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IT小僧のブラック時事放談

つながらない携帯電話会社にカネを払うことはない。




携帯電話の黎明期から使っているIT小僧にとって携帯電話会社の意味は、「つながることが大前提」です。

今回のIT小僧のブラック時事放談
つながらない携帯電話会社にカネを払うことはない。
と題して、世界でトップクラスの携帯電話品質の日本においてつながらない携帯電話会社の存在意義はない
というお話です。

特別にどこの企業を指しているわけではないですが、IT小僧の言うことですから「あの会社ね・・・」と察してください。

今回も小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。

最後まで読んで頂けたら幸いです。

つながらないことがあたりまえの時代

古くは、NTT(DoCoMo)からはじまった携帯電話会社 新しいことが大好きなIT小僧は、一般に発売されて直ぐに購入
端末は、DoCoMo NOKIA 2150 第2世代 (2G)の携帯電話は、待受 12時間 連続通話 30分、ネットなどもないしメールもなしという世界でした。
街角には、公衆電話がたくさんあって、携帯電話などビジネスか、ブルジョアか、物好き(IT小僧はこの分類)が持つ時代でした。

当時は、デジタルムーバが全盛となり 今は消滅しつつあるPHS(いわゆるピッチ)が爆発的に増えていました。
音質がよく データ通信も早かった(32kbps 最終的には回線を束ねて64kbps)も出ていました。
なにより通信料金が安かった。
ただし、PHSは公衆用基地局で最小20mW - 最大500mWという弱い電波で基地局から半径100m以下 - 最大でも500m程度しか電波が届かない。
もちろん 全国展開など難しいので 都市部だけの対応となっていました。
NTTパーソナル(現・NTTドコモ)、DDIポケット(現・Y!mobile)、アステルなどが中心で都市部を中心に事業展開をしていました。

ポケットベルもまだ普及していて 東京テレメッセージ というポケベル専門の会社もありましたが、これは携帯電話の普及とともに消滅しました。

あの事件の時に繋がっていた携帯電話はどこ?

1995年(平成7年) IT小僧は、オウム真理教 地下鉄サリン事件のとき六本木で仕事をしていて運良く難を逃れることができました(途中下車しなかったら危なかった)
そのとき、携帯電話で家族に連絡を撮ろうとしたら全く通じません。

回線がパンクしてしまったのです。

そのとき、IT小僧の横で携帯電話で話しているサラリーマンがいました。

「なぜ 彼は電話できているんだろう?」

彼の電話には、IDOのロゴが・・・ そうです。今のauの前身ともいえる「 日本移動通信 (IDO)」です。「日本移動通信」は、京セラグループとトヨタ自動車グループが中心となってスタートした企業でした。

IT小僧の電話は、お金持ち(と携帯電話趣味の人)は、DoCoMo(当時のロゴは、docomoではなく DoCoMoでした)、貧乏人(正確にはコスパ重視とデータ通信)は、PHSとなっていました。
DoCoMo(NTT) の接続率は、今ほどではなくても当時、圧倒的でした。
しかし、IT小僧の横で電話をしていた人は、IDO 「

「むむ? DoCoMoって緊急時にはダメなの?」

当時、携帯電話を持っていた人の多くは、DoCoMoだったのですが、前代未聞の事件に対しては想定外だったでしょう。
電話回線がパンクしただけでした。

老舗のDoCoMoもサービス開始時には、接続できない場所も多く、電波を探していたという時代もありました。
※電波を掴んだところが公衆電話横で結局 公衆電話を使ったということが何度もあります。

DoCoMoからIDO

地下鉄サリン事件という事件の後、IT小僧は、 日本移動通信 (IDO)に電話会社を変更しました。
緊急時に電話がつながらないという不安があったからです。

その IDOですが、当初、全国展開したいたものの人口カバー率が低く都市部以外では接続できないところが多い状態が続いていて「希望するユーザー」に対して「ドコモローミング」というサービスを準備し自社電波を受信できない地域(IDO利用者はセルラーエリア、セルラー利用者はIDOエリア)で、NTTドコモのムーバ(800MHz)にローミングで利用できるようになっていました。

