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小僧のオススメ

「ちょうどいいスマートフォン」を選ぼう。ベンチマーク(AnTuTu)に惑わされてはいけない。

2019年2月26日

シャープ AQUOS sense2 SH-M08 ホワイトシルバー5.5インチ SIMフリースマートフォン[メモリ 3GB/ストレージ 32GB/IGZOディスプレイ] SH-M08-S

スマートフォンのをYouTuberみなさんがレビューする場合AnTuTuなどのベンチマークで数値を出して
安いのにすごい性能、なにより「コスパがいい」と同じような言葉が連発しています。

でもスマートフォンってベンチマークだけで選んで良いのか?
コスパだけで選んで良いのか?

というのが今回のテーマです。

今回の小僧のおススメは、
「ちょうどいいスマートフォン」を選ぼう。ベンチマーク(AnTuTu)に惑わされてはいけない。
と題して、スマートフォンの性能をベンチマークだけでみるのは、いかがなものか?をテーマにしました。

小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。

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AnTuTu Benchmark

AnTuTuという言葉を見たことがありますか?

AnTuTu Benchmark

iPhoneやAndroidの比較サイトなどでよく、AnTuTuという言葉を眼にする人が多いと思います。

AnTuTuは、"あんつつ"と呼びます。中国語で ”安兔兔” と書きます。
AnTuTu Benchmarkというのが正確なアプリ名称です。

このAnTuTu文字からも推測できるように中国産のアプリケーションです。
スマートフォンやタブレットなどと言ったデバイスの標準的なベンチマークとして使用されています。

しかし、Googleは、2020年2月末、Googleのポリシーに違反したとして
AnTuTu Benchmark、AnTuTu 3DBenchGooglePlayから削除しました。

このAnTuTuは、スマートフォンのベンチマーク試験に多く使われていて、スマートフォンの性能比較でよく使われています。
この出てきた数値で

iPhone XSが、何十万点だ

とか

Huawei P20 Proが、Android端末でトップだ

などとスマートフォンのランキング付けをして、

どっちが凄い

なんて判定をしていることが、よくあります。

参考までにこのような数値を出しているところがあります。

iPhone XS           342299
Huawei Mate 20  318501
Xperia XZ3    252254

しかし、このAnTuTuの数値ですが、試験を行うたびに微妙に違ったり場所によっても数値が上下します。
さらに、インストールされているアプリによっても数値が変わるし、そもそも
CPUの違いやOSの違いも考えずに数値比べをしても

なんの意味がありません

自分の使っているスマートフォンでAnTuTuの数値が低いから、スマートフォンの価値低いとは、絶対に思わないで下さい。

スマートフォンの中には、AnTuTuの数値を上げるため、特殊な仕組みを入れているよ言うようなスマートフォンがあるとかないとか という噂があるくらいです。

AnTuTuで低い数字だからといって使いづらいこととは関係ない

とおぼえておいてくださいい。

そもそもAnTuTuの数値をよくするためにインチキをやっていたスマートフォンメーカーもあったぐらいです。
所詮、AnTuTuなどそんなもので 目安程度と思ってください。

SoC

スマートフォンには、SoC(System-on-a-chip)とも呼ばれているものが入っています。
スマートフォンを動かしている中央司令室のようなものがあります。

SoCはCPUも含めて制御に必要な複数の部品(システム)が1つのチップにまとめられています。

Androidのスマホやタブレットのに搭載されている SoC のひとつである Qualcomm Snapdragon(スナップドラゴン)は、CPUだけでなくGPU、4G/3GやWi-Fi、カメラ、ディスプレイ、各種センサ、GPS、オーディオ・ビデオ、ジェスチャー、セキュリティなどに関するあらゆるシステムが搭載されています。

スマートフォンは、ひとつのSoCと言われるチップで多くのことができるようになってきたために

スマートフォンが薄く軽くなってきました。

iPhoneとAndroid

iPhone

iPhoneの最新機種は、Apple社が、自社で設計した「A13 Bionic」というSoCが搭載されています。

Android

Androidは、
「Snapdragon XXX」「Kirin XXX」「MediaTek MXXXXX」「Exynos XXXX」などいろいろな種類のSoCが使われています。
※「XXXX]には、英数字が入っていて、基本、大きい数字が性能が上となっています。

いつも全力ではない

「A13 Bionic」も「Snapdragon XXX」他も

いつも全力で仕事をしているわけではありません。

メールアプリでは、絵や写真などを表示、解析するグラフィック性能などあまり使われていません。
というのも、いつも全力で動作してしまうと

バッテリーが、半端なく消費されてしまいます。

だから3Dゲームやアクション系のゲームでは、SoCを含めスマートフォンの能力を全力に近い状態で使い続けます。
そのため、ゲームをしているとバッテリーの消費が激しくなります。

