Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2の販売について二転三転と情報が変わり 2024年1月16日現在
血中酸素濃度の計測機能を除外することで決着がつきそうです。
とお伝えしましたが、販売停止になりそう
いったいどうなるやら・・・
Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2の販売は再開される見通しだったのですが、再び販売停止に
⚠米国のみ
目次
医療機器メーカー「Masimo」の特許を侵害問題
Apple Watchの血中酸素ウェルネス測定機能は医療機器メーカー「Masimo」の特許を侵害問題
において、ITC(米国国際貿易委員会:INTERNATIONAL TRADE COMMISSION)は、販売停止を指示しました。
異議申し立てをしていた Appleに対して 米国政府も事実上Appleの主張を却下
現在 米国では、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2が販売できない状況が続いています。
☞現在、販売が再開されています。
※日本では販売されています。
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Apple Watch Series 9とUltra 2 公式販売停止(米国)政府が決定 Apple:判断を不服として上訴
来る済ます商戦を前にして大ピンチ 発売したばかりなのに・・・ 販売中止とは・・・ ついに最高機関が販売停止を決定しました 公式販売停止(米国)政府 2023年12月26日 アメリカ国際貿易委員会(IT ...
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これに対して、Appleは、ITCに対して異議申し立てをしていたのですが、判決が出たようです。
Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2の販売・輸入禁止措置が一時停止されて再びアメリカで公式に販売できるようになった件について、アメリカ国際貿易委員会(ITC)が連邦裁判所に対して販売・輸入禁止措置の一時停止を撤回するように求める文書を提出したことが報じられています。
ITC files opposition to Apple's request to stay Apple Watch sales ban: 'Apple presents a weak and unconvincing case' - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2024/01/10/apple-watch-ban-itc-oppose-pause/Apple Watch Series 6以降の一部のApple Watchには、血中酸素レベルを測定できるセンサーが搭載されています。しかし、医療機器メーカーのMasimoは「Apple Watchに搭載されているセンサーが自社の特許を侵害している」と主張。ITCはこの訴えを認めて「Apple Watchのアメリカへの輸入・販売を禁止する」という命令を下しました。
Apple Watchの血中酸素ウェルネス測定機能は医療機器メーカー「Masimo」の特許を侵害しているとの裁定をアメリカ国際貿易委員会が下す - GIGAZINE
これを受けてAppleは公式ストアでのApple Watch Series 9/Ultra 2の販売を停止。同時にITCに対して輸入・販売停止命令の延期を求めたものの、ITCはこの要求を却下しました。
Apple Watch販売停止を巡ってAppleの販売停止回避策をITCが却下 - GIGAZINE
その後、ITCの出した輸入・販売停止命令をアメリカ政府が承認しましたが、これを不服としたAppleは連邦控訴裁判所に上訴し、Apple Watchの血中酸素機能の再設計案をアメリカの税関国境警備局に提出しました。この再設計案によって特許問題が回避できるかを判断するまで輸入・販売停止命令が一時停止されることとなりました。
Apple Watch Series 9とUltra 2の販売・輸入禁止命令が一時停止されてアメリカでの公式販売が再開へ - GIGAZINE
しかし、ITCは2024年1月10日に提出した書類の中で、Appleによる輸入・販売停止命令の一時停止要請に反対しました。
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「Appleは弱く説得力のない主張をしている」としてITCがApple Watchの販売禁止延期要請に異議申し立て - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20240111-apple-watch-ban-itc/
2024年01月11日 11時39分
米国において Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2 の販売再開しているものの 再び販売停止になる可能性が出てきました。
さて Appleはどうするのか?
このままでは、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2は、米国での販売は断たれてしまいます。
税関国境警備局は2024年1月12日までに、Appleの提出した再設計案を認めるかどうかの判断を下します。もし税関国境警備局が再設計案を認めなかった場合、輸入・販売禁止命令は再び効力を持ち、Apple Watch Series 9/Ultra 2が公式ストアから姿を消すこととなります。
最近、何kと逆風が吹いている Apple として 次の方法があるのだろうか?