あれ? どこかの携帯電話会社と同じですね

いまでこそ、生活圏内のほぼすべてで「携帯電話がつながらない」なんてことは、(一部の携帯電話会社を除いて)なくなりましたが、どこの携帯電亜会社も最初はそんなものでした。

つながらない電話

しかし、21世紀の現時点でdocomo、au、SoftBankとそのサブブランド UQモバイル、Yahooモバイル そしてこの3社から基地局と電波を借りているMVNOも電波がつながらないなんてことは、ほぼありません。(通信状況が遅いというのはありますが、電話はできます)

しかし、1社 電波がつながりませんが、多い携帯電話会社があります。

そうです。あの無料と言葉で契約数を増やしている携帯電話会社です。

IT小僧もあの電話会社と契約しました。
当初、つながるのは、ローミングしている au回線のみという日々が続き、はじめて あの電話会社の文字がスマートフォンの文字が表示されたときは感動しました。(笑)
以後、いろいろなところで試してみましたが、ほぼ au という日が続き 先日 都内では、頼みのau回線もなしとなりました。

ここで、IT小僧は、25年前の状況にタイムスリップしたかのような感覚になってしまいました。

「電波を探す・・・」

もうお笑いでしかありません。
今は、1990年代ではなく2021年です。

同じような通信費用で日常生活にまったくこまらない通信速度と電話の利用ができるのに 「25年前の電波を探す環境である必要はない」「無料であってもつながらない場所が多い携帯電話に存在価値はない」と判断しました。

「そんなことないよ 今はつながるし パートナー回線もあるよ」
「固定回線として使えば 1年間は無料だよ」

いろいろとご意見はあると思いますが、パートナー回線などなくてもdocomo、au,SoftBankならばつながるし、格安SIMだって以前ほど激遅ではなくなっています。

「生活圏でつながるからOK」

でも どこかにでかけたとき その携帯電話会社の電波は繋がりますか?
ローミングでauが使えるからといってもそこは、使い放題ではないのです。

「光回線と同じように無制限インターネット回線を使える」

なんて 記事も見受けられますが、確かに無制限かもしれませんが、「光回線と同じようなスピードはありません」
これは、巧妙な誘導法ですが、「同じように」という文字で「光回線と同じ」と頭の中にインプットされやすくなるのです。
同じなのは、無制限であって 同じように快適では有りません。

どんなにコスパが良くても つながらなければ 携帯電話として失格です。

つながってきた電話

お金を湯水のようにつぎ込んで基地局を設置 以前より つながるようになってきました。
確かにそのとおりです。

今年の4月に解約する直前では、都内の屋外では、ほぼ問題なくなってきました。

「接続エリアを見れば、もうこんなにつながるんだ」

と思いますよね でもオフィスの中、室内 使えていますか?
コンビニで電子決済でなかなかQRコード決済できなくて イライラしませんか?

使えない場合も多いです。

そうです、たしかに基地局を増設して頑張っていますが、何十年も基地局を整備してきた携帯電話会社とは勝負になりません。
料金が高いと言っても ahamoなどの登場で それほど大きな差がなくなってきました。

YouTubeなどで

「接続するためのテクニック」
「パートナー回線を掴んでいる場合、ネットワークの手動設定で〇〇電波を掴める場合(場所/機種)」
「固定回線で使えばお得」
「つながらないときはこの対策で乗り切れ」

なんて盛んに推しの人が動画を出していますがそれを全部鵜呑みにすることは危険です。
携帯の電波は、一概にいいとか悪いというのではなく、場所、時間、環境で大きく変わってきます。

ですから 全く問題なく使えている人もいれば、まったくだめな人もいるわけです。
IT小僧の場合、自宅内で圏外、コンビニで接続不可を何度か経験しているので主回線としてNG(次期早々)と判断しました。

1GBまでは0円/月とか、無料やお試し期間の時に契約することもできるので自分の生活圏内で十分に使えるかどうかを新規契約して確認することをオススメします。
もし、問題がないと判断したら今使っている携帯電話番号をMNPで変えればよいだけです。

ただし、メイン回線として使うのは、ちょっと考えてみましょう。
その理由は、次の章でお話します。

緊急事態のときに大丈夫?

