VAIO NOTE 505(PCG-505)
1997年11月に発売された初代VAIO NOTE 505(PCG-505)は、衝撃的だった。
それまで Windowsノートパソコンの無骨なビジネス向けから「かっこいいデザイン」のノートパソコンがSONYから登場
ブランド名は、VAIO 筐体を銀色と薄紫色に色分けされた筐体に「パソコン小僧達は」狂喜したモノだ。
やがてVAIOは、SONYの手を離れ VAIOという会社が販売を行ってきたのですが、VAIOが家電屋さんに売却されてしまいました。
VAIOがノジマに112億円で買収される(Gigazine)
家電量販店大手のノジマグループがVAIO株式会社の株式の約93%を取得する株式譲渡契約が2024年11月11日(月)に締結されました。この契約により、VAIOはノジマのグループ会社となります。
VAIO株式会社の株主に関するお知らせ
https://vaio.com/news/news_241111/VAIO株式会社およびVAIO株式を保有するVJホールディングス3株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ
(PDFファイル)https://www.nojima.co.jp/wp-content/uploads/2024/11/35549697c26bb8e83b7cf40482ac914d.pdfVAIOはソニーのPCブランドとしてスタートし、ポケットに入るサイズの小型ノートPC「VAIO type P」やフラッシュメモリをメインストレージとして使う「VAIO type U <ゼロスピンドル>モデル」など革新的な製品を数多く発表してきました。
超薄型&軽量で高解像度液晶を搭載したソニーのミニノート「VAIO type P」を徹底フォトレビュー - GIGAZINE
VAIOは2014年にソニーから日本産業パートナーズに譲渡され、VAIO株式会社とPCの設計や販売を継続してきました。記事作成時点でも12インチの「VAIO SX12」やカーボン製ボディを採用した「VAIO Z」をはじめとする複数のモデルをラインナップしています。
900gを下回る小型軽量ボディに高速SSDや大容量バッテリーを詰め込んだ「VAIO SX12」レビュー - GIGAZINE
VAIOとノジマの発表によると、ノジマは日本産業パートナーズが運営するファンド「日本産業第四号投資事業有限責任組合」などから、VAIO株式会社およびVAIO株式を保有するVJホールディングス3株式会社の株式を取得し、VAIOの発行済株式数の約93%にあたる株式を取得する株式譲渡契約を締結したとのこと。取得価額は112億円とされています。
株式譲渡の効力は2025年1月6日に発生する予定。株式譲渡後もVAIOの「社名」「代表取締役」「経営執行陣」「事業運営方針」「お客様との関係」「ブランド商標」は変更されずに維持されます。
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VAIOがノジマに112億円で買収される - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20241111-nojima-acquire-vaio/
パソコンの国産メーカーが消滅に等しい状況で国内製産(組み立て)を長野県安曇野で行われてきました。
安価なパソコンではなくハイスペック&高級路線で独自性のVAIOは、今でも魅力的なパソコンには変わりありません。
今回、ノジマグループが株式を取得してVAIOはノジマのグループ会社として今後もブランドが続くことになりました。
「社名」「代表取締役」「経営執行陣」「事業運営方針」「お客様との関係」「ブランド商標」は変更されないということでVAIOファンとしては一安心
Type-P ポケットに入るパソコンとか めちゃくちゃほしかったなぁ
このような挑戦的なパソコンは出てこないと思いますが、他のビジネスパソコンとは違ったVAIOはなくならない欲しい