「Windowsを購入したときは、必ず セキュリティソフトウェアを入れておけ」
Windows 3.1から使ってきたIT小僧にとって、これは、「常識」とも言える状況でした。
しかし、数年前から 市販のセキュリティソフトウェアを導入することを止めました。
今回のIT小僧の時事放談は、
有料のセキュリティソフトウェアなんて必要ない? Microsoft Defender
と題して、市販のセキュリティソフトウェアとMicrosoft DefenderについてIT小僧個人の見解として記事にしました。
参考になれば幸いです。
目次
Microsoft Defenderが最も優れたウイルス対策ソフトの1つに選ばれる
2021年10月 独立したITセキュリティ機関のAV-TESTによりWindows向けウイルス対策ソフト評価が発表されました。
その発表の中で
「Microsoft Defenderが最も優れたウイルス対策ソフトの1つに選ばれる」
という結果になりました。
評価内容として
ゼロデイマルウェア、サイバー攻撃、感染した電子メールなどに対するウイルス対策ソフトの防御力
それに加えて、動作速度やユーザビリティといった視点でも評価されました。
その結果
「Microsoft Defenderが満点を獲得しました。」
という評価が出ました。
評価対象は、McAfee、Avast、AVGを加えた全部で21のソフトウェア(システム)です。
満点を獲得したソフトウェアは、Microsoft Defenderだけではありませんが、無料版としては唯一となっています。
最近は、Microsoft Defenderだけです
ここからは、IT小僧個人的な感想です。
2年ほど前から Microsoft Defenderだけで個人のPCで運用しています。
その間、数度 警告はありますが、現在のところ 問題なく運営しています。
警告があるたびに ESETを導入してみて検査してみましたが、パソコンには、問題なく 数カ月後の使用期間を得て完全にMicrosoft Defenderだけで運営しています。
ESETで運用していたときも警告などほとんどない使用状況なので 思い切って外してしましました。
現在まで、Microsoft Defenderで問題が発生したこともなく、動作も軽くなり 快適な状況です。
おそらく、仕事用のパソコンを除いて 個人用は、Microsoft Defenderでよいと考えています。
使用県境によるので過信は禁物
IT小僧は、個人用のパソコン絵は、ゲームなどは行わないし、ブラウザ、メール、ブログに必要なエディター(Visual Studio Code )と画像編集ツールぐらいしか使っていません。
この程度なら、怪しいサイトやアプリを使うこともないので問題ないと思っています。
ただし、これは、IT小僧の個人の環境なので 他の方でも絶対、Microsoft Defenderだけで大丈夫とは言えないと思います。
事実、会社で使用するパソコンは、ESETが設定されています。
自己責任とビジネスは別
突き放したような言い方ですが、どのセキュリティソフトウェアが良いかは、自己責任の範疇となるのでIT小僧としては、
「市販のセキュリティソフトウェアなど必要ない」
と断言できません。
心配な人は、導入しておくことをオススメします。
市販のソフトウェアだったら ESETをオススメします。
なによりセキュリティの機能は優秀、軽いとにかく邪魔しない どんなに優秀なセキュリティソフトウェアでもレスポンスが悪くなったりした場合、遅いというストレスを抱えることはよくない。
と断言します。
ESETは、Microsoft Defenderと同じぐらいとは言えないものの あまり気にならないレベルです。
ウィルスとか絶対に心配だ という人は、ESETを導入しましょう。
それとビジネスの現場では、指定されたセキュリティソフトウェアが必須なので アンインストールは絶対にやめてください。
万が一の場合、大きな損失となります。
まとめ
Microsoft Defenderが市販のセキュリティソフトウェアと同じ、またはそれ以上の性能を持っているようです。
しかし、忘れてはいけないのは、どんなに優れたセキュリティソフトウェアでも 自分でウィルスとかトロイの木馬とか、スパイウェアを招き入れる行為をした場合、防げない場合が多いです。
普段から、メールなどに添付してあるファイルについては、十分に注意しましょう。
また、宛先がわからないメールやメッセージのリンクを安易にクリックしないようにしてください。
最近は、携帯電話会社や公共サービスに偽装したものが多く出回っています。
もう一度言います。
自分から罠に嵌りに行くようなリンクや宛先不明のExcelなどの添付ファイルは注意しましょう。
そのワンクリックが、お金と時間を大量に消費する可能性があるからです。
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