Android 9(Pie)
Pieか! こりゃまたシンプルな名前だな
Pineapple Pieとか
Pumpkin Pieとか
以前ブログで予想したのは、Pocky(ポッキー)と予想したけど
結局は、 Pie
まぁコードネームなのでどうでもよいのですが、このPieというシンプルなコードネームには、それとなく使いやすい機能が隠されているようです。
今回の小僧の教えてITでは、
Android 9 (Pie)実機レポート Essential Phoneで感じる新しいOSの可能性
と題して
Android 9が限りなくスッピン状態で使えるEssential Phoneでのレポートをいたします。
このブログを書き始めた2018年8月では、日本では、Essential Phoneしか対応していませんでしたが、その後、Pixel 3というGoogle製の製品が日本デビュー、しかし、Androidの更新は、Pixel 3に続いてEssential Phoneが、ほぼ同時に更新されています。
すでに製造が終了されているにもかかわらず、毎月、セキュリティアップデート、修正アップデートがされています。
素晴らしい対応に感謝しています。
https://www.essential.com/jp
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小難しい話をできる限りわかりやすく解説しながらブログにまとめました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
見た目 下部
まず、目立ったのが、下部の3つのボタン
「戻る」「ホーム」「履歴」
とあったのが、
「ホーム」
だけになりました。
「ホーム」を長押し
グーグルアシスタント起動(変わらず)
「ホーム」を上部にスライド
使っていたアプリが表示され、横にスワイプで切り替えできる。
また、この状態で下部のスライドバーでアプリの切り替えができるようになります。
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Androidで一番便利な「戻る」機能は、アプリを立ち上げると表示されるので
使い勝手は、いままでと同じなので一安心
iPhone Xと似たような操作になっているけど慣れたら問題ない
動きは、めちゃくちゃスムーズで何のストレスもない。
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見た目 上部
画面の上から下にスライドすると出てくるメニューのデザインが変更になりました。
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個人的には、この色は好み
バッテリー(Adaptive Battery)
今回の新機能で一番注目したいのが、
Adaptive Battery(アダプティブ バッテリー)
Adaptiveは、適応とか順応とかの意味があります。
仕組みは、利用者のアプリなどの動作を学習してあまり使われないアプリには、電力供給を減らすか切断するなどしてバッテリーを節約する。
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利用すれば利用するほどバッテリーをAIが、効率的に勝手にコントロールしてくれるという仕組みです。
ということは、最初のうちは、効果がわからないかも知れません、
また、AIというとクラウドにデータを送ってという人もいるかも知れませんが
機械学習はスマートフォン内部で行われており、データがクラウドに送られることはないと説明されています。
プライバシー保護
いくつかか強化されているようです。
・バックグラウンドで動いているアプリがマイクからデータを取得禁止
・使っていないアプリがカメラにアクセスしようとするとエラーで禁止
・アプリが通話履歴にアクセスしようとする場合には、ユーザーの許可を得ることが必要になる
・Wi-Fiスキャンと呼ばれる行為も、事前に許可が必要
他多くの観点でセキュリティ保護が追加されています。
まとめると、勝手にカメラやマイクやWi-Fiにアクセスできなくしてある。
ということらしいです。
内部で動作していることなので見た目にはわからないのです。
そもそもスマートフォンを持った時点で個人情報を公開しているようなものなので
あまり気にもしていなかったのですが、よりプライバシーが守られるのは、歓迎です。
読書灯
夜間モードです。
画面全体が黄色っぽくなって目に優しいとか・・・
最近のはやりの機能ですね
日本語訳が、読書灯 というのも面白い
デジタル ウェルビーイング(Digital Well-being)
簡単に言えば
「そんなにスマホばかり使っているんじゃねえぞ ごらぁ」
というシステムです。
アプリ単位に利用時間を制限
スマートフォンの使いすぎ注意
などの対策を行って
「有意義な時間(Time Well Spent)」
を増やそうというのがトレンドらしい
正式名は、
「デジタル ウェルビーイング」
(Digital Well-being)
もちろんEssential Phoneにも搭載されました。
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設定画面は、このような表示がされています。
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「デジタル ウェルビーイング」(Digital Well-being)については、Googleが、発表したときのブログがありますので興味がありましたら、読んでみてください。
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デジタル ウェルビーイングなんだろう? 日本では、まだ流行ってないけど少しだけ先取りします。 Digital Wellbeing
我が家にやってきたPixel3の設定メニューに Digital Wellbeing という項目があります。 この項目を開くと以下のようにスマートフォンの行動パターンが表示されています。 「そう言えば ...
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もう寝なさい! デジタルウェルビーイングを組み込んだAndroid Pから怒られる日
私達は、一日、どのぐらいスマートフォンやパソコンに向かっているのだろうか? 社会人デビューをした時(約34年前)、会社にパソコンというものはありませんでした。 日報も交通費もすべて手書き、書類も手書き ...
全体の動き
非常にスムーズで引っかかりなどありません。
完成度が高く、自分のEssential Phoneでは、まだ一度も変な動きは、ありません。
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画面の描画は、8 のときよりのキレがいい?(表現が難しい)ような気もします。
「戻る」「ホーム」「履歴」の見直しにより画面がスッキリとしています。
懸念されたオペレーションの迷いも2日ほどで慣れました。
自分の手元には、Xperia XZもありますが、オペレーションが違っても
2台とも意識せずに使えているので、オペレーションの変化はあまり気にしなくて良いと思っています。
人間の脳は、よくできていて、「慣れ」ということができるようになっているらしいです。
マルチウィンドウ
マルチウィンドウのやり方が分からなかったのですが、わかってしまえば簡単でした。
1.ホームボタン上部スライドで履歴表示
2.マルチ画面にしたいアプリの上部アイコンを長押し
すると「分割外面」というメニューが表示
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3.もう一方の画面を選んで押すと
分割画面のできあがり
4.消すときは分割している接合部を掴んで上、下に持ってゆくと1画面になります。
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あまり使っていないけど
メールを書きながら、ちょっと調べ物するとき
便利なんだよね
これは、Androidの便利なところです。
アプリ
自分が使っているアプリで問題が出ているのは、クロネコヤマトとBOOK WAKERがNGでした。
radikoアプリも当初動きませんでしたが、翌日には対応されました。
radikoさん、こんなマイナー機種なのに素早い対応ありがとう
BOOK WAKERは、動作しないことを確認していて対応中とページに記載されました。
対応早いですね
ゲームは、入れていないため未確認です。
主要なアプリは、完全に対応済みになっていると思われます。
Googleレンズ
Googleレンズが使えるようになりました。
撮影したものをAIで判定してくれるもので、GoogleアシスタントやGoogleフォトから起動できます。
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概ね 正しいような感じですね。
これからいろいろと試してみよう。
まとめ
この端末は、限りなく素のAndroidなので Android OSの持つ素性の良さを体験することができました。
Android 9を使い始めて半年に入ろうとしています。
非常に安定していてリスタートなど一度もありませんでした。
新しい発見があったら、またブログに書くと思いますが、このPieは、なかなか味わい深そうです。、
Android 9(Pie)を試したいなら、Pixel 3もありますが、半額程度で購入できるEssential Phoneを試してください。
ただし、製造中止になってしまっているので在庫限りです。