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IT小僧の時事放談

自社アプリの終焉 企業アピールはSNSが中心になっている

たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング(MarkeZine BOOKS)

スマートフォンのアプリって、どれだけ使っていますか?
音楽、動画、ゲームそしてSNSといろいろとありますが、使うものって決まっていませんか?

今回のIT小僧の時事放談は、
自社アプリの終焉 企業アピールはSNSが中心になっている
と題して、広告は、SNSが中心に と言うお話です。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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インストールが面倒

スマートフォンが普及しはじめたころは、企業は、自社アプリを多く世に出していた。

自社アプリと言ってもスマートフォン用に構成したウェブ画面をウェブビュー(WebView)でアプリ内ウェブに表示したものがほとんどでした。

正直 ブラウザで見るものと変わらない。

通知機能ぐらいは、搭載されていたものは、まだましな方でした。

そんなアプリをアフェリエイト手法で導入させることが多かったわけです。
インストールするだけで少しのポイントがもらえるのでインストールしたことありませんか?

日経新聞 2020/10/14 より

使い勝手ではなく、ポイント欲しさにインストールしたアプリが大量に発生していたのです。

しかし、ここにきて 少し様子が変わってきたようです。

高コストのアプリ

企業アプリは、こうして多くの人のスマートフォンにインストールされましたが、一度ぐらいは、起動しますがそのまま放置されているものが多い。

企業としてみれば、広告の意味合いが多かったわけですが、OSのバージョンアップなどでメンテナンスも必要になってきます。
また、インストールされても最初の数回だけで後は、使われないことが殆どで、スマートフォンをメンテナンスしている人は、アンインストール対象となるでしょう。

というわけで、内容のないアプリは、自然消滅する傾向にあります。

最近は、懸賞アプリなども増えてきましたが、その内容は、ウェブで十分なもので、アプリ用の広告で収益を補うことも多くなってきました。
最近では、広告単価の高い動画広告がセットになっていて、やたら ウザイ動画を強制的に見せられるものも増えています。

一方、企業アプリですが、メンテンナンスなどにかかる費用や維持するための費用を考えると広告媒体としての意味が無くなってきています。

日経新聞 2020/10/14 より

ウェブのほうが世界展開が容易

多くの企業では、自社アプリをやめて、自社の広告をTwitter、Facebook、InstanceなどのSNSに積極的に展開するようになってきました。
実際、SNS内の広告のほうが、アプリをインストールしなければみることができない自社アピールよりも多くの人の目に触れることになります。

JR東海だ。3月から、訪日外国人向けのネット予約とチケットレス乗車サービス「スマートEX」で、ウェブブラウザーからも英語サイトにアクセスできるようにしたことにより
「ブラウザー展開も拡充したことで、世界各国で使えるようになった」
アプリは国や地域ごとに規制があるのでそれぞえ対応することは、コストがかかる。

サカタのタネは園芸相談できる自社アプリを終了し、チャットに切り替えた。

日経新聞より

 

今後、自社アプリは、消滅する方向になることは、確実でそれは、自社の通販でも同じような状況が続くと思われます。

まとめ

最近では、スマートフォンの機能が増えていて、それすらも覚えるのがめんどうな状況になりつつあります。
そこに加えて多くの場合、インストールしたけど使っていないアプリが大量に増えてきました。

使うアプリの固定化は、進み その多くがSNSとなっています。

このような状況で 企業アプリは、今後、さらに減ってゆくことでしょう。

また、ウェブ上でほとんどのことができるようになったので、ガチでアプリでしかできないこと以外のアプリは、淘汰されてゆくこととなると感じています。

普段使っているSNSで自社アピールという流れは、自然なものと思います。

あるいは、アプリ自体の終焉が近いのかも知れません。

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追記:今回は、内容もそれほどではないのでショートバージョンでお届けしました。

 

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