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IT小僧の時事放談

アメリカの複数の指標でLinuxデスクトップ 5%に到達 Windows離れ?

システムの仕事をしていると Linux(自分はAIXが最初でした)の知識は必須です。

特にクラウドでは、知識がないと何もで駅内状況となります。

今回のお話は、クラウドやサーバーではなく、デスクトップ つまり パソコンで日常的に使うOSがLinuxを使う人が増えてきた。
というお半紙です。

いつものようにGigazineのニュースを見てみましょう。

ついにLinuxデスクトップのシェアが5%に到達、アメリカの複数の指標で5%超え

Gigazine 2025年7月17日

Windowsのメジャーアップデートの時期には「古いPCにLinuxをインストールして活用!」といった話題が盛り上がりますが、依然としてWindowsが圧倒的なシェアを占めています。そんな中、複数の指標でアメリカにおけるLinuxデスクトップのシェアが5%を超えたことが明らかになりました。

Desktop Operating System Market Share United States Of America | Statcounter Global Stats
https://gs.statcounter.com/os-market-share/desktop/united-states-of-america

analytics.usa.gov | The US government's web traffic.
https://analytics.usa.gov/

Data Explorer | Cloudflare Radar
https://radar.cloudflare.com/explorer?dataSet=http&groupBy=os&dt=52w&loc=US&filters=deviceType%253DDesktop%252CbotClass%253DLikely_Human

ウェブトラフィック解析サービスを展開するStatcounterがまとめたアメリカにおけるデスクトップOSのシェア推移グラフが以下。Linuxデスクトップのシェアは徐々に増加し、2025年6月に5.03%に到達しました。

記事の続きはこちらから👇

ついにLinuxデスクトップのシェアが5%に到達、アメリカの複数の指標で5%超え - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20250717-linux-share/

Microsoft製品を使わないという作業だったら Linuxでこれまでのような作業は可能でしょう。
ブラウザ、エディター、多くの開発環境もあるため、困ることはなさそうです。

ただし、手取り足取りのWindowsやMacの世界とは異なり、多少の知識が必要なことは間違いありません。

また、Excelなどは、ブラウザベースならば使えますが、アプリとしては、互換性のアプリを使わなければなりません。
また、日本語入力では、「ある程度の変換能力のあるシステム」は用意されていますが、長文を書くときに他の入力環境を圧倒するATOKはありません。

文章入力する人は、ぶっちぎりの性能と機能でATOK以外選択肢はない

文章を書くなら 日本語入力ソフトを検討すべきである。 コンピュータ業界で長くメシ食ってますが、最近はプログラムより文章を書いている時間が長くなりました。 社内報告書、システム開発依頼、障害報告書、プロ ...

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2025年「アメリカ政府のウェブサイトのトラフィックに関する分析結果」

 

原因は?

Gigazine の過去の記事によると 5つの要因がが語られています。
Linuxユーザーの増加につながったと考えられる5つの事情 2024年03月06日 23時00分

Linuxユーザーの増加につながったと考えられる5つの事情 2024年03月06日 23時00分

デスクトップOSシェアで、Linuxの割合が4%を超えました。全体の7割をWindowsが占める状況からいえば、4%はごくわずかな数字に過ぎませんが、30年以上の歴史を持つLinuxのシェアが2023年6月時点で初めて3%台になったことを考えると大きな前進だといえます。ただ、直近でLinuxにそれほどまで大きな変化があったわけではなく、なにが数字を支えているかははっきりしません。そんな中で、ビジネスやテクノロジーに詳しいジャーナリストのスティーヴン・ヴォーン=ニコルズ氏が、Linuxユーザー増加につながったと考えられる5つの事柄をピックアップしています。

1:MicrosoftはWindowsにそれほど興味がない

ヴォーン=ニコルズ氏が最初に挙げたのは、デスクトップOSのシェアの大部分を占め続けているWindowsの事情です。

シェアの7割を占めているのに「興味がない」とヴォーン=ニコルズ氏が表現している理由は、Microsoftのビジネスの中でのWindowsの位置づけです。Microsoftの2024年第2四半期(2023年10月~12月)決算の売上を見ていくと、最も売上が多かったのはAzureやサーバーを扱うインテリジェントクラウド部門、2番目はOfficeやLinkedInなどを扱うビジネスプロセス部門、3番目はWindowsを抜いてゲーム部門が入っています。

2:Steamによるゲームの発展

ヴォーン=ニコルズ氏によると「長らく、Linuxにとってゲームは重要な要素ではなかった」とのこと。

しかし、ゲームプラットフォーム・Steamの開発元・Valveは、ソフトウェア開発企業のCodeWeaversと共同で、Windows向けソフトウェアをUNIX系OSでネイティブ動作させる「Proton」を開発。おかげで、「Linuxでゲームを遊ぶ」という選択肢が浮上するようになったとのこと。

