Appleと言えば iPhoneの会社と答える人が大半だろう。
Appleが、パソコンをつくっているんだよ
そんなの知ってるよ
そりゃ、このページに来てくださる人ですから、当たり前のようにみえるのですが、実は、多くの人にとって
Appleと言えば iPhoneの会社
なのです。
今回のIT小僧の時事放談は
すべてをMacに集約させたいApple 起爆剤はゲーム市場
と題して、iPhoneだけの商売に危機を感じているAppleの戦略について考えてみよう。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
[adsens]
目次
WWDC22でAppleが売りたかったもの
多くのiPhoneユーザーにとって気になるのが、新しいiOSの機能
iOS16の目玉機能はというと
iPhoneを近づけるだけで電話番号などを交換できる
あはは そんなの20年前のガラ携で実現していましよ
というジョークはともかく
今回のWWDCは、50万円のVision Proではありません
Macをもっと売りたい
ということなのです。
肩身の狭いMac
Mac いにしえのAppleユーザーならば、Macintosh(マッキントッシュ)と言うべきだろうか?
ビジネス現場の標準機であるWindowsに合わせた企業の仕組みの中でMacは、正直 邪魔である。
メールで変なファイルが添付されてくると「.DS_Store」「__MACOSX」のようなゴミが付属してくるのである。
訳知りでないユーザーは、「ウィルスが入ってる」なんて忙しい社内SEに内線がかかってくるのが常である。
YouTuber御用達のMacですが、一部の人以外では、Macのような高給ブランドは必要ないと言っていいだろう。
唯一 Windowsでできないことは、AppStoreにiPhoneのアプリを登録することである。
※アプリの証明書は、Macでしか取得できない。
Vision Pro という飛び道具
iPhone登場後 Macは、いつも脇役だった。
iPhoneアプリ開発専用マシン または、YouTuber動画編集マシンとなっていました。
しかし、それではいけない
Appleは、Apple Computer という元の社名のようにComputer会社なのだ
とティム(CEO)が言ったかどうかは知りませんが、
iPhoneの陰に隠れていたMacを広めるためには、強烈なアイテムが必要であった。
それが、Vision Pro という飛び道具である。
恐らく Vision Proは、Macの使用が前提で開発されたもので アプリの開発もMacが必須なのである(推測)
そこまでして Mac を売りたいティム(CEO)は、さらなる布石を打ってきた。
ゲームマシン Macの不利
パソコンのゲームは、標準でWindows前提で構築されています。Mac用のゲームなど微々たるもので「物好きゲーマー」しかプレイしていないだろう。
iPhoneのゲーム市場は、優勢なのに Macでは、いまいち
理由は、簡単で これまで Macは、ゲームに対して冷たい態度を取ってきたからです。
さらに ハードウェアをアップグレードできない(半端なく高価)という仕様になっているからです。
閉鎖的な環境では、より最先端のゲームに挑戦しようとしているメーカーにとって 最新のグラフィックボードなどが使えないMacの開発は、難しいことになります。
また、市場を考えれば Windowsのプラットフォーム以外は、あり得ない状況になっています。
MetalFX Upscaling
今回のWWDCでもっとも注目すべきは、あれほど ゲームに対して冷たかったAppleが
「MacやiPadはコアゲーミングにも向く」
「Windowsのゲームを移植する準備できていますよ」
つまり
スケーリング/フレームレート向上用の機能「MetalFX Upscaling」を発表したわけです。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2206/09/news115_2.html
問題は、価格
今回、MacBook Air 15インチが登場しました。
8GBユニファイドメモリ
256GB SSDストレージ脚注¹
198,800円(税込)
いくらスピードが速くて高機能としても 8GB のメモリー搭載パソコンが、役20万円
最低16Gのメモリーは、必要でしょう
226,800円(税込)
256GBのStorageで
254,800円(税込
1Tdと
282,800円(税込)
もう一度言います。
これは、 MacBook Airであって Proではないのです。
まとめます
Appleの戦略は、iPadは、Macに近くなっています。
ここまできたら iOS乗せれば と思いますが、どうもそこまでの勇気はないらしい。
本題のMacですが、ビジネス用には、不向き クリエイター用のパソコンとしてアピールしすぎたためユーザーが減るという現象が続いています。
せっかく すごいM2というチップを開発したので Windowsのゲームを移植してほしいとアピールしました。
しかし、肝心のお値段が、これではね
簡単に増設できない ユニファイドメモリの仕様の場合、価格高騰から逃れられないと思うのですが、そこは、見直さないのかな