暇な時は、一部が、眠っている。

そうすることで余計なバッテリーを使わなくてよくなるので最近のスマートフォンは、長時間バッテリーが持つようになってきました。

AnTuTuは、全力疾走させている。

AnTuTuは、アプリケーションの一つということをお話しましたが、「暇な時は、眠っているSoC」を全力で動作させてスピードを測っています。

そうです、AnTuTuの数値は、限界性能を数値化しているのです。

つまり
AnTuTuは、陸上の 100mタイム
を測るものです。

一方、我々のスマートフォンの使い方は、「いつでも全力」ではありません。
日常の使い方において暇な時は、眠っている場合の方が多いのです。

暇な時は、眠っているから、一日、充電しなくてもなんとか使えるように設計されています。

AnTuTuの数値で参考になるのは、ハードなゲーム、例えば、「荒野行動」や「PUPG」、「フォートナイト」のようなアクションゲームや「アルファベット」などのレースシミュレーションゲームで性能を限界近くまで使うゲーム、または、動画編集など負荷のかかるアプリケーションを多用するならば参考にしたほうがよいと思います。

それ以外のメール、You Tube、Netflix、Spotify、ChromeやTwitter、Instagramなどを使うには、それほどストレスにはならない場合が多いのです。
どちらかというと、通信環境に左右される場合が多いわけです。

10万円越えのiPhoneを高校生が使っている国

日本は、これまで、携帯電話会社(docomo,au,SoftBank)が、iPhoneを優遇していて、半額程度で手に入れることができました。
そのため今でも多くの人が、iPhoneを使っています。
※10年ほど前は、無料に近い状態でiPhoneを入手した人もいると思います。

ところが、数年前から総務省が主導で割引を禁止したためにiPhoneを低価格で購入することはできません。

その10万円近いiPhoneを多くの高校生が使っているような国は、世界中探してもあまりありません。

そもそも数年でバッテリーが劣化してしまうスマートフォンに10万円近いおカネを出すことを冷静に考えれば

まともな神経だったらクレージー

と言っても良いかも知れません。

そして、iPhoneやハイスペックなAndroid端末をその性能を使い切れる人などいません。
これをオーバースペックと言います。

先に述べたようにハードなゲーム利用者以外だと10万円もするスマートフォンなど必要ないのです。
ただし、カメラ、動画をスマートフォンでバリバリ撮影したいというひとは、例外です。

総務省の圧力

これまでのようにスマートフォンが、半額程度で入手できなくなってきました。

総務省の2018年の夏に菅官房長官の「携帯電話料金は、4割安くなる余地がある」という発言から

「携帯電話代を40%削減しろよ」

「端末代と通信料金を分離しろや」

いう総務省の圧力が強まり、今までのように
10万円のスマートフォンを5万円程度で使えるというようなことができなくなってしまいました。
そのため携帯電話各社は、「残価設定ローン」のようなプランを考えだして見かけだけ半額に近い分割価格で販売しています。

ちょうどいいスマートフォン

7年ほど前のAndroid端末は、ひどいものでした。
熱で低温やけどをするようなものとか、半日で販売停止になる欠陥スマートフォンが(特に国産メーカーから)販売されていました。

しかし、数年前からAndroidの性能と品質がよくなり、今では、iPhoneと変わりなく、安定かつ快適に使えるようになっています。
さらに数万円のAndroid端末でも SNS、メール、メッセージ、ブラウザ、ゲーム、動画など快適に使うことができます。

国内で3万円台のOPPOSHARP AQUOS sense3が売れているのは、
自分がスマートフォンに求めている機能と値段を考えて

ちょうどいいスマートフォン

を選択し始めたことによると思います。

我が家には、SHARP AQUOS sense 3がありますが、ブラウザ、動画、メール、メッセージなど快適に動作していて不便も感じません。

IT小僧が普段使っているPixel 3と比べてもブラウザでネットを見る程度では、スピードの差など、あまり感じません。

Pixel 3の1/3程度の値段(発売時)のSHARP AQUOS sense 3で不満がないのです。
唯一違うのが、カメラ性能ですが、SHARP AQUOS sense 3は、夜間では差が出ますが、明るい場所ならばあまり気になりません。

こうなるとSHARP AQUOS sense 3で日常生活であまり不便はなく、もし、写真が好きだったら、SONYの高性能コンパクトカメラを買ったほうが、写真を楽しめると思っています。

写真好きならば

ちょうどいいスマートフォン + カメラ

は、写真好きな人にとっては、よりよい選択だと思います。

ちょうどいいスマートフォン
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専用カメラ
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大事なのはネットワーク回線

