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IT小僧の時事放談

AppleがAIに慎重な理由について WWDC25からみえてきた いろいろなこと

WWDCネタ3連発です。
ここまで AppleのAIがライバル会社より送れているということで

「何尾川割り映えもないじゃん」

いろいろとネタが多かった WWDCですが、かつて Apple凶?とも言われた IT小僧ですが、10年以上前に すっかり 更生していまは、平和な時を過ごしています。

そこで本日3つめの記事(ひとつは、ChatGPTまとめ)で読んでください。

ヨイショもせず まじなAppleの現状をさらしてみたいと考えています。

「Liquid Glass」って 2000年のMac OS X(10.0)それとも Windows Vistaの焼き直し?

「Liquid Glass」って 2000年のMac OS X(10.0)の焼き直し???

項目 AQUA Liquid Glass
登場時期 2000年(Mac OS X) 2025年(WWDC 2025)
見た目の特徴 光沢、反射、水滴感 透明、屈折、滑らかな動き
デザイン哲学 スキューモーフィズム フラット+グラスモーフィズム
対応OS 主にMac OS iOS, iPadOS, macOS, watchOSなど
目的 視覚的刷新と新しさの演出 統一体験と動的UIの実現

よくもわるくも 悪評高きフラットデザインから脱出しました。

見た目だけ変えただけだろう

ちまたでは、Mac OS X(10.0)ではなくて Windows Vista になったという話もある

海外のSNSでは「Liquid Glassはスマホ時代のVista」「AppleがiPhoneにWindows Vistaを導入した」「AppleはWindows Vistaを革新して“Aero Glass”(Liquid GlassとWindows Aeroを勝手に組み合わせた造語)を作った」などと話題に。Liquid GlassとWindows Aeroの画像を並べる人も多い。

その通りなんですが、macm、iPad、iPhone、Apple Watch(Apple Vision Pro)を同じデザインで統一するという大事業を達成しました。
これは、エンジニアからするとかなり大変な作業だったと思いますよ

爆発的なAI時代

AI(Apple Intelligence)とSiri(アシスタント)が、まだ1年近くかかるのではないか?
ということで投資家のウリがおこりました。

AIは、この1年で劇的に進化しました。
しかも日常のあらゆるところにいつのまにかAIがかかわるという時代です。

企業の問い合わせの多くは、AIが行っていて、サポート電話のおねぇさんの仕事が減ったことでしょう。

すでに 「何度も繰り返す あなたの相手など AIで十分」なのです。

スマホでもAIが当たり前のように導入され バッテリー管理をはじめ 見えない部分から、翻訳、会議のまとめ、写真検索だけではなく クリエイティブな世界まで席巻しようとしています。

イラスト作成など 数行でアイドルからヌードまで作成できるし、動画も勝手につくってくれる。
すでにAVまでAIで作成する時代となってきました。

AppleのAI

WWDCでAI(Apple Intelligence)について 「冒頭でさらっと流しました」

もちろん、アプリにApple Intelligenceを組み込むことを発表しましたが、そんなの

「ChatGPTでええじゃん」

しかも「1年かかる」なんて この驚異的なAI進化論で言えば

「手遅れじゃん」

まぁ それはそうなんですが、それって AI 諦めたんじゃない・・・

Appleにすれば、1年をChatGPTでお茶を濁しながら過ごそう と決めたわけです。

でもね 個人情報キチのAppleが、情報を集めまくって学習することが必須なAI状況で個人情報云々かんぬんでは、不可能だろう

AIより囲い込み

今回のAppleの方針は、iPhoneを中心にApple製品でクローズな世界をより構築することで iPhone以外の製品を伸ばそうという施策に間違いない。

信者達のYouTuberが、こぞって 褒め称える動画を作成していると思うけど

Appleの個人情報云々かんぬんを捨て去り 死に物狂いで追いかけない限り先行グループに追いつくことはないだろう

AIの学習って「個人情報? そんなの関係ねぇ」レベルでないと効率悪いはず
👉中国でAIが急成長したのは、「個人情報無視」だからです。

かつてのマジシャンはすでにAppleにいない、頑固なトップが変わらない限り AIについては、絶望的

ならば

iPhoneユーザーにもっとApple製品を買ってもらい、サービスを拡張するしか成長過程は残っていない。

もう何年もAppleは、攻めではなく守りでビジネスをやっているわけで スマートフォンがすべての人の手に渡ってしまった時代にこれまでのような成長は見込めない。

合理的なAIの取り組み

「アナリストは、アップルのこうした段階的なAI開発アプローチには合理性があると指摘」
という意見もみられる

「ユーザーがAI機能目当てで特定のスマートフォンを選んでいるのかは、まだ明らかではありません」。調査会社PP Foresightのアナリスト、パオロ・ペスカトーレはこう語る。「アップルは新しさを提供しつつ、コアなユーザー層を苛立たせない絶妙なバランスを取る必要があります。最終的には、AIが収益向上に結びついているかどうかが重要です」と彼は付け加える。

アップルのAIモデルは、いまのところ最も高性能とは言えない。しかし、デバイス上で動作するためネットワーク接続を必要とせず、OpenAIなどのモデル使用に伴う料金も発生しない。同社はまた、「Private Cloud Compute」と呼ぶ方式を通じて、開発者がクラウドモデルを利用しつつも、プライバシーを確保できる仕組みをアピールしている

WIRED
アップルがAI開発で“慎重な道”を選ぶ理由
https://wired.jp/article/apple-wwdc-ai-announcements/

「AIが収益向上に結びついているかどうかが重要」
AIバブルとも言える AIスタートアップ企業に多額な投資が行われています。

はたして、その投資へのリターンはあるのでしょうか?

まさにバブル

ならば 今は、AIを借りて 様子を見ているかも知れません。

と言っても AI(Apple Intelligence)が早く 他のAI達に追いつかなければ投資家は待つことはできないだろう。

すべては、次のiPhone

結局、次のiPhoneで買い換え需要を掘り起こすことができるかどうか?
という いつものパターンに落ち着くだろう。

次のiPhoneがこれまでのものとあまり変わりなければ 買替え需要が減ることもあるし、価格の問題もあるだろう。

2025年 Apple社はどうなるのか?

マンネリからの脱出には、トップを変えるしかないのだが・・・

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