緊急事態などないに越したことはありませんが、もし事故や自然災害に巻き込まれたとき そのスマートフォンで連絡や連絡ができるかどうかが重要です。
2011年の震災以降 docomo,au,SoftBankもインフラとして緊急事態の対応を進めています。

NTTドコモ

  1. 大ゾーン基地局を全国106カ所に配置し、基地局の無停電化、バッテリーの24時間化など、通信確保のための対策を推進。迂回可能な伝送路も確保。
  2. 衛星エントランス基地局を増設し、さらに避難所などで衛星携帯電話をすぐに提供できる準備。
  3. 災害用音声お届けサービスの開発、復旧エリアマップの拡充など、被災者やその関係者に役立つ情報サービスの開始。

au

  1. 安定した通信を確保するため、ルートの二重化を図るほか、陸上のルートに代わる海底ケーブルも使用するなど、多くのルートを確保。
  2. 通信局舎や設備の耐災害性の強化。3時間以上の蓄電池を設置。通信局舎は自家発電機を設置。
  3. 車載型無線基地局や可搬型無線基地局を配備し、被災地での通話やメールサービスを可能にする。
  4. au災害対策アプリを使用し、録音した音声をパケット通信で届ける。

ソフトバンク

  1. 衛星対応の移動基地局車を100台、可搬型基地局も200台配備。さらに、小型の可搬型基地局も10台追加。
  2. ガソリン不足の状況に備え、電気自動車の技術を生かした蓄電池型のポータブルAC電源を配備し、電源確保の体制を確立。
  3. 基地局の早期復旧のため、社内公募で救援隊を結成。可搬型基地局の設置や携帯電話貸出・充電などの被災地支援を図る。

いずれも基地局自体の損傷や基地局への電源供給ができなかったという経験を活かそうとしています。さらに防災訓練を始め、定期的に設備の再チェックなどが行われています。

さて、あの会社はこれだけの体制が取れるでしょうか?
現在、基地局の整備を中心にしているので大手3キャリアほど充実できていないと思われます。

インフラを経営するというのは、このような 災害などに対しても十分な対応が迫られます。
なくても問われませんが、対応しているかどうかということは、結構重要ではないかと思っています。

これが、メイン回線として選ぶかどうかという判断材料になると思っています。

応援しようで契約することなどしない

「応援しよう」と商品を購入したりすることってあります。
しかし、携帯電話の場合 応援しようで公契約するのは、バカとしかいえない。

よく聞く話で「日本の携帯電話を安くしようと通信事業をっはじめた」なんて言っている人もいますが、そんなことは絶対にない。
儲かるから 事業をやることが事業者としての責任であり株式会社の使命でsる。

今は、損をしても将来 莫大な利益を生み出すことを前提に投資しているわけである。
「国民のために応援しよう」なんて言っているYouTuberやブロガーは、おめでたいと思っている。

ソフトバンクが成功したのは、既存の事業買収と半端ない投資が実ったわけですが、あの会社はどうなんだろうか?

高いと文句を言っているローミング費用も 「そんなこと わかっていて契約」したはずである。
それを儲からないからと言って「高すぎる」なんて、「自分は先が読めない経営者です。」と言っているようなものである。

当初2Gまでのはずが、トップからの一声で5Gにしたのは、あなたでしょう。

携帯電話事業の赤字補てんのために「他の事業のポイントを減らしたり」しているのを知っていますか?
携帯電話事業のために他のサービスが犠牲になっています。

「○○ポイント 悪化」で検索すれば詳しいことがわかります。

「応援しよう」で購入してもいいと思うのは、緊急時につながるかどうかわからない携帯電話などのようなインフラ以外のものだからできるのである。

緊急なときにその携帯電話がつながらなかったら 困りますよね
命に関わることが起きたときに 非通知で相手が電話をとってくれなかったり、はっきり聞き取れなかったりしたら危ないと思いませんか?

