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【2026年9月】RCS対応をドコモ・au・ソフトバンクが実現|楽天だけ除外の理由とiPhone/Android設定

結論から言います。AndroidとiPhoneのあいだのRCS(リッチコミュニケーションサービス)が、日本でついに「標準メッセージアプリだけ」で快適に使えるようになりました。
2026年9月16日、Googleが正式にアナウンス。国内の主要3社がそろってRCS対応となりました。

きっかけは、ドコモの端末がiOS 27で標準メッセージのRCSに対応したこと。他社は先行して対応済みで、これで足並みがそろいました。

ただし、楽天モバイルは今回の対象外です。理由はのちほど解説します。

この記事では「RCSとは何か」「設定しないとどうなるか」「費用は」「どこを設定するか」まで、まとめて片づけます。

RCSとは何か

RCS(リッチコミュニケーションサービス)は、SMS(ショートメッセージサービス)の後継として策定された、次世代のメッセージ規格です。電話番号だけで、写真・動画・スタンプ・グループチャットまでやり取りできます。

ざっくり言えば「専用アプリを入れなくても、標準のメッセージアプリのままLINEのようなことができる」仕組みです。

Android側の窓口は「Googleメッセージ」アプリ。

iPhone側は、追加アプリ不要で標準の「メッセージ」がそのままRCSの窓口になります。

システムの視点で捉えると、RCSは「枯れて安定したSMSという土管の上に、リッチな機能レイヤーを載せ替える」設計です。電話番号ベースの到達性は保ったまま、中身だけ現代化する——既存資産を壊さずに段階移行する、堅実なアプローチと言えます。

RCSにすると何ができる?

  • 高画質な写真・動画の送受信(SMSの劣化圧縮から解放される)
  • 既読表示
  • 入力中インジケーター(相手が入力しているのが分かる)
  • 絵文字リアクション
  • グループチャット
  • Wi-Fi・モバイルデータ経由での送受信

さらに、Android⇄iPhone間のE2E暗号化(エンドツーエンド暗号化)も動き出しました。

これはGoogleとAppleが共同で進めているもので、ベータ版として順次提供が始まっています。OSをまたいだやり取りが、デフォルトでより安全に保護される方向です。

【確定情報】E2E暗号化は現時点でベータ提供です。すべての利用者に行き渡っているわけではない点は、把握しておきましょう。

設定しないとどうなる?設定しなくても使える?

結論:設定しなくても、メッセージのやり取り自体はできます。

自分がRCSをオフのまま、あるいは相手がRCS非対応の場合は、従来どおりSMS・MMSに自動で切り替わって送受信されます。「RCS未設定イコール連絡できない」ではありません。

ただしその場合は、写真は劣化し、既読も入力中表示も付かない、昔ながらのSMS体験に留まります。リッチな機能を使いたいなら、RCSをオンにする必要があります。

【IT小僧の見立て】この自動切り替え(フォールバック)は、フェイルセーフとして優秀な設計です。ただし裏を返せば「気づかないうちにSMS課金」も起こりうる。長文や海外番号あては特に、入力欄の表示(RCSメッセージなのかテキストメッセージなのか)を確認するのが、安全側の運用です。

なぜ楽天モバイルは対象外なのか

楽天モバイルは、RCSをベースにした独自アプリ「Rakuten Link」を標準採用しています。

RCS準拠ではあるものの、他社とのRCS相互接続(インターコネクト)に対応していないため、今回の3社間RCSの輪には入りません。

ポイントは「規格が同じ」と「網がつながっている」はまったく別の話だ、ということ。今回つながったのは、Googleが構築したプラットフォーマー側のRCS網です。

楽天モバイルは無料通話を含む独自路線を歩んでおり、基幹網がこの網と接続していません。だから、RCSという規格は同じでもメッセージは流れない——相互接続の有無こそが分かれ目です。

費用はかかる?

月額のRCS利用料は、基本的に無料です。ただし、通信そのものは発生します。

  • Wi-Fi接続中:追加料金なし
  • モバイルデータ通信:契約データ容量を消費(写真・動画は特に消費が大きい)
  • SMS・MMSにフォールバックした場合:契約によっては送信料が発生する
まとめると「RCSの機能そのものにお金は取られないが、通信量とフォールバック時のSMS課金には目を配れ」。ここだけ押さえれば十分です。

AndroidとiPhoneで何を設定する?

◆ Android(Googleメッセージ)の設定
  • 「Googleメッセージ」アプリを最新版に更新する
  • アプリを開き、プロフィールアイコンから「メッセージの設定」へ進む
  • 「RCSチャット」(見当たらなければ「チャット機能」)を選ぶ
  • RCSチャットをオンにする
◆ iPhone(iOS 27以降)の設定
  • iOSを27以降に更新する
  • 「設定」から「アプリ」→「メッセージ」を開く
  • 「RCSメッセージ」をオンにする
  • ※ バージョンや契約内容により、項目の位置が異なる場合があります
【確認方法】メッセージの入力欄に「RCSメッセージ」と表示されていれば、RCSで送れている状態です。「テキストメッセージ」と出ていたら、SMSで送信中のサインです。

キャリア別・対応と設定のポイント

キャリア Android⇄iPhone RCS 設定・注意点
ドコモ 対応 端末をiOS 27に更新し、メッセージでRCSをオンにする
au 対応 先行して対応済み。メッセージでRCSをオンにする
ソフトバンク 対応 申し込みが必要な場合あり。手続き後にオンにする
楽天モバイル 非対応 「Rakuten Link」中心で、他社とのRCS相互接続はなし

一部のサブブランドや格安プランでは、事前の申し込みが必要なケースがあります。設定項目が出てこない場合は、契約先の案内を確認しましょう。

まとめ——やることは3つだけ

今回の対応で、日本でも「標準メッセージアプリだけで、OS・キャリアをまたいでリッチにやり取りできる」土台がほぼ整いました。やることは、拍子抜けするほど単純です。

  • アプリ(またはiOS)を最新版にする
  • RCS設定をオンにする
  • 入力欄が「RCSメッセージ」表示になっているか確認する
あとはフォールバック時のSMS課金だけ気にしておけば、実害はほぼありません。楽天モバイルのユーザーだけは、当面「Rakuten Link」中心の世界線が続く——そう覚えておきましょう。

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