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IT小僧の部屋

スマホのAI機能 そんなに使いますか? 必要かどうかよく考えよう

2024年のスマホのトレンドは

AI

写真、文字起こし、翻訳、検索 いろいろなところにAI機能が詰め込まれています。

今回のをお話は、
「スマホのAI機能 そんなに使いますか?」
というお題で スマホとAIについて考えてみよう。

専門家から誰でも写真が楽しめる時代

写真はもともと高度な技術が必要で専門的な知識と技術が必要でした。
絞り、被写界深度、ダイナミックレンジ、露出、焦点距離とかを理解し光を調べてやっとシャッターを押す。
でも成功するかどうかは現像しなければわからない。

しかし、技術の進歩によってプログラムが組み込まれ面倒なところをすべてやってくれる時代になります。
俗にいう「バカチョンカメラ」の登場で写真を撮ることが誰でも出来るようになります。

これは、写真を専門家から誰でも楽しめるという時代になったのです。

さらに、ガラ携、スマホの普及で写真がもっと身近になりました。

そしてAIの登場でさらに進歩します。

絞り、被写界深度、ダイナミックレンジ、露出、焦点距離とか
写真を撮影するために必要な知識と技術をAIが補助して失敗しない写真を撮ることができるようになりました。

とここまではよかったわけです。

すでに写真ではない

AIの進化による撮影済みの写真加工が増えてきました。

露出不足補正、赤目補正、ピンボケ補正

これぐらいはOKだと思います。

しかし

写真もAIを使った合成写真が中心になってきました。

「人や物を消したり」
「選んだひとやものをでかくしたり移動したり」
「撮影者を後から合成」

すでに写真(真実を写す)という世界ではなく創作になっています。

「そんな固いことを言うなよ きれいに撮れるならいいじゃないか」

確かに個人で愉しむならいいんですが、SNSで拡散、マスコミつまり公共に公開した場合「つくりもの」であるかどうかは、多くの人に判断できないわけです。

昨今のマスコミは、自分で取材することが減っていて「誰かがもってきた事案」を紹介するだけのプラットフォームになっています。
もちろんSNSの投稿からニュースにするなど「ああたりまえのようにやっています」

その写真や動画が「悪意や意思をもってつくられたフェイク」だったら・・・

誰かが切り抜いた記事や写真や映像」を「よく考えずに騒ぐ人が増えています。
自分で何も判断することができない人がSNSの影響で増えているのです。

「悪意や意思をもってつくられたフェイク」を信じる人が爆発的に増えてきたら

秩序なんて簡単に崩壊してしまいます。

翻訳、文字起こし

AIによる翻訳 便利ですよね

英語のニュースやマニュアルも「ある程度正確」に翻訳してくれます。

重くて分厚い辞書を引いてなんて時代は終わりました。

スマホがあれば、世界のあらゆる辞書、百科事典、専門書を読むことができるのです。

ネットさえ繋がれば世界中の情報を「日本語」で読むことができるといういい時代になりました。

自分は、よく外国の人に道を聞かれますが、「道案内ならなんとでもなります」が、それ以上になるとわからないことも多々あります。

英語ならそれでもいいんdねすが、みんな英語とは限りません。

そのときスマホに翻訳アプリがあると便利ですよね。

文字起こしと要約 便利ですよね

だらだらと脈絡もない くだらない会議をすべて録音して文字起こしでデータ化
さらに 要約をAIにお願いすると 見事に 数行?に要約してくれます。

議事録なんて これで十分です。
AIに任せて その時間を別のタスクにしましょう。

落とし穴

便利なAIなんですが。大きな落とし穴があります。

翻訳

それは、人間が頭を使わなくなること 翻訳機能が進めば人は語学を学ばなくなります。
電卓が普及してそろばんが使われなくなったように 人は便利になればそこの部分の頭を使わなくなります。

特に語学は、人対人の場合、言葉が話せるかどうかは信頼度ということで大きく意味合いが違います。

英語が話せない外務大臣、首相 なんてあり得ないでしょ

外交は、お友達なんです。信頼関係が重要ということをわかっていない人が多い。
対会社の付き合いも最終的には、人です。
そこで わざわざ 翻訳機を持ち出すのは、信頼度が大きく下がります。

ですから、AIの翻訳は便利なんですが、外国語を習得しないという考えは間違いです。

スマホのAIで翻訳するより自分で思うことを話せた方が100倍以上役に立つのです。

まずは、母国語の勉強 そして「もっとも簡単な言語の英語」を学生時代にしっかりと学ぶべきです。
昭和の時代と違い、日本だけで生きていける時代は終焉を迎えます。

英語ぐらいできないと相手にされない時代が確実にやってきます。



創造

議事録のようなものはAIでも問題ないかも知れません。
しかし、文書を作成する、絵を描くなど創造の世界にもAIが浸食しています。

もちろん、「AIだ」と認識されているならともかく すでに「論文などでえ人と判断できない」と言う状況が出てきています。

そうなると何が起きるでしょう。

人間は、楽をするのがあたりまえです。
なんでもAIに任せれば いいんです

となったら 人の脳は間違いなく退化します。
自分で考えなくても

「AIが音楽を選んでくれて」
「AIが次にみる映画を決めてくれて」
「AIに問えばなんでも教えてくれる」

自分の頭で考えなくても楽に過ごせる世界がすぐそこに来ているのです。

それって 幸せな世界なんでしょうか?