AnTuTuは、スマートフォン単体の性能指標ですが、スマートフォンは、絶えず通信が発生しています。
どんなに高性能なiPhoneでも回線スピードが遅ければストレスが溜まります。

つまり、スマートフォンの性能より 快適な回線スピードを優先させることをオススメします。

現在の所、大手携帯電話会社(docomo,au,SoftBank)ならば、ほぼストレスフリーの回線スピードが確保されています。

日本の携帯電話の回線は、世界でもトップクラスです。
先進国でもこれほど恵まれたスマートフォンが使える国は、あまりありません。

しかし、通信料金を下げるために格安SIMと契約すると

キャリアより回線スピードが遅い

と感じると思います。

つまり、

AnTuTuの数字よりも快適な回線確保

が、重要なのです。

大手携帯電話会社では、国内線用のスマートフォンや、世界中で売られているスマートフォンに自社のアプリを入れまくっています。
また、海外版と比べてもスペックが落とされ値段が高いものとなっています。

しかし、それと引き換えに「世界でもトップクラスの優秀な回線」を使うことができるわけです。

安心安全なスマートフォン

大手携帯電話会社(docomo,au,SoftBank)の販売しているスマートフォンは、高価だと思います。
中国メーカーのSIMフリー機に比べてば、「コストが高い」という人もいます。

しかし、多くのスマートフォンユーザーは、スマートフォンは、道具であり、普通に使えれば良いと思っています。
そしてもっとも重要なのは、故障、使い方がわからないなどのトラブルや疑問が起きたら、近くの携帯ショップに直接修理に出したり、相談できることに意味があるのです。

例えば、
通販で購入したOPPOやXiaomiのスマートフォンだったとしたら、故障したらどこに持っていけばいいの?
となるのです。

携帯ショップの役割

携帯ショップの役割は、多少高価でも安心料金を払うことだと思っています。

スマートフォンに詳しい人ならば、自力でなんとかできますが、道具としてスマートフォンを使っている人一般の人にとって、困った時に駆け込める携帯ショップは、重要なのです。

iPhoneが売れるのも、みんなが持っているからで困った時に詳しい人に聞きやすいからです。

コスパがよく性能が良い OPPO、Xiaomi、HUAWEIを購入しても周りに詳しい人がいなかったり、持ち込める店舗がないことを考えたら怖くて購入できない人がほとんどです。

携帯ショップは、そのために重要な役割を持っていて、高価でコスパが悪くても安心料と考えれば、そう悪いものではないと思います。

だから、安心マークをもらうために 中国、韓国メーカーは、大手携帯電話会社(docomo,au,SoftBank)で販売してもらうことを重要視しているのです。

格安SIM(格安ケータイ)の役割

格安SIM(格安ケータイ)または、MVNOとも言われます。
この格安SIMですが、思うように契約数が伸びていません。

うまく使えば、毎月の通信料金を抑えることができるのですが、やはり「店鋪を持たない」ことが影響していると思われます。

一方、自分でなんとかデキる人にとって格安SIMを選択する意味は大きい。

多くのSIMフリーのスマートフォンを選んで自分でセットアップして使うことができれば、それこそコスパを重要視する人にとって大きな味方となるでしょう。

それこそ「ちょうどよいスマートフォン」を選び放題となるわけです。

今、オススメの格安SIM(格安ケータイ)でしたら、au,SoftBankのサブブランドである
UQモバイルやY!モバイルをおすすめします。

なぜなら、回線スピードが、他の格安SIMとは、くらべものにならないほど快適だからです。

興味のある方は、以下のリンク先で確認できます。


まとめ

我が家では、「ちょうどいいスマートフォン」であるSHARP AQUOS sense 3を購入しました。
家族が使っていますが、快適です。

大手携帯電話会社(docomo,au,SoftBank)の店鋪や格安SIMでスマートフォンを購入する場合
単に高いからとか、機能が多いからという選択ではなく、自分はどういう目的でスマートフォンを使うのか?
について考えてみてください。

特に使いもしない高機能なカメラに10万円を払う価値があるのかどうかです。

また、身近な人にスマートフォンに詳しい人がいたら、積極的に格安SIMを選ぶ場合
ちょうどいいスマートフォンの選択肢が増えることでしょう。

AnTuTuの数値は、目安に過ぎず、生活の中で使うスマートフォンでは、あまり意味がないことがわかっていただけたと思います。

このような数値でスマートフォンを選ぶのではなく、自分の生活でスマートフォンとどう付き合っているかを考えて

ちょうどいいスマートフォン

自分の生活に合ったスマートフォンと通信環境の検討をオススメします。

今回、ブログで取り上げたもの

SHARP AQUOS sense3

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Antutu Benchmark

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格安SIM



おまけ(カメラ)

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