スマートフォンが生活の一部となった現在
通信障害が発生した場合、私達の生活は一気に不便になってしまいます。
今回のIT小僧のオススメは、
通信障害とパケット節約 フリーWi-FiとデュアルSIMを使いを使いこなそう
と題して、通信障害が起きた場合に備えて予備の通信手段を持っていることを考えているの参考になれば幸いです。
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目次
財布よりスマートフォンが大事な社会
携帯電話の通信に問題が生じるとスマートフォンの機能は、ほぼ停止状態となります。
Suicaなどのチャージ式でFeliCaならばネットに通じなくても使えますが、ネットでの通信が必要なQRコードなどのネット通信ありきのサービスは、全く使えなくなってしまいます。
お金の取引もスマートフォンを使って振り込んだりすることが多くなり、銀行は、紙の通帳を廃止したいため電子通帳に切り替えています。
※紙の通帳だと手数料を取られることが多くなってきました。
最近は、コンサート、ライブのチケット、動物園や博物館などコロナ禍で急増した電子チケットも使えなくなってしまいます。
このようにあらゆるものが、スマートフォンを使うことが前提として社会が形成されるようになってきました。
現金よりもスマートフォンがなければ困る時代になっているのです。
ネット回線が生命線
コンビニなどで電波が届かなくてあたふたとしている人
見かけたことありませんか?
支払い画面を表示しようとしているのですが、ネットのスピードが遅かったり、あるいは電波がきていなかったりしていると思われます。
このように スマートフォンは、ネット通信が前提として設計されています。
ネットに接続できなかったら ほとんど機能しません。
先日、発生した au(KDDI)の通信障害は、3日ほど続いたため大きな社会問題となってしまいました。
また、Rakuten Mobileも先日通信障害を起こしましたが、ユーザーへの周知連絡が遅れたため総務省から問題視されています。
とくに au(KDDI)の通信障害の場合、3日間もネットにつながらないとなるとおサイフケータイで生活している人は致命的になってしまいました。
困ったときのフリーWi-Fi
通信回線に障害発生 そんなときは、Wi-Fi接続・・・
au(KDDI)の障害の時、Wi-Fiを探している人がいました。
と言ってもコンビニのWi-Fi停止、マクドナルドもWi-Fi停止というように無料で使えるWi-Fi(Free Wi-Fi)は少なくなっています。
しかし、Free Wi-Fi(無料で使えるWi-Fi)は、オススメできません。
偽のWi-Fi接続を作って他人の情報を抜き取られる可能性が大きいからです。
外出先で Free!Wi-Fi(ホテル、コーヒーショップ、図書館、他)で接続する場合、必ず VPN経由で接続して下さい。
VPN経由ならば、直接Wi-Fiに接続するより安全です。
VPNと言っても無料のVPNは、使わないようにしてください。
なぜなら、サーバーなどの安全が担保されていないからです。
VPNだから安全だ といいつつ 悪意のあるサーバーに情報を送られている可能性がないとは、言えません。
有料のVPNでマルウェア対策機能付きのVPNサービスをオススメします。
- 強力でユニークなパスワードの作成と管理が実現
- 暗号化されたクラウドでファイルを保護
- 有料で信頼性のおけるVPNを使いましょう。
予備の通信事業者と契約
au(KDDI)の通信障害が起きた後にに言われたことは、予備の通信回線を準備しておけば・・・
と考える人がいると思います。
メインの通信会社と緊急の時に使う通信業者の2つを契約して、切り替えて使う方法
いわゆるDSDNを検討している人が多いと思います。
では、どうすれば よいのか?