スマホとAIがあれば なんでも解決してくれる世界

でも それって

通信環境、バッテリー、クラウド、サービスがすべて正常に動いているから実現できることでそれらのどれかひつでも欠けたら
「AIは、何も答えてくれません」

そのとき あなたは何ができますか?
依存するものが失われたらどうなるのか?

そのとき、あなたを助けてくれるのは、あなただけなのです。

今のスマホのAI

ここまで書いてきておわかりかと思いますが、今のスマホに入れているAIって

そんなの必要なの?

というものばかり

うがった言い方をすれば

せっかくカネをかけて開発したAIなんだから なんかカネになりそうなことをスマホで実験しようぜ
てな感じ程度なんだろうと思います。

AIすげぇ

と思っても では実際にスマホのAIに田付けられていますか?

ということなのです。

そんなに凄いAIならば

通信量を減らすにはどうすればよいか?

バッテリー消費を抑えるにはどうすればよいか?

と言うような地味なことをやってくれればいいんだけど

それじゃ スマホを買ってくれるアピールにはならない

だから 写真とか、翻訳とか 目に見えるものでアピールするしかないわけです。

頭を使え

スマホにAI機能が搭載されています。

でも そのAI機能 あなたは使いますか?
最初は、もの珍しくて使うと思うけど そのうち多くの機能は使われなくなるでしょう。

そんな機能にあなたは、どれだけおカネを払うことができるのでしょうか?

自分で使う機能が揃っていて、ストレスなく使えるならば AIてんこ盛りのスマホ必要でしょうか?

スマホって みなさん AI機能使っていますか?

このぐらいのスマホで十分だと思う今日この頃です。

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おまけ:AIバブル

AIバブルがはじけるかもしれないと言うニュース

2024年9月4日のニュースです。

先日、NVIDIAが最高利益をあげたのに株式が下がるという異常現象が発生しました。
通常ならば、前年比3倍の利益ならば爆上げのはずなんですが。。。

こんなニュースが隠れていました。

NVIDIAの株価急落 AI需要「72兆円不足」、市場が警戒

【シリコンバレー=山田遼太郎】米半導体大手エヌビディアの株価が3日、前週末比で9%強下落した。同社の半導体を使って開発する人工知能(AI)の実需が伸び悩むなど、AIブームにくぎを刺す指摘が相次ぎ、投資家の警戒感が高まっている。重要な経済イベントを前に慎重姿勢が強まる中、こうした懸念材料に反応した面もありそうだ。

エヌビディア株は前週末比9.5%安の108ドルで3日の取引を終えた。取引時間終了後に2024年5〜7月期決算を発表した8月28日の終値から、3営業日で約14%下げた。売上高が前年同期比で2.2倍、純利益は2.7倍と力強い内容だったにもかかわらずだ。

投資家を慎重にさせているのが、同社の半導体を使って開発するAIの需要が市場の思惑ほど伸びていないという指摘だ。AIの用途が広がらなければ半導体の需要も伸び悩む。

米ベンチャーキャピタル(VC)大手、セコイア・キャピタルは、現在のエヌビディア製半導体の購入規模に見合ったAI関連の売上高を、各社がいくら必要としているか計算した。

マイクロソフトやアップルなど米巨大テックを含め購入企業全体で6000億ドル(約87兆円)必要なのに対し、実際は足元で1000億ドル程度にとどまると分析した。消費者や企業が使うAIサービスの実需が5000億ドル(約72兆円)不足している計算になる。

米投資ファンドのコーチュー・マネジメントはエヌビディア製を含めたAI半導体への投資が増え続けた場合、30年に購入企業全体で3.6兆ドルのAI売上高がないと持続的な経営ができないと指摘する。

身の回りのAIを使ったアプリを見渡すと、米オープンAIのChat(チャット)GPTは週あたりの利用者が世界で2億人を超え、22年11月の公開から急速に広がった。

だがそれに続くヒットアプリは限定的だ。特に消費者向けでは、チャットGPTに近い対話型AIサービスを手がける米キャラクター・ドットAIや米インフレクションAIが十分な収益を上げる見通しが立たず、24年に入って開発体制を大幅に縮小した。

伸び悩む実需を考慮し、購入企業が半導体投資を見直す可能性もある。QUICK・ファクトセットによると、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン・ドット・コム、メタの4社の年間の設備投資は、24年12月期(マイクロソフトのみ25年6月期)が前年比36%増を見込むのに対し、25年12月期は今期比1割の伸びにとどまる。

マイクロソフトのエイミー・フッド最高財務責任者(CFO)は7月下旬、AI向けの需要が想定を下回った場合、エヌビディアが主に手がける高性能の半導体への投資を遅らせることが可能だと説明した。

株式相場の地合いも影響した。6日発表の米雇用統計や17〜18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)など相場を大きく左右するイベントを控え、買いを抑え利益確定で売却するなど慎重な投資家が多い。こうしたタイミングでは通常より懸念材料への反応が強まり、株価下落を見越した売りが進みやすい。

エヌビディア株の行方は24年11月〜25年1月期に出荷を始めるという次世代のAI半導体「ブラックウェル」の販売が広がるかが焦点の一つとなりそうだ。

日本経済新聞
NVIDIAの株価急落 AI需要「72兆円不足」、市場が警戒

この先、AIはどうなるのか?

 

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