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IT小僧の時事放談

2019年発売のスマートフォンが、10万円を超えそうなんですが、それって売れるのでしょうか?

2019年1月24日

国内版SIMフリー Apple iPhone XR 64GB Red レッド MT062J/A A2106

iPhoneショック!
「iPhoneが売れない」
Appleの株価は下がるだけではなく、関係企業の株価も下がりました。
iPhoneには、日本製の部品も多く、合わせて株価ダウン

売れない理由は、CEOは、
「中国の経済状態だ!」
と言っていますが、本質は、違うと考えています。

そう「値段が高い」からです。

今回のIT小僧の時事放談は、
2019年発売のスマートフォンが、10万円を超えそうなんですが、それって売れるのでしょうか?
と題して
この春の新製品は、高額スマートフォンばかりになりそうだけどそれって売れるの?
というお話です。

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iPhoneショック

冒頭でも少し触れたのですが、iPhoneの売れ行きが、予想より低いことがわかりました。

  • 新型3機種の生産台数を1~3月に当初計画から10%原産
  • 端末販売の2割を占める中国で2018年10~12月期売上高が6四半期ぶりの減少
  • 全体も9四半期ぶり減収
  • 株式は、2018年10月の最高値から35%下落、時価総額はピーク1兆1000億ドル強から7154億ドル(8日)まで目減り
  • 次世代「5G」対応は、Qualcomm(クアルコム)との訴訟問題でチップが使えず、2020年まで発表されない様子
  • CEOは、「一時的なもの信じている」と声明

iPhoneの売上が、60%近くあるAppleでそのiPhoneが売れないのは、大きな問題となっている。

iPhoneの高級路線

最高、約19万円の新型iPhoneの高級路線についていけない。

簡単に言えば高すぎるiPhoneを敬遠したというわけです。
その代わり、旧型のiPhone8が売れている。
日本のランキングでは、昨年は、iPhone8が、ずっと上位にランクインです。

買い替えタイミングが伸びた

正直、2018年のiPhone XS/XS MAX/XSは、2017年のiPhone Xのマイナーチェンジ版
使う方からすると
「何が変わったかよくわからない。」
正直、何も変わっていません。
名前を変えて画面の大きなバージョンと通常の液晶の廉価版を追加
さらに、指紋認証をなくしてFaceIDという顔認証に統一しました。

CPUがどうとか 使う人は、快適に使えればあまり気にしないのです。
それより指紋認証をなくしたのは、正解なんでしょうか?
そこまでしてセキュリティを上げても
「使う方からすれば、便利な機能が減っただけ」

ならば、今まで使ってきたiPhoneでいいや!
値段も高いしね

バッテリー交換

2017年に発生した
「バッテリーのために意図して性能を下げた問題」
この問題のお詫びでバッテリー交換の値段を大幅ダウン
ここで交換した人は、新iPhoneは買わないな

売れない理由

最低でも10万円を超えるiPhoneに対してNGが出たということになると思います。
期待された廉価版のXRも7万円程度なら売れたでしょうけど、10万円を超えるような廉価版は売れない。

Huawei P20 liteは、かなり売れているようです。
さすがにiPhoneのカメラと比べると差が出ますが、通常の使い方であればこれで十分の役割を果たせます。
2万円そこそこで、日常で十分使えるならば、売れないわけがない。
つまり、コスパがイイ

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また、SHARPからも低価格で魅力的なスマートフォンも登場
SIMフリーでおサイフケータイ付き、防水防塵、濡れた手でも扱える。
現在、日本で購入できる機種は、SHARP AQUOSシリーズだと思っています。

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Androidの新OS Android 9は、10年近くあまり進化していない iOSと比べて使い勝手が向上しています。
安定性も抜群で再起動などほとんどなくなりました。
となると、高額なスマートフォンの代表でもあるiPhoneは敬遠されるのが当然です。

スマートフォンは、生鮮食料品と同じ

そうです、スマートフォンは、旬が命、高価なスマートフォンでも数年経過すればバッテリーの性能は落ちてくるし、スピードも遅く感じることになります。
「スマートフォンは、生鮮食料品と同じ」なのです。
家電のように10年も使えることはありません。
長くて4年使えたら十分でしょう

バッテリーを交換できない現在のスマートフォンは、バッテリーの劣化で使い勝手が極端に悪くなります。
バッテリーの寿命=スマートフォンの買い替え時期
となってくると思います。

となると、数年で買い換えるスマートフォンに10万円の金額は出せないですね。

端末価格を分離して販売せよ!

