Threads(スレッズ)公開されてから1週間も経過しないのにすでに1億人を突破
恐ろしいほどの拡大を続けている Threads(スレッズ)
Mataにしてみれば、メタバースの失敗を取り返すような勢いでザッカーバーグ氏も「してやってり」と思っていることであろう。
しかし、Threads(スレッズ)よぉーくみてみると そうとうヤバいことをやっていそうだということが徐々に明らかになりつつあります。
今回のIT小僧のブラック時事放談は
Threads (スレッズ) 個人情報集め過ぎ問題のためEUでリリースされない そしてあなたの母親よりあなたを知っている
と題して Threads(スレッズ)が取得する個人情報について調べてみよう。
熱狂で迎えられたThreads(スレッズ)ですが、あなたの情報がMetaに筒抜けということを知っておいてほしいと思います。
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目次
プライバシーポリシーをよく読んでみてください
Threadsプライバシーポリシー
https://help.instagram.com/515230437301944
Metaのプライバシーポリシー
https://help.instagram.com/515230437301944
プライバシーポリシーとか、全部読む人は、なかなかいないと思うけど、内容を見ると
恐ろしいほどの情報が、Metaによって吸い上げられていることを知っているでしょうか?
中国に個人情報を送っている「けしからん」と米国は言っていますが、こちらのほうがヤバいんじゃないの
とIT小僧は感じています。
Threads(スレッズ)が収集するデータ
WIREDをはじめGigazineでもThreads(スレッズ)Meta収集している情報について記事が掲載されています。
Threadsが収集するデータについて、App Storeで言及されている項目を以下にすべて列挙した。FacebookやInstagramのアプリはあなたのスマートフォンに入っているだろうか? Threadsを通してメタが収集するあなたのデータは、その2つのアプリが収集するデータに匹敵することを頭に入れておいてほしい。
Androidユーザーについて言えば、Threadsを使う際に「Google Play Store」からはApp Storeほど広範なデータ提供を求められることはない。どの個人データをアプリと共有するか細かく設定できるので、アップル製品のユーザーよりもデータを管理しやすくなっている。
Threadsが収集するデータ
アップルのApp Storeで確認できる情報によると、Threadsは購入履歴や現実の住所(所在地)、ブラウザーの閲覧履歴、健康情報まで含む幅広い個人データを収集し、その情報をユーザーにひも付けする可能性がある。「機密情報」もまた、Threadsアプリが収集するデータの一種として挙げられている。これには人種や性的指向、妊娠の有無、宗教、生体認証データなどの情報が含まれる可能性がある。WIRED
https://wired.jp/article/meta-twitter-threads-bluesky-spill-hive-mastodon-privacy-comparison/
以下、WIREDに掲載されているThreadsが収集するデータ一覧です。
サードパーティー(外部の事業者)による広告のために取得する項目
- 購入(購入履歴)
- 財務情報(その他の財務情報)
- 位置情報(詳細な位置情報、おおよその場所)
- 連絡先情報(所在地、メールアドレス、名前、電話番号、その他の連絡先情報)
- 連絡先
- ユーザーコンテンツ(写真またはビデオ、ゲームプレイコンテンツ、その他のユーザーコンテンツ)
- 検索履歴
- 閲覧履歴
- 識別子(ユーザーID、デバイスID)
- 使用状況データ(製品の操作、広告データ、その他の使用状況データ)