お金がある人は、auとdocomoを契約しておけば、まず問題ないでしょう。
SoftBankとau、docomoでもかまいません。
しかし、毎月の通信費用 ばかあになりませんよね
特に予備(スタンバイ)で使っている回線は、ほとんど使っていないのに数千円かかるわけですから
もったいない
そこで、格安SIMという人もいると思います。
それも 正解だと思います。
しかし、docomo、au、SoftBankも定額で比較的安い ahamo、povo、Y!mobileなどもあるので 同じぐらいの料金ならば格安SIMではなく、サブブランドを選ぶことをオススメします。
理由は、サブブランドなのに格安SIMより通信品質(スピード)がよいからです。
月々、数百円の違いで、快適なネット接続ができるならば、サブブランドをオススメします。
ahamo 容量たっぷり20GB、国内通話5分無料も付いて、2,970円(税込)
Y!mobileはソフトバンクのサブブランドとして「格安SIM」「格安スマホ」を提供しています。
最強の2回線
docomoを主回線にしている人は、povo 2.0を契約しましょう。
なんと言ってもpovo 2.0は、使わなければ¥0で回線を維持できます。
※180日に一度課金が必要なので¥0とはいえませんが・・・
povo は、使うときに必要分のデータ通信量に対する料金を支払うことで快適に使えます。
これをトッピングと言いますが、手続きは、povoのアプリで簡単にできます。
普段は、docomo回線でdocomo回線に問題があった場合は、povoで接続する。
24時間使い放題というトッピングもあるので臨機応変に使えるのは、povoの特徴です。
IT小僧は、メイン回線をahamo、予備回線をpovoにして使っています。
スマートフォンに2枚のSIMカードが入るので切り替えは簡単です。
メイン回線が、auの場合、選択肢は、ahamoかLINEMOになりますが、ahamo+povoのような 予備回線にほとんど費用がかからないということは難しくなります。
そこで、緊急用と割り切ってしまえば、IIJmioのような格安SIMのセットをオススメします。
先ほど、格安SIMは。。。 ということを書いたのですが、IIJmioは、通信品質がよく 普段使いでもそれほど悪くありません。
IT小僧は、IIJmioを主回線としてつかっていたこともありますが、昼休み以外はそれほど遅くは感じていませんでした。
完全に緊急用として、契約するならばオススメします。
iPhoneなどで使う場合は、eSIMで契約することをオススメします。
SoftBankを主回線として使っている人は、docomoと同じようにpovoの契約をオススメします。
注意したいこと
2回線を契約する上で注意したいのは、同じ回線を使っている通信業者(プラン)を選んではいけないと言うことです。
日本の通信業者は、docomo、au、SoftBankの3つが主流です。
※Rakuten Mobileは、室内で繋がりにくいなどの問題がありますので主回線として個人的にオススメしません。
それぞれ、サブブランドを持っていますが、docomo:ahamo、au:povo、SoftBank:Y!mobileとお考え下さい。
同系列の回線を契約した場合、主回線が使えない場合、サブブランドも使えない場合が多いです。
先日、au(KDDI)で通信障害が発生した時、povo、UQ Mobileも影響を受けました。auの回線を使っている格安SIMも同様です。
このことを考えると docomo系、au系、SoftBank系と主回線、予備回線を分けることが必要で宇s。
まとめ
日本のモバイル通信品質は、世界一と言っていいでしょう。
他界と言われている通信料金もかなり下がっています。
とはいえ、通信障害は、いつ起こるかわかりません。
スマートフォンが、社会生活で必須となってゆく現在、いつくるかわからない通信障害に準備することは、決して無駄なことではないと思います。
povoのように (ほぼ)0円で回線を維持できるプランが出ているわけですから、賢く使っておくことは無駄ではないと思っています、
IT小僧は、Xperia 1 IIでメイン回線をahamo、予備回線をpovoで使っています。
povoは、予備回線なので、0円で運用しています。
(180日に一度ぐらい 24時間使い放題 330円使用)
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携帯電話の電波は安定と繋がりやすさが最重要ということを実感できます。
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しかし、これで安心していたIT小僧は思わず落とし穴にはまりました。
ahamoもpovoも3G回線には対応していなかったということです。
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ahamoとpovoのデュアルSIMでも対応できなかったというお話
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3G回線に関しては、廃止が決定しているのでこの問題は解決するものと思われます。
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ぜひ、検討されることをオススメします。