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IT小僧の時事放談

5Gのスマートフォンを検討しているみなさん 冷静になって考え直そう

「5G革命」の真実 --5G通信と米中デジタル冷戦のすべて (WAC BUNKO 301)

5Gのサービスが、docomoから始まった、続いて au そしてSoftBankも開始されます。
テレビやマスコミでは、「5Gは、未来だ!」みないに煽っていますけど

「繋がらなければ意味がありません」

今回のIT小僧の時事放談は、
5Gのスマートフォンを検討しているみなさん 冷静になつて考え直そう
(docomo 5G サービス開始時点のはなし)

と題して、5Gワッショイ、ヨイショしても繋がらなければ意味がない。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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現実を見よう

docomo、au、SoftBankが、5Gを開始しました。
docomoは、2020年3月25日、auは、2020年3月26日、SoftBankは、2020年3月31日 から始まります。

ところが、この5Gを使えるエリアは、あまりにも小さく狭いことに驚くことだろう

docomo
https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/area/5g/5g_area.pdf

au
https://www.au.com/content/dam/au-com/mobile/area/pdf/5g_arealist.pdf

SoftBank
https://cdn.softbank.jp/mobile/set/common/pdf/network/area/map/5g-area.pdf

楽天モバイルの狭いエリアからみてもびっくり!

という局地的な展開

はっきり言って主要都市の一部と地方のスポット的な場所だけである。

この狭い地域が生活圏な人ならば、5Gの高速、大容量を体験できますが、そんな人 どれだけいるんでしょうか?

つまりは、圧倒的多数の人は、

「5Gのスマートフォンを購入しても5Gを体験できない」

ということになります。

5Gの特性

5Gとは、なんだろう? という話ですが、

「高速・大容量化」
「端末接続数」
「低遅延・超高信頼性」

使用者側からするとこの3つだけ覚えていれば飲み屋で語るレベルならば大丈夫!

もう少し細かい話をすると

現在、4Gと呼ばれる通信形態が主流ですでに人口カバー率は、99%を超えています。
この4Gでも動画ストリーミングサービスのYouTubeやNetflix、アマゾンプライムビデオを視聴するには、支障のない状況となりました。

ならば、さらなる「高速と大容量」が必要かどうか?
というと、スマートフォンの世界では、現時点では、あまり必要性がないという方が正解かも知れません。

これ以上のスピードは必要ないので
「料金安くしてくれ」

のほうが使用者としては重要です。

5Gは、IoTのためにある

5Gのメインターゲットは、IoT(Internet of Things) 
簡単に言えば

「ものがネットに繋がる」

ということです。

現在では、PCや携帯電話、スマートフォンなどモバイル端末でしか接続できないわけですが、
例えば、冷蔵庫、エアコンなどの家電、ドア、カーテン、クルマなどなど あらゆるものがネットに接続することで実現することで情報を統合、人工知能などを用いることで、交通管理や医療の格差解消、効率のよいエネルギー管理などが実現できることを目指している。

そのためには、5Gの特徴である「端末接続数」「低遅延・超高信頼性」が重要になります。

ですから
スマートフォンで8K動画を観るとか、ARでスポーツ観戦とか、高速ダウンロードなどは、

「5Gの目的の副産物」

程度と考えています。

5G?

5Gは、スマートフォンの世界で言えば、基地局と端末の間だけの話です。
その先には、光回線などが接続されているわけですが、そこか混んでしまうと結果的にスピードが遅くなります。

例えば
薬局の駐車場までは、クルマでしかも渋滞なく到着できるけど
マスクを購入するために並ぶようになってしまうと、マスク(目的)を購入するのに時間がかかるようなものです

つまり、5Gだからといって何でも高速になるわけではなく、サービスのサーバ(クラウド)とか途中の回線、混雑具合に大きく影響されるのです。

世界中で新型コロナウィルスの影響で外出禁止になっているところが多く、また、テレワークなどで会議することもあって 世界中のインターネットが混んでいます。

いますぐ5G?

スマートフォン限定で言えば、「いますぐ5G?」という問いには、

NO THANKS

とお答えします。

自分の生活圏に5Gで接続できなければ意味がないのです。

そして、5Gに対応しているスマートフォンは、高価なものが多く10万円前後の価格で販売さえています。
これは、スマートフォンに使用している Snapdragon 865 という高価なものを使用しているため価格に影響されています。

※Snapdragon 865というものは、クアルコム(Qualcomm)社が開発しているもので主にAndroid端末に使用されています。

5Gエリア拡大中

docomo、au、SoftBank各社は、5Gをより多くの地域で使えるように エリア拡大中です。

以下のリンク先で5Gに関するエリア自分の生活圏がどうなっているか確認できます。

docomo
https://www.nttdocomo.co.jp/area/5g/?icid=CRP_AREA_technology_to_CRP_AREA_5g

au
https://www.au.com/mobile/area/5g/

SoftBank
https://www.softbank.jp/mobile/network/area/

自分の生活圏で5Gが対応し始めてから 5Gを検討しても遅くありません。

では、スマートフォンはどうなの?

5G対応Android端末は、数年後に3万円程度になる。

クアルコム社は、5Gに対応したチップセットとしてもう少し安価なSnapdragon 765も開発しているので2020年の後半には、これらのチップセットを使用したもので

日本円で5万円程度のスマートフォンが登場すると予想されます。

さらには、数年後には、3万円ぐらいの価格帯で5Gに対応することでしょう。
本格的な5Gは、中低価格帯のスマートフォンが販売が開始されてからだとIT小僧は考えています。

4Gだったらこれが一押し!
Motorola(モトローラ) moto g7 クリアホワイト[6.24インチ / メモリ 4GB / ストレージ 64GB] PADY0001JP

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iPhoneは?

iPhoneは、次世代モデルで5Gに対応すると思いますが、おそらく10万円前後の高価格となるでしょう。

iPhoneは、すでにブランドなので高くても一定数売れるので、あまり極端に値下げはしてこないと思われます。

iPhone SEの後継機の話も出ていますが、おそらく 5G未対応と予想しています。

まとめ

5G開始 と騒がれていますが、多くの人は、5Gのスマートフォンを購入しても5Gの電波が届きません。
高価なスマートフォンを買っても5Gを体験するためには、5Gの場所まででかけてゆく必要があります。

つまり

5Gのスマートフォンを購入したから5Gが使えるわけではありません。

現在の4Gには、対応していますので日常生活に困ることはないでしょう。

ということを考えて「自分がほしい端末が5G対応」だったら購入もアリと思いますが、5G目当てでスマートフォンを購入するのは、少し考えようという結論です。

この記事は、2020年3月26日に書いたものです。

来年の桜の咲く頃には、5Gのエリアが広がり、数万円で購入できる5G対応スマートフォンが数多く出ていることでしょう。
通信料金も安くなっているかも知れません。

そうなることを願いつつ エリア拡大をのんびり待つことにしましょう

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