血中酸素濃度の計測機能を除外で販売再開の見通し
2024/01/15の最新情報です。
Bloombergより
米アップルは特許紛争に絡み同社に有利な高裁判断が下されなかった場合、スマートウオッチの最新機種「Series 9」と「Ultra 2」から血中酸素濃度の計測機能を除外する計画だ。医療機器メーカーのマシモとの紛争に起因する米国内での販売停止措置を回避するのが目的。
マシモが15日明らかにしたところによると、米税関・国境警備局(CBP)が12日にアップル側の変更措置を承認した。税関当局は、アップルによる変更で米国際貿易委員会(ITC)が決定した販売停止の「範囲」からは外れると判断。これにより、「Series 9」と「Ultra 2」は販売継続が可能になるとみられる。
ITCは昨年10月、Apple Watchがマシモの保有する特許を侵害しているとして輸入禁止を命じていた。そのためアップルはクリスマスを目前に「Series 9」と「Ultra 2」の直販を停止したが、先月27日に連邦特別行政高裁からITC命令の一時停止判断を得て直販を再開することができていた。
問題への対応として、アップルはApple Watch用のソフトウエアをアップデート。輸入禁止措置を執行する税関当局に先週、同アップデートの計画を提出していた。マシモによると、アップルは税関当局に対し、パルスオキシメトリとして知られる問題の技術は変更後のApple Watchには「明らかに」含まれていないと説明している。
マシモは「アップルが、再設計されたwatchにパルスオキシメトリが搭載されないと主張したことは、説明責任を果たす前向きな一歩だ」とし、「世界最大かつ最強の企業の1社が、中小企業の知的財産権を尊重し、侵害を指摘された場合にITC命令を順守することは特に重要だ」と付け加えた。
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Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-15/S7BFFNT0G1KW00
更新日時
Forbesでも報じられている。
アップルはApple Watchの一部モデルを設計変更することで米国内での販売が可能になることが、1月15日の裁判所提出書類で明らかになった。同社は、米国際貿易委員会(ITC)が先月、係争中の特許侵害裁判を理由に一部のApple Watchの販売を禁止した措置に対し、それらのモデルは問題となっている血中酸素の濃度検出技術を使用していないと主張していた。
アップルはSeries 9およびUltra 2を含むパルスオキシメーター機能(血液中の酸素濃度を測定する方法)を内蔵していないApple Watchを販売できるとアップルを特許侵害で訴えているカリフォルニア拠点の企業であるMasimo Corp.が15日に裁判所提出書類で述べた。決定は12日に米税関・国境警備局の執行部によってなされたが、15日にMasomo側弁護士、ジョセフ・R・リが米国控訴裁判所に提出した書類で、設計変更されたモデルは当初の決定の対象から除外されるとアップルが告げられたことを裁判所に伝えるまで、一般には公開されなかった。
リは提出書類の中で、特許侵害裁判の核心である血中酸素濃度検出技術を含まない限り、アップルがApple Watchを輸入することに政府は異存がないことを述べた。
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Forbes
アップルが設計変更されたApple Watchを販売可能に、輸入禁止を回避
https://forbesjapan.com/articles/detail/68544
2024.01.16
結局、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2最大のウリであった 「血中酸素濃度の計測機能」は見送りとなったので前モデルと昨日は変わらない状況となって販売再開ということになった。
特許侵害とかAppleクラスの大企業なら調査済み及び特許の確認ぐらいは行っていると思うのだが、いかがなものか?
販売停止になりそう いったいどうなる Apple
Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2の販売が停止です。
Appleが開発するスマートウォッチのApple Watchシリーズには、血中に取り込まれた酸素のレベルを測定できる血中酸素濃度測定機能が搭載されています。しかし、この血中酸素測定機能がアメリカのカリフォルニア州に拠点を置く医療機器メーカー・Masimoの特許を侵害していると指摘されており、Appleは2023年に発売したApple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2の販売停止命令を受けていました。この件についてAppleは控訴期間中の販売禁止措置を一時停止するよう求めており、12月27日には販売再開が認められましたが、控訴裁判所がこの申し立てを却下したため2024年1月18日から再びApple Watch Series 9/Ultra 2が販売停止になったとのことです。
Apple Watch Series 9 and Ultra 2 sales ban resumes tomorrow, appeals court rules - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2024/01/17/apple-watch-series-9-ultra-2-ban-part-two/
Apple again banned from selling watches in U.S. with blood oxygen sensor
https://www.cnbc.com/2024/01/17/apple-again-banned-from-selling-watches-in-us-with-blood-oxygen-sensor.htmlApple (AAPL) Must Stop Selling Watches With Blood Oxygen Feature - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2024-01-17/apple-must-stop-selling-watches-with-blood-oxygen-featureAppleが開発するスマートウォッチのApple Watch Series 6以降のモデルには、手首の血管に照射したLEDの反射光を読み取り、血中の酸素濃度を測定できる血中酸素濃度測定機能が搭載されています。
「Apple Watch Series 6」で血中酸素濃度を測定できる「血中酸素ウェルネスアプリ」の使い方まとめ - GIGAZINE
ところが2021年、医療機器メーカーのMasimoが「Apple Watch Series 6以降のモデルに搭載されている血中酸素濃度測定機能がMasimoの特許を侵害している」として訴訟を起こしました。2023年10月にはアメリカ国際貿易委員会(ITC)がMasimoの主張を認め、Appleに対して「この機能を取り除かない限り、アメリカへの輸入を禁止する」との排除命令を下しました。
AppleはICTの命令に従う形で、Apple Watch Series 9/Ultra 2の販売を公式ウェブストアで2023年12月21日から、アメリカ国内の公式小売店舗で12月24日から停止しました。
続きはこちらから👇
Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2の販売がアメリカで再び禁止に、しかしAppleは血中酸素濃度測定機能を削除して販売を継続予定 - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20240118-apple-watch-ban-blood-oxygen-feature/
2024年01月18日
もう めちゃくちゃだな!
Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2は、ケチがつきすぎ
国内では販売されているのでないと思うけど欲しい人は急ごう