SteamユーザーがLinuxに切り替えても不自由なくゲームを楽しめるよう開発された「Proton」でプレイできるタイトル数が1万2000本を突破 - GIGAZINE

3:一部のディストリビューションの使いやすさがようやくユーザーに伝わった

「Linuxは使うのは難しいと言われるけれど、そんなことはなくて、仕事と遊びで使うだけなら適したディストリビューションがたくさんあります」とヴォーン=ニコルズ氏は説明。

4:Linux用ソフトの検索とインストールが容易になった

ヴォーン=ニコルズ氏によると、一部のLinux純粋主義者は「Flatpak」「Snap」「AppImage」など、アプリケーションをコンテナ化するインストールプログラムを嫌っているとのこと。

しかし、開発者側からすれば、さまざまなディストリビューションに合わせてソフトウェアを調整する必要がないので好まれており、ユーザーとしても、インストール時に細かい手順を気にすることなく、欲しいプログラムを選べるようになるので助かるようになっているそうです。

5:インドで人気が高まっている

人口が世界一で、「IT大国」として成長が著しいインドにおいてLinuxは人気を博しています。インド国内のOSシェア1位はもちろんWindows(70.37%)なのですが、2位はLinuxで、15.23%ものシェアがあるとのこと。世界的にいえば2位のOS X(macOS)は、インドでは第4位(3.11%)だそうです。

Linuxユーザーの増加につながったと考えられる5つの事情 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20240306-why-linux-is-finally-gaining-popularity/

ビジネスでMicrosoft製品をガツガツと使わない限り、Windowsでもなくて問題がない
ということで ゲームに関してもSteamの「Linuxでゲームを遊ぶ」という選択肢によって Windowsからの脱却がはじまった という状況

では、日本ではどうなのか?

Linuxのシェアは1.4%

予想されたことではありますが、1.4%という結果

販売されているパソコンのOSがWindowsであることと OSに興味がない人
自分でパソコンの面倒を見る人の多さだと思います。

Linuxは少なくても パソコンを購入してわざわざ導入する人なんて エンジニアぐらいしかいないからね
日本語の問題もあると思う。

老エンジニアよりChatGPTに聞いてみた方が的確な答えが得られそうだ

ということで さっそく聞いてみたところ

日本でLinuxを使う人が少ない主な理由は以下の通りです。

1. WindowsやMacの圧倒的普及率

日本ではWindowsとMacが主流であり、パソコン購入時にプリインストールされたOSをそのまま使うケースが大半です。ユーザーがわざわざLinuxをインストールするメリットを感じにくいことが原因の一つです。

2. Linuxの認知度・情報不足

LinuxというOS自体が一般ユーザーにあまり知られておらず、具体的なメリットや用途が伝わっていません。また、日本語で書かれた初心者向けの情報が少なく、英語情報に抵抗感がある人にとっては敷居が高いと感じられます。

3. 日本語対応・サポートの不足

Linuxの多くのディストリビューションは日本語化されていますが、日本語環境に特化したサポートがWindowsやMacほど充実していません。特に企業が提供する各種ソフトウェアやサービスがLinuxに未対応だったり、日本語フォントや入力システムなどでトラブルが起きやすいという現状があります。

4. ゲームや商用ソフトウェアの対応が弱い

ゲームやAdobe製品(Photoshop、Illustrator等)など、日本で人気の商用ソフトウェアがLinux向けに提供されていないため、これらを利用したいユーザーはLinuxを選択肢に入れません。

5. 教育機関での導入が少ない

日本では学校や大学でLinuxを積極的に教育用途として採用する事例が少なく、教育課程で触れる機会が限られています。その結果、Linuxに対する馴染みがなく、ユーザー数が増えにくいです。

6. 職場や業務での必要性が低い

業務上、特定の企業製品(例えばMicrosoft Officeなど)を使う必要があり、Linuxを導入することで逆に生産性が下がるケースがあります。そのため、職場でもLinuxを推進する動機が乏しいです。

7. 社会全体の保守的傾向

新しい環境やソフトウェアを導入することに慎重な日本の企業・組織の文化があり、オープンソースソフトウェアへの抵抗感も根強いものがあります。結果として、安定したWindows環境からあえてLinuxに移行する理由が薄れてしまっています。


こうした理由により、日本ではLinuxの普及が進んでいない現状がありますが、一方でエンジニアや開発者、サーバー用途、教育・研究分野などでは一定のニーズと利用実績があります。

まぁ その通りですわ
7. 社会全体の保守的傾向 なんて 鋭いな・・・

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