Instagram(インスタグラム)
サービス開始時には、純粋に写真好きな人が集まって 自分の写真を共有して楽しむ者でした。
しかし、現在のInstagramは、動画と広告があふれかえり、ネット商品のカタログサービスとなってしまいました。
Instagramが現在のようなSNSになったのは、Meta(Facebook)に買収され、Facebookのやり方に異を唱えた創業メンバーが去ってしまったからです。
今回のIT小僧の時事放談は
Instagramのの創設者が新しいニュースアプリを立ちあげる 単短面(たんたんめん)の時代に生き残れるか?
と題して、再びネットの世界に戻ってきた創業者の二人の新サービスについてお知らせします。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
スポンサーリンク
目次
Instagram(インスタグラム)
Instagramについて いまさら説明するまでもありませんが、念のため
Instagram(インスタグラム、略: インスタ)は、メタ・プラットフォームズが所有するアメリカの写真・動画共有ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)であり、ケビン・サイストロム(英語版)とマイク・クリーガー(英語版)によって作成され、2010年10月にiOSでサービスが開始された。2012年4月にAndroid版がリリースされた後、2012年11月には機能限定のデスクトップ向けインターフェイス、2014年6月にはFire OS向けアプリケーション、2016年10月にはWindows 10向けアプリケーションがリリースされた。開発者2人は共に既に退任している。
創業者は、Kevin Systrom(ケビン・シストロム)と Mike Krieger(マイク・クリーガー)
Kevin Systrom(ケビン・シストロム)は、Instagramについて
すべてはインターネットをよくするためだと、わたしは思います。
とインタビューに答えている
その趣旨に沿ったInstagramは
TeitterやFacebookのような誹謗中傷や政治的に利用されるのではなく「美しい写真」で癒やされるためのSNSを目標にしてきました。
事実、Instagramは、いかがわしい写真や性的なことを排除しています。
という理想を掲げていました。
しかし、Facebookが買収した後 Instagramの思想が大きく変わってしましました。
-
インスタグラム(Instagram)が、侵略される。 CEO Kevin Systrom(ケビン・シストロム)離脱の理由
どんなに優良企業でも利益最優先に舵を切りすぎると歪が出てきて崩壊します。 吉野家は、1980年(昭和55年) 120億円の負債を抱えて事実上の倒産しました。 倒産の原因は、利益率の維持のために 「米、 ...
続きを見る
創業者の2人は、Instagramから離脱
そして、今や通販サイトのようなサービスへと変わってしまいました。
-
Instagram(インスタグラム)を通販サイトにしたやつは、誰だ!
最近、Instagramは、「広告」が多くなってきた。 いや! 広告は、いいんです。 「インターネットは、広告と個人情報がなければ、成り立たないもの」 ですから。 どこかのIT企業は、そこをよく解って ...
続きを見る
ニュースを読むためのアプリ Artifact
2023年2月1日 あたらしいアプリの情報が公開されました。
Artifact という名前のサービスはmAIによってパーソナライズされた次世代のニュースアプリと言われている。
簡単に言えば
- パーソナライズされたニュース
ユーザーが配信されたニュースをクリックするたびに、最新のAIが好みの傾向を学習して、パーソナライズされたニュースを流してくれるようになります。 - フォロー
フォローしているユーザーが投稿した記事がコメント付きで表示されるフィードや、ダイレクトインボックスの追加
2つの視点でニュースサービスと差別化を図ろうとしています。
Artifactは、現在、アプリとして開発中で益化されていません。
Web サイトでは、米国 (+1) の電話番号を持っている人からのサインアップを受け付けています。
Artifact申し込みサイト
https://artifact.news/
単短面(たんたんめん)の流れに乗ることができるか?
ネットサービスの流れは、単純、短く、面倒くさくないという 単短面(たんたんめん)に流れています
10分の動画でさえ長すぎるとスキップするような世代に支持されることは難しいだろう
Artifact がどれほど洗練され差別化されたとしても、すでに Apple News、Google Newsをはじめ多くのニュースアプリアプリを持っている市場で一定の支持が得られるかどうか 厳しい状況になりそうです。
まとめます
Artifactが他のニュースサービスと差別化ができるかどうか?
また、差別化していることをユーザーが認識し有効性を感じ取れるかどうか? 非常に難しいと思います。
TikTokのような動画全盛時代に文字だけを扱うニュースサイトがどれだけ広がるかは未知数です。