IT小僧は、Pixel Budsを使っています。
Googleの完全ワイヤレスイヤホンでノイズキャンセル機能はありませんが、小型軽量で耳への負担が非常に少なく快適です。
しかし、使用してから約2年 バッテリーの状況が怪しくなってきました。
今回のIT小僧の時事放談は
完全ワイヤレスイヤホンの寿命について考える バッテリー劣化について考える
と題して、バッテリー劣化による完全ワイヤレスイヤホンの寿命について考えてみよう。
今回も小難しい話をわかりやすく解説しながら記事にしました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
完全ワイヤレスイヤホン 百花繚乱
iPhoneからはじまったイヤホン端子廃止により、完全ワイヤレスイヤホンが普及しました。
Appleの戦略は、Air Podsの開発に合わせてイヤホン端子を廃止することでiPhoneの部品点数コストダウンと合わせAir Podsの売上増という組み合わせが大成功しました。
Android端末メーカーもそれに合わせるかのようにイヤホン端子を廃止し、自社の完全ワイヤレスイヤホンを発売するという戦略を行っております。
しかし、iPhoneとAir Podsと違い、Androidの場合、汎用性があるために ものすごい数の製品が市場に出回っています。
そのため急激な価格破壊が起きています。
例えば、
GEOの完全ワイヤレスイヤホン は、2000円台、ノイズキャンセル完全ワイヤレスイヤホンは、5000円台で販売されています。
寿命
ものには、寿命があります。
比較的 長い間サポートされるiPhoneもやがてサポートがなくなり、セキュリティ面であやしくなります。
Android端末は、一部(Samsun、Google他)を除いて数年でサポート(アップデート)が消滅
そうなると個人情報の塊のようなスマートフォンを安心して使えるかどうか微妙になってしまいます。
でも、その前に バッテリーの疲弊が起こり、一日に何度か充電するような状況となる可能性が高くなり
出先でモバイルバッテリーと充電器を持ち歩くということになります。
使いたいときにバッテリー切れ・・・ これでは、ストレス増大でいやになりますね
つまり、スマートフォンの寿命は、バッテリーの劣化により決まるのです。
中古スマホが売れているということですが、注意しないと劣化したバッテリーのスマートフォンをつかまされる可能性もゼロではないのです。
もちろんスマートフォンだけではありません。
バッテリーの入っているものは、すべて この宿命を持っているのです。
完全ワイヤレスイヤホン バッテリー劣化問題
完全ワイヤレスイヤホンは、耳に装着するものですから、小さく軽いことが前提となっています。
自分が使っている Pixel Buds(第2世代)は、
大きさ:約20.5mm×18.2mm×19.5mm
重量:約5.3g/個
という小ささで 左右それぞれにリチウムイオンバッテリーが入っています。
この小さなバッテリーで バッテリー持続時間は一回の充電で最大 5時間と稼働となっています。
しかし、現在、1時間30分ほどで ローバッテリーのアラートが鳴るようになってしまいました。
通勤時間は、1時間程度なので ギリギリ 大丈夫というわけですが、非常に心許ないわけです。
2万円ぐらいで購入してから2年弱でこの状態は、非常に辛い
これは、Pixel Budsだけの問題ではなく、多くの完全ワイヤレスイヤホンで発生してくる現象になるでしょう。
毎日使うものだとしたら、バッテリーの劣化は免れないわけで 高級なイヤホンでも同じことが起こることは考えられます。
もっとも SONYのイヤホンをはじめ バッテリーの制御技術が進歩したので、3年以上 使えるものも出ているのは事実
とはいえ、現在のバッテリー技術では、劣化することは避けられません。
とくに完全ワイヤレスイヤホンは、左右に小さなバッテリーがあるため 交換も厳しい状況
ということは、バッテリーの劣化が生じた場合、本体の性能は劣化していないのにかかわらず 廃棄となってしまう可能性もあります。
修理
自分では交換出来ませんが、メーカーに修理扱いで依頼出来る場合もありますが、交換代金など問い合わせてみてください。
米国では、修理する権利が法制化されているところがあるので修理キットなどが販売されているところもありますが、自分で修理するのはリスクがあります。
修理関連で有名なiFixitでは、修理パーツ、修理方法などが掲載されているので 腕に自信のある人はチャレンジするための情報が掲載されています。
電車の中でどこまでいい音を追求しますか?
電車の中という喧噪の中で 3万円以上のワイヤレスイヤホンを購入していい音を追求するより
素直に有線イヤホンを使った方が、遅延も少なく 音もワイヤレスイヤホンより良い場合が多いと思いますがいかがですか?
3万円以上するイヤホンで電子的な静寂になっても そのイヤホン 数年でダメになるのが確実です。
そこまでして 快適さを求めるのでしょうか?
いまや、1万円以下でノイキャンイヤホンが販売されています。
どうせ数年でゴミとなる高級イヤホンと1万円以下でそこそこ快適なイヤホン
どちらを選びますか?
数年しか使えないのなら1万円程度で十分
高価なイヤホンを購入しても数年後にはバッテリー劣化で使い物にならなくなります。
数時間毎に充電が必要になり やがて1時間程度でバッテリー切れとなったら 通勤にも使えない。
ならば、高価なイヤホンなど意味もない
そもそも 本当にいい音を聞きたいならば、有線イヤホンを選ぶべきである。
ノイズの多い街中でノイズキャンセリングに多くのバッテリーを消費して音楽を聴く
そこまで するなら、安価なノイズキャンセリングのイヤホンで十分で1万円程度のイヤホンで3年使うと言うのがIT小僧のオススメです。
良い時代になったものだ 1万円も払えば優秀なノイズキャンセリングイヤホンを購入できる時代になっている。
ぜひ ご検討ください
EarFun Air Pro 3を実際に使ってみたレポートです。
1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンで実際どうなの?
と思う方 参考にしてみてくださいい。
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まとめ
完全ワイヤレスイヤホンは、数年で使い捨てる状態になっています。
高価なイヤホンもあるのでバッテリーの交換ができれば製品寿命を延ばすことができるはずなのです。
それを考えると、高価なイヤホンを購入するのに躊躇してしまいそうなので、最終的には、有線イヤホンのほうが、よいのかな・・・ なんて思う今日この頃です。
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