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IT小僧の時事放談

米国AT&T 5Gサービス開始 でも内容はお寒いようです。

2018年12月20日

草野球、元社会人野球のレギュラーが参加
誰も彼の投げる球を打つことが出来ない。

せっかくの野球がこれでは台無し
恐れ入りますが、「元社会人野球のレギュラー」の方には帰っていただくとして
楽しく草野球を楽しみましょう。

というわけで飛び抜けた存在である「元社会人野球のレギュラー」の彼を排除して残りで草野球で楽しもうぜ!

というのが、今の米国5G事情
「元社会人野球のレギュラー」とは、
「ファーウェイ(Huawei)」さんと思ってください。

今回のIT小僧の時事放談は、
米国AT&T 5Gサービス開始 でも内容はお寒いようです。
というお話です。
米国の「証拠がないけど 怪しい疑惑」で追い出したファーウェイ(Huawei)ですが、その空きにサービス開始なんだけど
どうも内容が「アレレ?」らしいという
話をブログにまとめました。

最後まで読んでいただけたら幸いです。。

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5G

5Gとは、次世代無線通信

第5世代移動通信システム(だい5せだいいどうつうしんシステム)とは、現在規格化が進行中の次世代無線通信システムである。英語: 5th Generation, 「5G」(ゴジー、もしくはファイブジー)と略記される。
ウィキペディア

その仕様は、
10Gbps以上の通信速度
エンドツーエンドで1ミリ秒の低遅延
99.999%の信頼性(目標)

現在のスマートフォンで使える4Gは、50Mbps - 1Gbps程度の超高速大容量通信と定義されています。
国内では、WiMAXとか4G LTEとか言われています。

50Mbps-1Gbps程度 vs 10Gbps以上 

10倍以上のスピードがある5G
実現できたらいろいろなことができそうなので、世界中のあちこちで実験や開発を行っています。

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ファーウェイ(Huawei)

実現に一番近いのが、ファーウェイ(Huawei)です。
5Gの通信機を実験段階ですが出荷できる状態だったのですが、米国のバッシングで頓挫、中国国内で実験中です。
間違いなく世界で一番先頭を走っています。

先頭を潰してしまえ。

対して、米国、NOKIA(ノキア)、Ericsson(エリクソン)、日本でも研究開発を行っていますが、まだ実験にこぎつけるのが精一杯状態

そこで米国は、ファーウェイが5Gで世界を制するのを止めるためバッシング開始
(と勝手に思っています)

AT&T 第5世代移動通信(5G)開始

AT&Tは今年1月、年内に第5世代移動通信(5G)の提供を開始すると宣言
(AT&Tの最高経営責任者(CEO)、ランドール・スティーヴンソン氏)

という約束で

「米国の大手通信会社であるAT&Tが、第5世代移動通信(5G)サーヴィス「5G+」の提供を12月21日から開始」

となりました。

AT&Tの「5G+」が使えるのは以下 12の都市になります。

  • ジョージア州アトランタ
  • ノースカロライナ州シャーロット
  • テキサス州ダラス
    同ヒューストン
    同サンアントニオ
    同ウェーコ
  • インディアナ州インディアナポリス
  • フロリダ州ジャクソンビル
  • ケンタッキー州ルイビル
  • オクラホマ州オクラホマシティ
  • ルイジアナ州ニューオーリンズ
  • ノースカロライナ州ローリー

おおおお!

ついに5G時代到来か!

と思ったらどうも状況が微妙なのです。

それって5Gなの?

第5世代移動通信(5G)サーヴィス5G+の提供を12月21日から開始
と威勢はいいのですが、内容を見ると
「ちょっとちょっと」
とツッコミを入れたくなります。

5G+

ざっくりとした5G+の特徴です。

  1. 5Gネットワークに接続するにはネットギア製のモバイルルーター
    「Nighthawk 5G Mobile Hotspot」が必要
  2. ルーターの数は限られていて、一部の顧客しか使えない。
  3. 契約を申し込んでも来春までお預け
  4. エリアが発表されているけど、エリア内全域で使えるわけではない。
  5. 理論的には最高で毎秒1ギガビット(1Gbps)が可能

おや?
毎秒1ギガビット(1Gbps)って一桁足りない気がするのですが、
これって4Gの最高理論値ではないでしょうか?
「下り10Gbps」ではないですよね。

5G Evolution

AT&Tは昨年から5G Evolutionという名前のサーヴィスを提供中
これは、240弱の地域で契約が可能で、年内には対象エリアを400カ所以上に拡大する計画
と言っていますが、これも 5G と言っていますが、

「LTE-Advanced」として知られる4Gの改良版の通信方式で5Gでは、ない

ベライゾン

ベライゾン(米国の携帯電話会社)は、2018年10月に4都市で5G Homeの提供を始めた

ヒューストン
インディアナポリス
カリフォルニア州
サクラメント
ロサンゼルス

で提供中ですが、市内の一部地域でしか使えない。
具体的にどのエリアなら通信圏内なのかといったことは、一切明らかにされていない。

それって、サービスって言えるのでしょうか?

実験段階ですよね!

こちらも「下り10Gbps」ではない。

つまり 5Gではない

偽5G

というわけで米国で開始される ものは5Gもどきとも言われています。

実際に実験まで進んでいるファーウェイ(Huawei)に追いついていないけど
名目上 5G と名前がついていて、

「5Gサービス開始」
「おおお! 米国すごい!」

と宣伝はできますよね

たぶんそう宣伝するんでしょう。

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まとめ

ファーウェイ(Huawei)のスパイチップとか情報が抜かれているとか、確固たる証拠を提出したところはありません。
それどころか

「ファーウェイは、国内メディアによる一部報道内容について、ニュースリリースで「事実無根」として否定。法的手続きを進めていると発表した。」
フジテレビ系列で報道された内容を指しているものと思われます。
どうする「フジテレビ」!

米国も日本も こんな状況です。

負けそうだから
「言いがかりをつけて 引きずり落とす」
としか言えないんだよね

ファーウェイ(Huawei)の味方ではないのですが、
やり方が、せこすぎるぞ!

意味もわからない日本のマスコミは、
「米国で5Gサービス開始」
って言いそうですね。

お寒い限りです。

WIRED参照
https://wired.jp/2018/12/20/at-and-t-5g-network/

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