ソフトバンクは、そういうことがないようにプラチナ回線と莫大な投資をしているのです。

何をそんなに大騒ぎしているのか、まったく意味が分からない

資金の調達で中国企業(テンセント)との資本提携をしたのは、この先 特に米国の監視が強化されます。

(中国企業(テンセント)との資本提携したことで)
「何をそんなに大騒ぎしているのか、まったく意味が分からない」

日本では、「なぁなぁ」で済まされることが米国では、一刀両断される可能性も0ではありません。
「日本郵政」側は、情報流出防ぐと宣言しましたが、中国政府の息のかかった企業とつながるのは危険すぎる。
米国に睨まれたら そこで The END  「経済安全保障」からはじき出されたら生きる道筋がなくなる。

自己資本比率も下がり、前期に1000億円超の最終赤字となりました。
携帯電話事業は、まだまだカネがかかりグループの他の事業が好調でも携帯電話事業で食いつぶしています。

まぁ こんなことは、ユーザーにはあまり関係のないことなのですが、心のどこかに懸念としておいておくのも良いかもしれません。

 

郵政から1500億円の出資の意味

国の資本が50%を超えている「実質国営企業」である郵政が、なぜ あっさりと1500億円の出資ができたのであろうか?
「実質国営企業」が一民間企業へ一方的に出資して資本提携するということは、ある意識が働いているはずです。

考えられるのは「免許を与えた国としてのメンツ」で「かんたんに潰れてしまっては困る」ということが推測される。
この先、5G,6Gとさらにカネのかかる通信事業を考えると「どうかんがえても もたない」と判断して「つなぎ資金」を提供した可能性はある。

最終的に「モバイル事業の賞味期限切れの前に売却で決着」というシナリオがあるのではないでしょうか?

しかし、問題は「テンセントとの資本提携」である。
もし「出資者に黙ってやったとしたら シナリオは書き換わる」可能性はある。

米国を敵に回して官公庁と政府は動けないので(郵政側に黙ってやったとしたら)最悪のシナリオもあるかも知れない。

もっとも この話は、すべて 妄想で書いたもので事実かどうかは、わかりません。

まとめ

YouTubeやブログなどの記事で あまりにもヨイショ記事が多いので それは本当なのか?
という疑問で自分で契約したときの体験を元に書いています。

別に悪意があってこの記事を書いたわけではありません。
ただし、実際に契約してみて使ってみた結果 まだ メイン回線として切り替えることは、次期尚早いと感じています。

しかし、現在、快適に利用できているとしたらポイントもあるしお得ということでそのまま使えば良いと思います。
ですから、なんとか経済圏の中で生活している人をどうこういうわけではありません。

ただ、TVCMなどをみて 今契約している携帯電話の契約をいきなり変えるというのは、IT小僧はオススメしません。

1GBまでは0円/月とか、無料やお試し期間の時に契約することもできるのでお試しで新規に契約して試してからで判断しても遅くはありません。

確実に言えることは、docomo、au、SoftBankと比べたら 回線品質(つながりやすさ、安定性、緊急事態の対応)が落ちると感じる人は多いでしょう。
あとは、通信費用ですが、ahamoなどと比べてみて検討してみてください。

携帯電話業界に楔を打ち込んだ業績は、すごいと思います。

しかし、タイトルのように「つながらない携帯電話会社にカネを払うことはない。」と個人的に考えています。

※個人的な環境なので快適に使っている人や企業を揶揄しているわけではありませんので誤解のないように

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