スマートフォンは、すでに特別なものではなく、日常生活に必須なものとなっています。
一方、端末の価格は上昇し、人気のiPhoneは、10万円以下で買えなくなると言われています。
さて、そんな状況で中古市場が盛況です。
スマートフォンは、自動車業界に近づいているのかも知れません。
今回のIT小僧のオススメは、
セキュリティアップデートが終了してしまったスマホについて 3つの使い道を提案します
と題して セキュリティやOSアップデートが終わってしまったスマートフォンを使い続ける場合 どうすればよいかについて考えてみよう。
スポンサーリンク
目次
セキュリティアップデート
Android端末の場合、OSのアップデートは、メーカーによってバラバラでGoogle Pixelシリーズのように5年間のセキュリティアップデートが保証されるものもあれば、数回アップデートされただけで終了してしまう端末もあります。
一部のメーカーを除いてiPhoneより早くアップデートが終わってしまうことは間違いありません。
一方、iPhoneも5年以上前の端末は、OSのアップデートが終了しています
2022年秋に公開されるiOS 16でiPhone 7はサポート対象と発表されています。
いまさらiPhone 7というわけでもありませんが、日常使ならば問題なく使えています。
Apple社、自社で端末とOSを開発、販売しているのでAndroidとくらべて製品寿命はかなり長いことがわかります。
アップデートされなくなったスマートフォン
Android端末もiPhoneもOSやセキュリティアップデートが終了した場合、その後の使用に不安が残ります。
スマートフォンは、個人情報が集合しているようなものですから、落としたり、外部から情報を抜かれると非常に問題です。
そこで、づしたらよいか 3つの処方箋を考えました。
買い替えのための売却
古い端末は、売却して新しいスマホに乗り換えましょう。
売却資金は、新しいスマホの購入資金に充てればよいのです。
売却先は、イオシスやXXXなどお店に出向かなくても売却可能です。
自宅限定で動画、音楽再生専用機として使う
売却しても数千円程度、なかには、引き取ってくれないスマホもあります。
とすると処分=廃棄か、コレクターズアイテムとして保管するしかないのですが、
YouTubeやYouTube Music、radikoなど 再生専用機として利用する方法があります。
セキュリティに問題が生じないためにブラウザやメールなどは、停止すればフィッシィング詐欺も大丈夫だと思います。
多少、乱暴に扱っても 丈夫だし、バッテリーの持ちが悪くても外には持ち出さないので不便は感じません。
このように 自宅のWi-Fi限定、使用するアプリを限定すれば、まずセキュリティは問題ないでしょう。
重要なのは、個人情報に関するものを極力削除するということです。
市販のセキュリティソフトウェア導入
高価なAndroidスマホを購入した場合でも数年でセキュリティアップデートが切れてしまう場合があります。
また、中古販売で購入したスマホでセキュリティアップデートが切れてしまっているものもあります。
発売されてから数年経過してもトップクラスの性能と優秀なカメラ機能を持っている端末も少なくありません。
最新モデルは、15万円以上もするものも多いので簡単に購入するというわけにもいきません。
問題は、この端末が、いつまでセキュリティアップデートされるか?
ということです。
そこで市販のセキュリティソフトウェアでカバーすると言う方法があります。
「市販で」と強調したのは、無料のセキュリティソフトウェアは信用が担保されないからです。
銀行、証券、クレジットカードなどお金の絡む取引にスマホを利用しているならば、必ず
市販のセキュリティソフトウェア導入
をしてください。
iPhoneもAndroid端末もセキュリティアップデートがされていれば、簡単に情報法流失などは起こりません。
個人情報流失で問題なのは、メールに添付されているファイルを開いたり、素性のわからないURLをクリックしてしまうことからはじまります。
セキュリティがしっかりしているというiPhoneでも自分から怪しいサイトでクレジットカードや個人情報を入力してしまった場合、防ぎようがないのです。
そこで市販のセキュリティソフトウェアで 怪しいファイルや詐欺サイトで警戒をしてくれたり、止めてくれます。
3つの方法をオススメ
売却
複数の業者があるので買い取り価格で比べるのも良いと思います。
こちらはiPhone専門です。
売却する場合は、個人情報を削除し、初期化をして下さい。
自宅限定で動画、音楽再生専用機
ブラウザとメールを使用しない。
アプリは限定的にして YouTube、Netflix、radiko、Spotifyなど著名なものをGGoogle Play(iPhoneの場合 AppStore)以外からダウンロードしない。
市販のセキュリティソフトウェア導入
無料のセキュリティソフトウェアは、絶対に使用しないでください。
※無料ということには、理由があります。
個人情報をどこかに送ったりして問題になったり、セキュリティ機能がまったくなかったりするものもあります。
オススメは、この2つ
- ESET
- Microsoft Defender (Office 365契約者)
ESETは、スマホの性能を著しくダウンさせないこととセキュリティ機能がの2つのバランスが優秀です。
Microsoft DefenderもESETと同じような理由ですが、Office 365契約者は、別にお金を払う必要がないことと スマホとPC(Windows,mac)を総合的に監視できるという機能があります。
-
Microsoft Defenderは優秀 有料のセキュリティーソフトウェアの必要かどうか検討しよう
IT小僧は、自宅のパソコンやスマホ(Xperia)にセキュリティソフトウェアは導入しておりません。 なぜって? 必要性を感じないからです。 今回のIT小僧のオススメは、 Microsoft Defen ...
続きを見る
正直、これ以外は、多くのセキュリティソフトウェアを使用してきた経験上 オススメしません。
まとめ
今回は、OSやセキュリティアップデートが停止してしまったスマホの処方箋について記事にしてみました。
この処方箋は、IT小僧が実際に行っているもので 使い方を謝らなければ 古いスマホでも十分使えるということを提案してみました。
ここからは、絶対に読んでください
スマホが乗っ取られたとか個人情報、クレジットカードの不正利用などの大半は、自分から情報を漏らしている場合がほとんどです。
どんなにiPhoneやセキュリティソフトウェアが優秀でも
怪しそうな身元不明のメールや見覚えのないメールに添付されているファイルやリンク先を簡単にクリックしないでください。
自ら個人情報を悪用する相手に渡してしまうことは、防ぎようがないからです。