自宅でスマートフォンのWi-Fi接続の一覧を見てください。
自分が接続しているルーター以外のリストがたくさん表示されていませんか？
そう無線（Wi-Fi）ルーターは、電波なのでお隣さんだろうが、向かいの家からも飛んできます。
今回のIT小僧の時事放談は、
あなたの無線ルーターは、狙われている！ セキュリティアップデートしていますか？
と題して、「設置したらほったらかしているルーター」について考えてみよう。
今回も小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
無線（Wi-Fi）ルーター
自宅に無線ルーターがありますか？
会社にも無線ルーターがあるかも知れませんが、それは、システム担当者や、外部の業者が設定していると思いますので大丈夫かなと思っています。
また、個人でポケットワイファイ（Pocket WiFi）を契約して使っている人もいると思います。
今回の話は、特に自宅で無線ルーターを使っている人が対象です。
ところでその無線ルーターいつ設定しましたか？
マニュアルとか持っていますか？
設定内容知っていますか？
無線ルーターは、NTT、KDDIなどの光、ケーブルテレビなどを契約すると設置されていると思います。
その無線ルーターの設定情報、覚えていますか？
最近の無線ルーターは、「かんたんモード」などでスマートフォンに簡単に接続でき量になっています。
QRコードで設定するものもあるし、
NECの無線ルーターは、スマートフォンなどに接続を簡単に行う方法があります。
Aterm らくらく「かざして」スタート
http://www.aterm.jp/product/atermstation/special/rakuraku_kazashite/
Aterm らくらくQRスタート
http://www.aterm.jp/product/atermstation/special/rakuraku_qr/index_qrtop.html
らくらく無線スタート
http://www.aterm.jp/product/atermstation/special/rakuraku_start/
QRコードやNFC（近距離無線通信）で設定できれば簡単ですよね。
無線ルーターの設定画面て見たことがありますか？
パスワードとか覚えているでしょうか？
無線ルーターの設定は、初心者に難しく、専門用語もたくさんでてくるので最初に設定してから何もしていない人も多いのではないでしょうか？
狙われている
米国消費者協会（ACI）が実施した2018年の調査では、リンクシス、ネットギア、D-Linkなどの人気ブランドを含む、家庭とオフィスのルーターのうち83パーセントが、攻撃者に悪用されるおそれのある脆弱性を抱えていた。
WIRED
https://wired.jp/2019/05/06/router-wifi-security-settings/
重大なセキュリティ問題が調査結果ででているようです。
Linksys、NETGEAR、D-Linkなど、6つの有名ブランドルータのうち5つに、既知のオープンソースの脆弱性が存在します。
驚異的な83％の家庭用およびオフィス用ルーターが攻撃者によって悪用される可能性がある脆弱性を抱えています。American Consumer Instituteによって今週発表されたルーターの安全性に関するレポート によると、これらの脆弱性のうち、4分の1以上が高リスクで重大な脆弱性を抱えています。
米国消費者協会（ACI）が実施した2018年の調査
https://threatpost.com/threatlist-83-of-routers-contain-vulnerable-code/137966/
無線ルーターは、コンピューターです。
ディスプレイもキーボードもありませんが、今使っているパソコンと同じような仕組みで、無線ルーターのプログラムが動作しているようなものです。
コンピューターですから、問題点もあるし、外部から攻撃されることに対しての防御も必要です。
スマートフォンやパソコンの場合、アップデートがあった場合は、お知らせなどがやってきますが、無線ルーターは、注意しないとアップデートに気が付かない場合が多いわけです。
企業は、専門家が対処していると思いますが、家庭の中にある無線ルーターは、放ったらかしのことが多い。
設置して一度もいじったことがないこともあり、ルーターの中身は、古いままの場合がかなりあります。
無線ルーターもプログラムで動作しているわけなので、バージョンアップしてセキュリティの防御が必要なのですが、詳しい人でないとなかなか対処できません。
家庭内の情報を盗まれる
一般家庭に設置してある無線ルーターの多くは、ネットを引いたときに業者が設置したものが、あると思います。
業者は、定期点検に来てくれることは、あまりないので、設置したままで新しいスマートフォンやタブレット、パソコン、スマートスピーカー、テレビなどを追加したときぐらししかルーターの存在も忘れていると思います。
万が一、無線ルーターの中に入り込まれた場合、無線ルーターに接続している、機器をのぞき見されてしまう可能性があります。
スマートフォンやパソコンは、個人情報の塊だし、スマートスピーカーは、乗っ取られる可能性もあります。
もし、家に監視カメラを設置していて無線ルーターに接続していたら「のぞき見」されてしまうかもしれません。
対応するには？
最近の無線ルーターは、「自動更新」という便利なモードがあります。
自動更新
ELECOM Wi-Fiルーター
「WRC-」から始まる型番のルーターは、最新のファームウェアが公開された時に、
ルーターが自動的に検索し、お客様にお知らせする機能が付加されました
http://qa.elecom.co.jp/faq_detail.html?id=5499
バッファロー
https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/128.html
自動更新マニュアル
https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/15923.html
その他、数多くの無線ルーターがあるので、それぞれのホームページで確認することをオススメします。
手動更新
手動で更新する必要があるものもあります。
ELECOM Wi-Fiルーター
http://qa.elecom.co.jp/faq_list.html?category=340
バッファロー
https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/128.html
NEC
http://www.aterm.jp/support/qa/qa/00053.html
Apple
https://support.apple.com/ja-jp/airmac
アップデートのハードルが高い
と言ってもパソコンのセットアップとかOSのインストールとかできるならばよいのですが、
難しいな？ と思ったら
IT機器に詳しい知り合いに頼むこともありなので自分の周りにいないかどうか調べてみてください。
見渡すとスマートフォンやパソコンに詳しい人がいるかも知れません。
また、IT機器訪問設定の会社もあるので利用するのもありだと思います。
例えば「G・O・G会員制パソコンサポート」ならば以下のサービスを
月会費324円で3台まで機器登録が可能となっています。
ご家庭のホームネットワーク機器をワンストップ・低価格・全国対応でサポート
訪問パソコン・スマホ・タブレットサポート、訪問パソコン修理・データ復旧のサポート作業
宅配・店舗修理、電話・リモートサポート、レンタルパソコンも無料で提供
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
新しい無線ルーターを検討
もし、今使っている無線ルーターが、５年以上前だったら、この際なので、無線ルーターを買い換えることも検討するのも良いかもそれません。
１万円以下で自動更新モデルもあります。
自動更新機能付きでしたら「ほったらかし」でつねに最新のアップデートが行われます。
まずは、日本メーカーのバッファロー、NECをオススメします。
性能とかいろいろと評判もありますが、日本メーカーならではの問い合わせやサポートがあります。
バッファロー
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このようなデザインのものもあります。
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NEC
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TP-Link
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このクラスならば、十分な性能があるので検討してみてください。
無線ルーターは、めったに買い換えるものではないので最初から高性能な機種を狙うのも良いかも知れません。
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まとめ
無線ルーターは、一度設置したらなかなか触る機会がないと思います。
古いものでもつながっている限り買い換えないかも知れませんが、セキュリティのことを考えると最新の機器に交換も考慮する必要があると思います。
また、現在使用している無線ルーターのメーカーのページでサポートページを探してください。
アップデート情報が掲載されていれば、アップデートを必ず実施しておきましょう。
IT小僧の無線ルーターは、悩んだ結果、TP-Link Wi-Fi 無線LAN ルーターを使用しています。
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