- 診断(クラッシュデータ、パフォーマンスデータ、その他の診断データ)
- その他のデータ
デベロッパーの広告またはマーケティング目的で収集されるデータ
- 購入(購入履歴)
- 財務情報(その他の財務情報)
- 位置情報(詳細な位置情報、おおよその場所)
- 連絡先情報(所在地、メールアドレス、名前、電話番号、その他の連絡先情報)
- 連絡先
- ユーザーコンテンツ(写真またはビデオ、ゲームプレイコンテンツ、その他のユーザーコンテンツ)
- 検索履歴
- 閲覧履歴
- 識別子(ユーザーID、デバイスID)
- 使用状況データ(製品の操作、広告データ、その他の使用状況データ)
- 診断(クラッシュデータ、パフォーマンスデータ、その他の診断データ)
- その他のデータ
アナリティクス(分析)目的で収集されるデータ
- 健康とフィットネス(健康および医療データ、フィットネスおよびエクササイズのデータ)
- 購入(購入履歴)
- 財務情報(支払い情報、その他の財務情報)
- 位置情報(詳細な位置情報、おおよその場所)
- 連絡先情報(所在地、メールアドレス、名前、電話番号、その他の連絡先情報)
- 連絡先
- ユーザーコンテンツ(写真またはビデオ、オーディオデータ、ゲームプレイコンテンツ、カスタマーサポート、その他のユーザーコンテンツ)
- 検索履歴
- 閲覧履歴
- 識別子(ユーザーID、デバイスID)
- 使用状況データ(製品の操作、広告データ、その他の使用状況データ)
- 機密情報
- 診断(クラッシュデータ、パフォーマンスデータ、その他の診断データ)
- その他のデータ
製品のパーソナライズ目的で収集されるデータ
- 購入(購入履歴)
- 財務情報(その他の財務情報)
- 位置情報(詳細な位置情報、おおよその場所)
- 連絡先情報(所在地、メールアドレス、名前、電話番号、その他の連絡先情報)
- 連絡先
- ユーザーコンテンツ(写真またはビデオ、ゲームプレイコンテンツ、その他のユーザーコンテンツ)
- 検索履歴
- 閲覧履歴
- 識別子(ユーザーID、デバイスID)
- 使用状況データ(製品の操作、広告データ、その他の使用状況データ)
- 機密情報
- 診断(クラッシュデータ、パフォーマンスデータ、その他の診断データ)
- その他のデータ
アプリの機能のために収集されるデータ
- 健康とフィットネス(健康および医療データ、フィットネスおよびエクササイズのデータ)
- 購入(購入履歴)
- 財務情報(支払い情報、クレジットスコアなど、その他の財務情報)
- 位置情報(詳細な位置情報、おおよその場所)
- 連絡先情報(所在地、メールアドレス、名前、電話番号、その他の連絡先情報)
- 連絡先
- ユーザーコンテンツ(メールまたはテキストメッセージ、写真またはビデオ、オーディオデータ、ゲームプレイコンテンツ、カスタマーサポート、その他のユーザーコンテンツ)
- 検索履歴
- 閲覧履歴
- 識別子(ユーザーID、デバイスID)
- 使用状況データ(製品の操作、広告データ、その他の使用状況データ)
- 機密情報
- 診断(クラッシュデータ、パフォーマンスデータ、その他の診断データ)
- その他のデータ
その他の目的で収集されるデータ
- 購入(購入履歴)
- 財務情報(その他の財務情報)
- 位置情報(詳細な位置情報、おおよその場所)
- 連絡先情報(所在地、メールアドレス、名前、電話番号、その他の連絡先情報)
- 連絡先
- ユーザーコンテンツ(写真またはビデオ、ゲームプレイコンテンツ、カスタマーサポート、その他のユーザーコンテンツ)
- 検索履歴
- 閲覧履歴
- 識別子(ユーザーID、デバイスID)
- 使用状況データ(製品の操作、広告データ、その他の使用状況データ)
- 診断(クラッシュデータ、パフォーマンスデータ、その他の診断データ)
- その他のデータ
Threads(スレッズ)は、あなたの母親よりあなたを知っている
前章の収集されるデータをみて あなたは、何を感じますか?
