昨年(2019年10月)の消費税増税、45歳以上リストラ、新コロナウィルスなどなど
日本の景気は、下降線に入りました。
株式市場の価格は、経済の指標とは別の動きを示したままですが、反比例するかのように実質収入は減り続けています。
そんな状況下、2年毎に携帯電話会社(キャリア)の契約更新タイミングでiPhoneなど、スマートフォンを買い換える時代は、終わりを告げようとしています。
今回の小僧のオススメは、
スマートフォンを購入するタイミングを考えてみよう。
と題して、スマートフォン購入のタイミングを考えよう
というお話です。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
ライフスタイルに合ったスマートフォン
iPhoneが登場して10年を越えました。
日本では、iPhoneがスマートフォンのなかで一番安く入手できる端末として普及したため、諸外国と大きく違うシェアになっています。
一時期は、80%以上のシェアを誇っていたiPhoneでしたが、最近は、40%代に落ちています。
最近は、Android端末の熟成度が高くなり、iPhone並の性能と安定性を持っています。
また、ほどほどの性能で低価格な、Android端末が、多く販売されていて、3万円程度で日常生活に不便なく使用できるようになってきました。
iPhoneは、優秀なスマートフォンですが、高価なためにAndroid端末を使う人が増えてきたと考えられます。
2020年の段階でiPhoneだとかAndroidだとかという、論争は終焉しています。
つまり、スマートフォンは、自分のライフスタイルに合った コストパフォーマンスが重要視されるようになってきたと考えられます。
2年毎に10万円を超えるスマートフォンを購入する時代は終わったのです。
新製品
iPhoneは、毎年 9月に新製品が発表されます。
一部の人(YouTuberや携帯ジャーナリスト、スマートフォンマニア)以外は、新製品、すぐ購入、YouTubeでレビュー
ということもあるでしょうが、通常、1年毎にスマートフォンは買い換えない人がほとんどです。
スマートフォンは、iPhoneを筆頭に値段が上昇し、10万円を超えるものが多くなっています。
しかし、特殊な人以外では、そんな高性能なスマートフォンは、必要ありません。
Android端末で言えば、3万円程度のもので日常生活に不便のないスマートフォンが入手できる時代になっているのです。
でも今までは、その高価なスマートフォンをみんな使っていました。
それはなぜでしょう?
電気通信事業法の一部改正
携帯電話会社の2年縛りの契約は、2019年10月の「電気通信事業法の一部改正」により、解約しやすくなりました。
ただしそれは、次からの契約なので現在契約している人は。途中解約すると約9800円を支払うことになる可能性があります。
※解約のときだけなのでプラン変更は、大丈夫なことがほとんどです。
これまでは、契約云々よりも2年縛りでスマートフォンが、約半額で購入することができました。
10万円のiPhoneも実質 5万円程度で購入できたのです。
実質には、いろいろな方法があって、
48回払のローンにして 2年経過したら、端末を返却して新たな端末を購入することで残債をなくす。
というような残価設定ローンのようなものも登場しました。
仕組みはどうであれ、高価なスマートフォンを半額近い値段で使用できるという状況だったのです。
スマートフォンの値段って気にしないで 毎月の支払いだけを気にしていた人多いと思います。
その支払には、スマートフォンのローンが組み込まれることが多く、少しでも支払いが安く見せかけるように携帯電話会社が頭を捻っていろいろな購入方法を編み出してきたのです。
ところが、、2019年10月の「電気通信事業法の一部改正」により
通信契約と端末代金が、分離されてしまいました。
そのため、これまでのように「実質半額」というものは、事実上なくなってしましました。
新機種に限りですが、最大で2万円しか値引きできないのです。
高価なiPhoneのシェアが落ちてきた理由のひとつが、「高価なスマートフォン」を敬遠だと考えられます。
新製品ではなく在庫を狙え
新製品は、1年単位で発表されます。
特にAndroid端末は、技術の進歩が急速で「半年前の端末は時代遅れ」となっています。
その結果 在庫一層セールがはじまるのです。
例えば、GoogleのPixelシリーズは、その傾向が強く、9万円のPixel 4/4 XLは、すでに半額で販売されている状況
ひと世代前のPixel 3/3 XLなどは、完全な在庫処分で数量が限られますが、半額以下で入手することができます。
SONYのXperiaも値下げ傾向が強く、昨年のモデルも在庫処分がはじまっています。
そうです、発売から半年から1年経過したあたりのスマートフォンを狙いましょう。
ハイスペックのスマートフォンが、ミドルレンジの価格帯 つまり、10万円のスマートフォンが、5万円以下で入手できるかもしれません。
また、ミドルレンジのスマートフォンも値下げされた場合、1万円台で購入できる場合があります。
スマートフォンを買い替えしようと考えている人は、携帯電話会社のページを週に一度で良いので確認しましょう。
思わぬキャンペーンや端末の値下がり情報をチェック
在庫処分は、ショップでは確認できない場合が多いけれど、店舗によっては、店舗独自の値下げ、在庫処分があるかもしれないので契約したときの店舗メールをチェックしましょう。
中古市場はオススメしない
スマートフォンの中古市場が少しずつ認められてきました。
しかし、IT小僧は、積極的にオススメできません。
なぜなら、スマートフォンは、生鮮食料品と同じようにパッケージを開けて使い始めたら
バッテリーが劣化するという運命をもっているからです。
バッテリーは、新品でつかいはじめて 少しずつ劣化します。
安いからと言って中古市場に手を出すと思いの外 バッテリーが持たないという事象に遭遇します。
ですから「未使用」ならともかく、2年以上経過した中古市場のスマートフォンは、オススメしません。
でも例外はあります。
iPhoneの場合、バッテリー交換をしれくれる修理業者があるので、そこで交換できていれば 話は別です。
