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日本のIT屋に一言

【IT業界転職】企業の業績が悪化する前にスキルアップのチャンスをつかめ

2018年12月25日

マンガでわかるこんなに危ない⁉消費増税

実体経済と株式市場の乖離があると言われつつ
株式市場だけが上がっていました。(過去形)

クリスマスの日
米国に端を発する株式下落の大波が日本を襲いました。
1000円以上の下落で2万円台をあっさり突破

こんなんで消費税上げて大丈夫?

今回の日本のIT屋に一言では、
【IT業界転職】企業の業績が悪化する前にスキルアップのチャンスをつかめ
と題して、企業の業績で予算が削られることが予想されます。
その前に自分のスキルアップを目指そう
というお話です。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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仮想相場のクリスマス暴落

2018年12月25日(クリスマス)
米国市場の大幅な下げに影響されてか、日本市場も1000円以上の下落
終値が19155.74円で終了(日経平均)

先週末ギリギリ保っていた、2万円台を一気に突破
要因はは、世界経済の減速と米国の利上げと言われています。

運がいいことに、日本以外の市場は、クリスマス休暇でお休みだったので
世界同時株安は、免れましたが、明日以降どうなるか わかりません。

一方、政府筋では、
「こんなのたいしたことないよ!」
「一時的」
「企業の業績いいんだから 大丈夫」

日銀ETF買い入れ、つまり日銀が今年度予算で6兆円で市場を下支えしていたのですが、
そんなものすでに 「何の役にもたたない」

信用取引をしていた人の多くが、損切り、追証もあるかも知れません。
為替も円高状況といったところです。

株式市場を日銀が度々介入して、下支えしていました。

日銀ETF購入、今年6兆円超で記録を更新-「日銀頼み」日本株

日本銀行の上場投資信託(ETF)年間買い入れ額が今年、初めて6兆円を上回って過去最高に膨らんだ。日本株は企業業績が堅調ながらも外国人を中心に大幅売り越しとなったためで、相場下支えで再び「日銀頼み」の1年となった状況が浮き彫りとなった。

日銀は11日、通常のETFと「設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業」のETFを買い入れ、年初からの買い入れ額は計6兆678億円に達した。これまでの年間買い入れ額最高は2017年の5兆9033億円だった。

ブルームバーグより抜粋
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-10/PJ70756TTDS001

つまり、日本の株式相場を上げていたのは「日銀」(も要因のひとつ)だったというわけです。

参考までに2015年の日銀のETF買い入れは、

約3兆円
半額ですよ半額!

これでは、株式相場が上がるわけですよ!

でもこんなことってニュースでは言いませんよね

「今日の株式は、25780円 リーマンショック以来の最高値です」

こんなもんです。

日本の株式は、実体経済とかけ離れていると言われておりました。
自分は、これを「仮想経済」と呼んでいます。

企業の業績って上がっているのでしょうか?

みなさん、お給料上がっていますか?
「下がった」、「変わらない」
という人多くありませんか?

一部の大手企業を除いてですよ! 除いて!
消費税を上げる時の企業の実績は、この一部の企業の業績で判断しています。

でも、ほとんどの人は、「生活が厳しくなった」と思っていませんか?
有効求人倍率が上がって、人が足りないといいますが、
求人票をよく見てください。

「派遣」ばかりではないでしょうか?

政府の景気判断は、こうした、指標を元にして判断しているのです。
景気が良いとされているので 公務員の給与も上がりましたよね
景気が良いとされているので 2019年10月から消費税が、2%上がって10%になるのです。

そんなの消費が冷え込んで

「今以上の不況になるに決まってる」

そう不況になると思っているのです。
米国のバブルが弾けそうな今、株式も上がる要素がないのです。

事実、銀行がリストラを開始しました。
好景気ならば、銀行が一番儲かるはずではなかったの?

プロと呼ばれる証券屋さんの年初の株価予想が、最高で3万円なんて言っているぐらいですから
株価予想なんて誰も出来ないのです。
しかし、ある意味、ごまかしに近い状況で見かけ上上げていたと思っています。

とここまで日本経済について素人ながら解説してきました。
間違いもあると思いますが、おおよそ こんな感じです。

景気の良いはずのIT業界

IT業界は、人手不足で案件がたくさんあって、景気が良い

なんて言われてきましたが、実態はどうでしょう。

人手不足は、あまりにも低いギャラと長時間労働で人が逃げ出したのです。
そんな割に合わない仕事、誰もやりません。

人手不足になるのも当たり前

本当は、もっとギャラが良い仕事なんですが、なぜでしょう?
派遣社員制度の影で多重派遣をしていませんでしたか?
本来支払いされるギャラから手数料と称して中抜きをしていませんでしたか?