アップルのApp Storeで確認できる情報によると、Threadsは購入履歴や現実の住所(所在地)、ブラウザーの閲覧履歴、健康情報まで含む幅広い個人データを収集し、その情報をユーザーにひも付けする可能性がある。「機密情報」もまた、Threadsアプリが収集するデータの一種として挙げられている。これには人種や性的指向、妊娠の有無、宗教、生体認証データなどの情報が含まれる可能性がある。
WIRED
https://wired.jp/article/meta-twitter-threads-bluesky-spill-hive-mastodon-privacy-comparison/
Threads(スレッズ)は、あなたの母親よりあなたを知っている
という状況になっているのです。
個人情報にうるさく厳格なアップルがよく許可をしたものだと感心しますが、Instagram(インスタグラム)同様 人気SNSアプリなのでiPhoneユーザーだけ使えないという状況は、避けたかったのだろうと思っています。
「Threadsは私の母親よりも私について知っています」というツイートが投稿されています。
Threads Privacy Report knows more about me than me own mum! 👀 pic.twitter.com/fxQJDK1sTk
— Basic Apple Guy (@BasicAppleGuy) July 4, 2023
EUは、Threads(スレッズ)を許可していない。
Threads(スレッズ)が、爆発的に普及しているような報道もありますが、EUでは、リリースされていないことをご存じですか?
「明らかなことは、ThreadsはEUではまだリリースされないということで、そして恐らくThreadsがEUでリリースされることはないだろうということです。少なくとも、Metaがユーザートラッキングをユーザーの選択制にするという根本的なアプローチ変更を取らない限り、EUでリリースされることはないでしょう」
実際、Independent.ieがアイルランドのデータ保護委員会(DPC)に問い合わせたところ、「MetaがThreadsをEUでリリースする予定は現時点ではない」という回答が得られたそうです。The Guardianも、Metaの内部情報筋からの話として「法的不確実性を理由にMetaはEUでのThreadsのリリースを延期した」と報じています。なお、TechCrunchはMetaに対してThreadsをEUでリリースする予定があるかを問い合わせていますが、回答は得られなかったそうです。
一方で、EUから離脱したイギリスではThreadsがリリースされる予定となっています。ただし、イギリスのデータ保護制度は依然としてGDPRに基づいているため、技術的に言えば個人データの処理に関する問題はイギリスでも顕在化する可能性があります。一方で、イギリスのデータ保護監視機関であるICOは悪名高いほど監視広告業界による組織的侵害に対して無関心であるとTechCrunch。そのため、MetaはイギリスでのThreadsのリリースを決めた可能性があると指摘されています。
InstagramのTwitter代替アプリ「Threads」はプライバシー面の問題でEUではまだリリースされない - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230706-instagram-threads-privacy-nightmare/
これが、Threads(スレッズ)の正体であるということである。
まとめ
Facebookが、登場したとき、私たちは、実名で登録、個人情報を渡していました。
別に危険とかヤバいとか疑わなかったと思います。
自分も同じでした。
Meta(Facebook)は、フェイスブックの個人情報流出問題)でグレート・ハックと呼ばれるケンブリッジ・アナリティカ(Cambridge Analytica)の事件を引き起こしました。
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今回のThreads(スレッズ)も大量に個人情報を集めることに成功しています。
Instagram(インスタグラム)と連携するという善人の顔の裏にある実像を考えてみて下さい。
おそらく、今回のような情報は、ネットニュース以外では封土鬱されることはないでしょう。
個人情報などスマホを持った瞬間からないものと思うのが現実なのですが、ここまでやるのはえげつないと思いませんか?
個人情報など、中国がどうこう言う前に米国企業によってすべて吸い上げられていることを考えるとマイナンバーがどうとか言っているマスコミなんて情弱もいいところです。
あるいは、すべて知っていてやっているのでしょうか?
だとすればそうとう ヤバい連中です。
この記事は、弱小ブロガーだからこそ書ける記事で 有名ブロガーやインフルエンサーの皆様では、表に出せないためマスコミも公開しないでしょう。
なぜならThreads(スレッズ)は、個人情報収集のためにインフルエンサーを応援するツールだとブラックなIT小僧は思っています。
※個人的な意見なのでお行きになさらずに・・・