リフレッシュされたiPhoneを使うことができます。
中古市場は、「今、市販されていないスマートフォンがどうしてもほしい」という以外は検討しよう。
長期間のアップデート
スマートフォンは、iPhone OS/Android OS という基本のシステムで動作しています。
このシステムは、セキュリティ、トラブル、機能アップのために時々更新されます。
iPhoneは、数年は、更新されるのが通常ですが、Androidは、メーカー、携帯電話会社によって更新タイミングがバラバラです。
特に携帯電話会社で購入したスマートフォンは、以前よりマシになりましたが、更新が遅かったり、更新さえない場合もあります。
Android端末の場合、メーカーで改造したり、携帯電話会社で自社のアプリを組み込んだりすることが、更新遅れの原因です。
安すぎるのも考えもの
安ければよいと言うわけではありません。
例えば、Galaxyの安価な Aシリーズは、オススメしません。
1万円以下で販売さえている場合がありますが、スペックが悪く購入してもストレスが貯まります。
安いからと言って、安すぎるのは禁物で使用している時にストレスを感じる遅さではダメです。
スマートフォンは、我慢して使うものではありません。
それなりの快適さが必要になります。
スマートフォンの値段の差の多くは、カメラ機能にあります。
カメラ絶対! だったら、10万円以上の端末しかありません。
また、ゲーム命! だったら ゲームに特化されたスマートフォンやiPhoneしかありません。
それ以外でスマートフォンは、メール、ブラウザ、ニュース、LINE、かんたんなゲームなどでしたら
ミドルクラス(3万円~4万円台)を検討してもよいと思います。
オーバースペックなスマートフォンを所有して高価なおカネを払っても使わなければ 意味がありません。
カメラ重視
iPhone、Xperia、Galaxy、Pixelで7万円以上ををおすすめします。
Xiaomi Mi Note 10 Proは、世界初の1億800万画素ペンタプリズム式カメラです。
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ゲーム重視
iPhone、Xperia、Galaxy、Pixelで7万円以上ををおすすめします。
それとゲーム専用のASUS ROG Phoneの検討もいいでしょう。
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それ以外で自分の道具として使うのでしたら次にご紹介する2機種を検討してみてください。
オススメ2機種
良心的なスマートフォンメーカーがあります。
GoogleのPixelシリーズ
これは、原則、毎月、アップデートが行われます。セキュリティだったり、バグだったりの対応がされるのです。
Androidの総元締めなのでできる技です。
OSのアップデートは2回、毎月のアップデートは、3年保証さえるので安心して使うことができます。
狙い目は、Pixel 4が値下がりはじめました。
これは、廉価版のPixel 4a が発売されると予想されているからです。
また、前モデルのPixel 3/3aあたりが、底値に近い状況です。
ただし、在庫処分なので欲しい方はお早めに
シャープ AQUOSシリーズ
シャープは、台湾のメーカーに買収されましたが、買収後のスマートフォンは、「優秀な端末」を作り続けています。
防水防塵、液晶がきれいで滑らか、おサイフケータイ そして 軽い重量
しかも お値段がリーズナブル
特にAQUOS sense シリースは、3万円程度のお値段で非常に完成度が高く、日常使用するスマートフォンとして十分な性能と機能を持っています。
OSのアップデートは2回保証、毎月のアップデートは、3年保証とされているので長い間使用することができます。
IT小僧の家にもAQUOS sense 2があるのですが、2年経過し他現在も軽快に動作していて、アップデートも定期的におこなわれています。
AQUOS sense 2は、iPhone以外でもっとも売れたスマートフォンとも言っていいでしょう。
その後継機のAQUOS sense 3 は、さらに充実した内容とバランスを持っています。
携帯電話会社や格安SIM(格安ケータイ)、または、Amazonでも販売されているので
自分で携帯電話会社を選び端末を選んで運用するのもありだと思います。
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購入のコツ 8か条
- 自分のほしいスマートフォンが販売中である。
- 新製品に飛びつく前に少し考えよう
- 在庫処分を狙って賢く購入
- 長く使用できる端末を選ぶ
- 中古端末は、バッテリーのヘタリに注意
- 携帯キャリアのページをチェック
- 店舗からくるメールをチェック
- 自分の用途にあったスマートフォンを選ぼう。
以上8項目です。
携帯電話ショップの定員さんに進められたままに購入するのではなく、
「自分は、こういうスマートフォンが必要だ」
という気持ちでスマートフォンを選んで下さい。
例えば、Amazonでスマートフォンを購入して格安SIMと契約して 自宅でSIMをセットアップできる人は、選択肢が多くなります。
格安SIMの会社から端末も購入できるので、そこから選んでもよいでしょう。
格安SIMは、回線のスピードが遅いので、回線スピードが、比較的速い、UQモバイルか、Yahooモバイルをオススメします。
この2社は、他の格安SIMより 少しだけ料金が高いのですが、通信スピードが快適なので検討してみて下さい。
まとめ
スマートフォンは、高価な買い物です。
数年に一度、数万円から10万円を定期的に購入するものなどなかなかありません。
お金が有り余るほどあるYouTuberならば、毎年買い換えることができるけど、
「ただ みんなが持っているから」
という理由だけで2年毎に10万円を払うのは、お金もったいなくないですか?
自分のお財布事情と使用用途に合ったスマートフォンをお得なタイミングで購入することを検討してみてください。
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