しかし、案件があると言っても、一気に不況になりそうな今
大丈夫なんでしょうか?

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最初に下げられ 最後に上る

IT予算は、昔から 企業の業績に左右されてきました。

企業が儲かっていれば、IT予算は増えますが、それは、最後
つまり「後回し」です。
儲かったおカネは、内部保留が優先され、続いて 株主配当、給与

「そして余った分がIT予算になります。」

もっとも内部保留が多くて給与まで手がまわらない企業が多そうですが(皮肉です)

今は、違うって?
いいえ! ITに詳しくない経営者は、必ずIT予算を最後に回します。

逆に業績が下がると
「最初にIT予算を削ります。」

つまり、景気に左右されやすいのがIT予算です。
昨年末から言われてきたAIは、今どうなんでしょうか?
仕事増えてますか?

まぁ不況はこれからやってくるのでまだ大丈夫そうですが、企業の業績が落ちてきたら
企業は、社員より「企業」を守りますから
IT予算など消し飛んでしまいます。

業績が悪化すると最初に削られるのがIT予算

業績が上がって最後に追加されるのがIT予算

この法則ってあまり変わらないとおもうんですよね!

もちろん ITが、企業の命運を握ることを知っている経営者は、別ですよ!

兆候

IT予算が削られる兆候ですが

  • パソコンが、古くなってもそのまま
  • Microsoft Officeが、2010のまま
  • Microsoft Officeではなくて、互換Officeになった。
  • FAXの出力枚数が制限された。
  • 会社のサーバーの費用が削られた。
  • 開発会社に対して費用を削る交渉を始めた。

探せば、いくらでも出てきます。

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開発会社の行く末

企業の業績が落ちると、IT予算が削られるわけですが、顧客から
「保守料下げてほしい」
とか言われたことありませんか?
企業にとって、業績が悪化して最初にやることは、固定費の圧縮です。

ITなどという「目に見えないものに カネを払いたくない」というのが、本音でしょうか?

消費税の増税と共にIT業界は、急速に減速します。
日本は、GoogleやAmazon、Microsoftなどのプラットフォームをもっておらず、彼らの下で作業をしているだけですから、根っこがないのです。
AIも何もかも日本は、彼らのプラットフォームを使っているだけなのです。

企業は、ITのコストダウンを行うために「手のかからないパッケージ」の導入に踏み切り始めます。
もう、いちいち、仕様を聞いてその企業に合わせたシステムなど必要なくなる時代になるでしょう。
銀行だってクラウドとパッケージで動かそうとする時代です。

そうなると多くの「開発会社」は、案件が激減します。
少なくても10年先まで生き残れるIT企業ってどのぐらいあるのでしょうか?

自分しか頼れない

「業績が悪化すると最初に削られるのがIT予算」
「業績が上がって最後に追加されるのがIT予算」

という話をしてきたのですが、エンジニアとして生き残るには、会社に頼ることは、終わる時代が来るかも知れません。
特に20代から30代のエンジニアの人には、自分をスキルアップして
「高額なギャラを取れるエンジニアを目指してほしい」

そう願います。
そのためには、より高いレベルの企業で働くのが手っ取り早くスキルアップできます。

今の企業で大丈夫かな?
なんて思ったら、チャレンジしてみてはいかがですか?
もちろん、派遣社員のみなさんも、チャレンジしてみてください。

まだ、IT企業は、人材を募集しています。
有能な企業やこれから伸びようとしている企業は、即戦力とともに、チャレンジするエンジニアを求めています。

一度、人材サービスに登録して
「自分の価値がどのぐらいあるのか?」
判断してもらうのもよいかも知れません。

【レバテックキャリア】
の転職サイトは、IT業界専門です。
プロのアドバイサーと相談するのもよい機会なので、チャレンジしてみよう。

以下のリンク先から登録ができます。
登録無料、ステップアップできる企業が見つかるかも知れません。


エンジニアは、スキルアップのための転職が、あたりまえ
ぜひ、チャレンジしていtだきたい。

まとめ

先行き不安定な状況です。
IT業界も近いうちに不況の波に襲われることでしょう。
そのとき、生き残れるのは、個人のスキルのみです。

齢56歳にして、現役エンジニアが続けられて、メシを食えるのは、多くの経験とチャレンジでした。
計6回も転職したのは、無駄ではなかったと思っています。

明日は、市場どうなるのでしょうか?
不安定な世の中でエンジニアとして生きるためにチャレンジを期待しています。

老エンジニアより


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