このブログでも取り上げましたが、総務省は、3キャリア(docomo、au,SofBank)に対して
「通信料金と端末代を分けて販売しなさい」
と強く要請、さらに
「通信料金を4割下げなさい」
とこえまた強気な姿勢

というわけで、3キャリア(docomo、au,SofBank)がこれまでやってきた
2年契約でスマートフォンの値段が、「実質半額」という仕組みが消え去ろうとしています。
スマートフォンは、これから定価で購入する時代へと変わりつつあります。
そうなった場合、高額スマートフォンを敬遠する動きが出てくるでしょう。

通信料金が、4割安くなるんだからトータルではおなじでないでしょうか?
という疑問もあると思いますが、
「10万円のスマートフォンを実質5万円で購入できる」
という心理的な要素は大きいと思います。

これが
「10万円のスマートフォンだけど、その分通信量が安くなるから変わらない」
と言われても 10万円という値段は、大きなインパクトがあります。
そんな高価なスマートフォンを子供に買う親は、減ることでしょう。

「通信量が下がるならスマートフォンもコスパの良いものに変えて賢く使おう」
自分ならこう考えます。

5Gスマートフォンが登場するか?

スマートフォンは、春に向けて新製品が登場してきます。

Galaxyの次世代
Xperiaの次世代

上記2機種は、ネット上で噂が出ていますが、どれも10万円を越えそうな雰囲気です。

特に5Gのスマートフォンは、高価なものになるでしょう


最新機種なら海外サイトでチェック!

Galaxyの次世代の噂

リーク情報によると
Galaxy S10シリーズの価格は、10万円越えになりそうです。
Galaxy S10 Lite 6/128GB
779ユーロ(約9.7万円)

Galaxy S10 6/128GB
929ユーロ(約11.6万円)

Galaxy S10 8/512GB

1179ユーロ(約14.7万円)

Galaxy S10+ 6/128GB

1049ユーロ(約13.1万円)

Galaxy S10+ 8/512GB

1299ユーロ(約16.2万円)

Galaxy S10+ 12/1TB

1599ユーロ(約19.9万円)

5G対応版の可能性もありますので「5G対応版」は、もうちろん高価になります。
Galaxy S10+というのは、「5G対応版」では?
という噂です。

あくまでも未発表時点での噂です。
S10とは、違う安価なシリーズもあるのですが、日本では、S10シリーズしか販売されなさそうです。

Xperia

海外で撤退情報が流れているXperiaですが、次世代モデルは、2月25日に公式発表、国内キャリアの2019年夏モデルとしてリリースされることが予想されています。

Xperia XZ4になるのか、違う名前になるのか現時点では不明ですが、現モデルより値段が下がるということはなさそうです。
現モデルが、消費税込みで10万円前後なので、同じぐらいの値段と予想

このようなリーク情報もみつけました。
128GBモデル
799英ポンド(約11.3万円)

256GBモデル
899英ポンド(約12.7万円)

国内で販売されるXperiaは最上位機種しか販売されないのです。

有機ELではなく、通常の液晶で4万円から5万円程度のSIMフリー版とか売り出したら
「日本の端末を選択したい」
というユーザーは、購入すると思います。

おサイフケータイは、必須だと思いますが、SHARP AQUOS sense シリーズ一人勝ちの市場に食い込めると思います。
そろそろ、XperiaのSIMフリー版登場を願っています。

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10万円越えのスマホは売れるのか?

ここまでは、予想です。

10万円超えのスマートフォンの市場は、急激に減ると思っています。
特に日本では、端末代金分離の方針もあるのでスマートフォンの値段は、確実に上昇します。

10万円という値段を前にして、買い替えをするかどうか悩むことでしょう。

秋には、消費税が、10%となる予定です。
「10万円のスマートフォンで消費税が1万円」
これは、心理的インパクトがでかすぎる。

今後、中低価格のスマートフォンを選択する人が増えてくると思います。
もちろん、iPhoneは、革命的な機能が搭載されない限り、売れ行きはますます落ちることでしょう。

モバイル・ワールド・コングレス

2019年2月25日~28日にかけて
世界最大規模の携帯通信関連見本市「モバイル・ワールド・コングレス2019」(MWC 2019)が、スペイン・バルセロナにて4日間にわたり開催されます。
https://www.mwcbarcelona.com/

ここで2019年のスマートフォンの流れが見えてくると予想しています。
おそらく5Gのスマートフォンが、展示されることでしょう。

どこの舞者が次世代高速通信(5G)の主導権を握るのか?

先行するHuaweiを政治的に潰そうとしている米国vs中国の状況もあり
ガジェット好きにとって一度は、自分の目で観たいものです。

個人的には、モトローラの端末やNOKIAに興味ありです。

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まとめ

ここまで高額なスマートフォンについて「売れなくなるだろう」と予想してきました。

スマートフォンの開発は、年単位で進んでいると思いますので開発当時は
「高額でもイケる」
と計算したと思いますが、iPhoneショックで各企業は、どのように戦略をたててゆくのでしょうか?

普及価格(5万円程度)のスマートフォンをSIMフリーで購入してキャリアとやすい契約をむすぶ
という時代になるかも知れません。

欧米のように駅やコンビニでスマートフォンを購入できる時代も来るかも知れません。

当ブログでは、噂は、ともかく なるべく新しい情報についてこれからも展開してゆく予定です。
もしよろしければ、時々の覗きに来ていただくと嬉しく思います。

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