのでそんな高画質は必要ない。
テレビから時代劇が消えていったのは、コストだけの問題ではなく、高画質テレビの普及だと言われています。
カツラなどが、鮮明に見えてしまったは、興ざめです。
世の中、なんでも はっきりと見えれば良いというわけでは、ないということを大人の人はご存知かと思います。
医療現場では、高画質ディスプレイは、有効だと思います。
曲がるディスプレイ
韓国、中国が、先陣を切っているスマートフォンで曲がるディスプレイが、出てくるのか注目です。
そもそも曲がるディスプレイを持ったスマートフォンが必要なのか?
という疑問もありますが、なにかでてくることでしょう。
自分は、あまり欲しいとは思っていません。
安価で軽いタブレットのほうが便利そうです。
有機ELディスプレイ2年目
有機ELディスプレイですが、iPhone Xで普及して2年目になる今年
有機ELが、長期に渡って使い物になるのかが、判定される年になることでしょう。
もし、焼付き騒ぎが大きくなってクレームが上がったら、
有機EL離れが起きるかも知れません。
また、ないかも知れません。
これだけ多くの有機ELをもったデバイスは、iPhone Xが初めてなはずです。
ここも注目すべきでしょう
健康
デジタルの世界が本格的に健康分野にやってきそうです。
血圧と心拍ぐらいしか測れなくて一日しか持たない時計ではなく
もっと多くの情報と長時間運用できる健康ガジェットが登場してくるでしょう。
自転車乗りからすると
「そんなのガーミンが昔からやっているよ」
というわけで一歩先を行くガーミン社などから新モデルが登場してくるはず
健康器具は、AIをはじめデジタル機器と相性がよいので数多くの種類が出てくるでしょう。
XR
HumanEyesという創業18年目のコンピューターヴィジョン企業が、「Vuze XR」という新しいカメラをCESに展示することになっています。
拡張現実(AR)と仮想現実(VR)の包括的な表現の融合とも言われるXR
クロス・リアリティや、エクステンデッド・リアリティを意味するとも言われ、次の世代のVRとも言われています。
もしかしたら 見ているものの95パーセントがデジタルで、5パーセントが現実
あるいは、100パーセントがデジタルで現実が、0パーセント
むむ! これって マトリックス?
基本的には、今までのVRだと思いますが、情報を待って追加レポートになると思います。
スポンサーリンク
個人情報
ハードウェアとソフトウェアが密接に繋がり、個人の情報を元にAIが機能する。
いままでのような企業側の押しつけではなく個人の趣味嗜好に合わせた製品が中心となる場合
問題になるのは、個人情報
と言って期待された GDPRは、EUの対Googleだけに存在しているような組織になっているし、何の役にも立っていないのが現状です。
そもそも、スマートフォンやインターネットを使う上で個人情報など
「とっくに持っていかれている」と思っているので 「何を今さらGDPR」とも思っています。
マリオットホテルが、大量の個人情報流失(パスポート番号も抜かれていた)になっているのにあまり記事になっていないのは、スポンサーに気を使っているため?
それとも大人の事情?
ホテル大手マリオットの「5億人分」もの情報流出は、なぜ起きたのか
https://wired.jp/2018/12/01/marriott-hack-protect-yourself/
疑問です。
こちらのほうが、重大事件なのではないでしょうか?
個人情報などすでに流失していると考えるのがよいでしょう。
いまさらFacebookを止めても流れていたものは消すことはできないのです。
まとめ
2019年 デジタルで流行るものを占ってみようか?
と考えてみたのですが、AIと5Gぐらいでそんなに目新しいものがなさそうです。
曲がるディスプレイもどうでしょうか?
流行るのかな? 疑問です。
AIは、AIの存在感がなくなり「あたりまえ」のように使っているような気がします。
AIに関して言えば、1/3に為替で大幅な円高が発生したように我々の経済に深く関わって来ました。
もしAIが、どこかの国の経済を潰そうとしたら出来てしまうかも知れませんね。
2019年は、AIに振り回されそうな一年になりそうです。
スポンサーリンク