映画やテレビドラマのワンシーンで数学者や理論物理学者が、黒板やホワイトボードに数式を書いているシーンをみたことがあると思います。
彼らは、コンピューターではなく黒板やホワイトボードを利用します。
コンピューターのほうが、計算もできるし、方程式の解も得られるでしょう。
でもなぜ、黒板やホワイトボードを使うのでしょうか?
ある物理学者が、インタビューに答えているのを聞いたことがあります。
「コンピューターは、入力したものしか出てこない」
新しい理論や方程式を生み出すには、教えられたことしかできないコンピューターではなく、無限の可能性がある自分の頭脳だけが頼りである。
ということらしい。
今回の小僧のオススメは、
新しいビジネスは、裏紙から生まれる。バンナイズ A4 コピーノートは、無限の可能性を生み出す万能ノート
と題して、IT小僧が昔から使っているノートをご紹介いたします。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
目次
PowerPointの資料は、先に渡すな
IT小僧は、社内SEなので時々「スマートフォンについての最新事情」とか「最新ネットサービス」について社内講義をしています。
当たり前のようにPowerPointで資料をつくっていますが、講義の内容は、PowerPointを読み上げることはしません。
人は、資料を見てしまうと、資料を読むことで頭を持っていかれてしまうので「人の話など聞かないし記憶に残らない」からです。
ですから、決してPowerPointの資料を先に渡しては、いけません。
本当は、PowerPointの資料も止めたいのですが、「資料が欲しい」という要望が多いため後で配布(ダウンロード)することにしています。
そう、人は、文字や図形になっているものを記憶に留めがちなのです。
PowerPointは、便利なツールなのですが、それは、単なる資料をまとめるもので相手に伝えるものではないのです。
偉大な自由
IT小僧は、おじさん世代なので紙の上にプログラムを書いてきた最後の世代です。
紙の上でプログラムを書くという作業は、非効率で現実的ではありません。
しかし、制限が多い、時代というものは、新しい発送が生まれやすく、イケてるコードを書くことができていました。
構造化されていない時代のシステムに構造的なプログラムを持ち込んでみたり、仕事なのに趣味的に仕事をしていた時期もあって
先輩方に「怒られた」ことも多々ありました。
それは、すべて 紙の上で生み出されたことなのです。
プログラムを印刷した大量のストックフォームとよばれた印刷物は、仕事が終われば廃棄
そのストックフォームをもらってきて、裏紙でプログラムの設計のため「落書き」をしていました。
そうです「落書き」こそ、新しいロジックを発見する場所なのです。
理論物理学者のように黒板ではなく、
古きエンジニアは、ストックフォームの裏紙にプログラムのアイデアを書いていたのです。
紙というアナログ媒体は、コンピュータのように決められたフォーマットでしか書けない制約はなく、
「偉大なる自由」を手に入れることができるツールなのです。
iPadのような手書きツールがあるって・・・
それは、そうですが、所詮ディスプレイの枠の中という制約に縛られます。
また、iPadを使う場合、「綺麗にかかないと」という意識が働いて、PowerPointと同じような「ただの資料作成」となってしまうのです。
そして、自由と言いつつ、ツールを使いこなすことを覚えなければなりません。
ペンでメニューを呼び出してタップして色を変えて。。。
こんなんじゃ、思いついたものを書き留めるために余計な思考を使ってしまいます。
現在のところ「アイデア」を導き出すために使われる「偉大なる自由」は、iPadなどからは、決して生まれません。
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紙の上から生まれる新しい発想
IT小僧は、これまでいろいろな手帳やノートに手を出してきたのですが、ここ5年ほど、手帳やノートは止めました。
スケジュールは、Google Calendar、タスクは、RememberMilk、ネットのメモは、Google KeepやMicrosoftの One Noteというアプリに任せています、
一方、システム設計、プログラムを組むときは、裏紙をクリップで止めて手元においておいて、いつでもメモ(楽激)できるようにしています。
ここで重要なのは、「自由な殴り書き」、おそらく他人には、意味不明な記号や文字ですが、本人にとっては大事な、頭の中身を書き記したアイデアでありひらめきであり、整理した思考の中身なのです。
新しいノートではダメ
そしてこれらの紙は、新品の紙ではいけません。
新品のメモ帳やノートでは、どうしても、見栄えよく書こうとしてしまいます。
これでは、PowerPointで書くのと同じなってしまいがちです。
「自由な思考から生み出される ひらめき」
には、体裁を気にしない「裏紙」こそて適任!
とIT小僧は、思っています。
バンナイズ A4 コピーノート
IT小僧は、3年ほど前から「バンナイズ社 A4 コピーノート」という製品をつかっています。
一見、ブックカバーや手帳のように見えますが、
中身は、A4のコピー用紙を2つに折った裏紙を挟むことができるものです。
社内、社外の会議にも持って言って、会議の内容をメモしたり、
裏紙にフリーで書いたアイデアの紙を挟んでおいたりします。
特別な機能は、これといってありません。
特別なメモ用紙を使っていないので「足らなくなったから買い足す」こともなく
バインダーのような穴あけ作業もないので手元の紙を再利用できます。
失敗したコピー用紙の裏紙再利用、ただそれだけです。
A4コピー用紙に書いたアイデアやひらめきを持ち歩くためのバインダー的なものと思って下さい。
ペンを入れるポケットがあったり、
名刺などを入れておける仕切りがあるのも便利です。
Microsoft Office Lensの有効利用
バンナイズ A4 コピーノートにメモした裏紙を挟んでいるとやがて入りきれなくなります。
そんなときは、適時に、棚卸し作業を行いましょう。
いる裏紙といらない裏紙を選別し、いらないものは、シュレッダーなどで廃棄
必要なものは、スマートフォンのアプリを使って取り込んで廃棄しましょう。
このとき便利なアプリは、
Microsoft Office Lens
このアプリは、ドキュメント専用のカメラアプリで撮影したものを
「ホワイトボード補正」のようにノイズを消してくれたり、
文字や記号をあとから入力
手書きで追加することもできます。
また、名刺を撮影して名刺データを作成したり
撮影したデータは
- One Note
- Onde Drive
- Word
- PowerPoint
などに変換して保管することができます。
自分は、Microsoft OfficeのOne Noteに格納しています。
こうして裏紙に書かれた アイデアやメモは、電子化して保管できます。
電子化したものは、廃棄しても、そのまま 保管しても自由です。
バンナイズ A4 コピーノート
と
Microsoft Office Lens
というコンビは、多くのアイデアやメモを生み出します。
まとめ
IT小僧にとって裏紙は、システムを構築するときの大事なパートナーです。
その裏紙を保管することができる
バンナイズ A4 コピーノート
Microsoft Office Lens
いろいろな可能性が広がります。
紙というものは、文字だけではなく、スケッチにも使えるし、自由にものを書くことができます。
残念ながら、今の電子デバイスでは、これほど自由なデバイスはありません。
何千年もの間、使われ続けてきた紙というデバイスは、今の人間にとってちょうどよいものです。
電子デバイスで挫折したみなさん、もういちど、アナログを見直しませんか?
バンナイズ A4 コピーノート
と
Microsoft Office Lens
新しい視点から何かを生み出してくれるはずです。
オススメ商品
バンナイズ A4 コピーノート
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バンナイズ A4 メモ ノート / 縦型
縦型も気になっています。
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Microsoft Office Lens
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