消費税増税が、2019年10月から開始される予定です。
8%から10% 数字だけ見るとたった2%ですが、10万円のスマートフォンを購入すると1万円の消費税がかかります。
消費税だけで1万円ですよ! 1万円
このインパクトは、非常に大きい
そして
「年金足らないぞ 2000万円ないとまともな生活できないぞ」
と開き直る金融庁
消費税増税が実施された場合、空前の「少消費日本」に突入
おカネを使わない国になりそうです。
そんな中、総務省は、(誰の指示かわからないけど)強引なやり方で民間企業である携帯電話会社に介入しています。
今回のIT小僧の時事放談は、
スマートフォンは、発売開始から半年以降経過してから買え! 総務省の端末値引き撤廃に対抗する方法
と題して、iPhoneなど ハイスペックスマートフォンが購入しづらくなってきた現在、どうすれば、お得なスマートフォンを購入できるのか考えてみよう。
最後まで読んでいただいて参考になれば幸いです。
目次
総務省の施策
総務省は、携帯電話代金の値下げを中心に2018年夏から携帯電話会社に対して、圧力をかけてきました。
4割下げろ
端末代金と通信料金を分離しろ
2年縛りの解除料を1000円以下にしろ
と数々の施策(圧力)をかけてきましたが、ここに来て
「最大の愚策をだしてきました」
携帯電話会社は、
「携帯電話会社とサブブランド、そして格安SIMの大手は、携帯電話の値引き販売をしてはいけない。」
「携帯電話の値引き完全撤廃の猶予期間は、最大2万円以下しか認めない」
これは、何を意味するかわかりますが?
「iPhone XSが、6万円代から購入できます。」
などという 実質半額程度で割賦販売されていたものをなくす施策です。
つまり、定価でしかiPhoneやXperiaなどの高価なスマートフォンを入するしかできなくなります。
今までは、多少一月の携帯電な料金が高くても、10万円を超えるスマートフォンを2年毎に買い替えできるという仕組みができていました。
これからは、そんなことができなくなりそうです。
Android端末は、発売半年経過後を狙え
Google Pixel 3 というスマートフォンがあります。
AIのちからを使った写真が、半端なく優れていいるスマートフォンです。
このスマートフォン、昨年の11月に発売されたのですが、後継機 Pixel 3aの登場や秋に予定されている Pixel 4のために 絶賛値下がり中です。
Pixel 3は、docomo,SoftBank,Google Store(SINフリー版)として販売されていますが
2019年6月20日現在
SoftBankでは、5万円程度の値引きで販売中
Google Storeでも2万円相当の値引き販売中
となっています。
このように現在販売中のスマートフォンでも半年程度で実売価格が下がっています。
おそらく、在庫処理のためだと思います。
また、携帯電な各社(docomo,au,Softbank)では、1世代前のスマートフォンが販売されていて、こちらもお買い得品として販売されています。
IT小僧も昨年、発表から8ヶ月経過して、新モデル(Xperia XZ2)が、販売されて値段が落ちたXperia XZ1をauで購入しました。
値段は、発売当時に比べて半額近くまで値段が落ちています。
Xperiaの場合、半年ペースで新製品が出てくるので在庫処分による値下げも早く、狙い目として良いスマートフォンだと思います。
iPhone 8を狙え
iPhoneは、1年経過しても値下がりすることは、ほとんどありません。
新製品が発表されてから旧機種が値下げとなりますが、Android端末のように半額近くなるほど値下げは期待できません。
iPhoneは、Apple社のブランド戦略商品なので値下げは、しません。
値下げ対象は、旧モデルの値下げを行うのが通常です。
2019年6月20日現在、iPhone 7,8が販売されていて、iPhone 8が一番の売れ筋商品となっています。
日本では、このiPhone 8が年間を通じてもっとも売れたiPhoneとなっています。
iPhoneの場合は、この旧機種を狙うとよいでしょう。
幸いなことにiPhoneの性能は、ここ数年でドラマチックな変革はなく、FaceIDが登場したぐらいです。
高性能で安定性のあるiPhoneは、旧機種でも十分な性能です。
オススメは、iPhone 8と思います。
iPhone 7も引き続き販売されていますが、3年以上使用することを考えるとオススメしません。
最後の指紋認証付きのiPhoneが必要ならば、
指紋認証でiPhoneの基本とも言える形の最終盤である、iPhone8をおすすめします。
中古スマートフォンは、初心者にはハードルが高い。
中古市場で販売さえているスマートフォンは、注意が必要です。
販売されてからの年数
スマートフォンのバッテリーは、劣化して少しづつ容量が減ってしまいます。
新品のようなバッテリー持ちは期待できません。
できれば、1年未満のものを選びましょう。
SIMロック問題
docomo,au,SoftBankから購入したものは、SIMロックという処理がしてあるものがあります。
その場合、auの端末でdocomoのSIMを指しても使えません。
SIMロック解除してあるものを選びましょう。
技適がないスマートフォンは、ダメです。
中古市場のスマートフォンのなかには、技適マークが入っていないものがあります。
@技適マーク
「海外のスマートフォンも国内で使えるようになった」と書かれていますが、以下のことに注意して下さい。
「販売・購入=OK」
「国内SIMを刺して通信=NG」
「Wi-Fi=NG」
「Bluetooth=NG」
誤解している人が多いようですが、2019年6月20日時点では、
「日本人のあなたが、日本未発売の技適未取得端末を海外から個人輸入や国内で購入
現行の電波法の下で、国内で電源をオンにした時点で違法の恐れありです。」
個人でも技適マーク無しで使うためには、総務省に所定の項目を届け出る必要があり、手続き完了後に最大で180日間は合法的に電源をオンにして使うことができます。
これを破ったからと言って
逮捕されたという事例はないようですが、公には、違法であるということを覚えておいて下さい。
中古スマートフォン市場は、これから増えてくると言われますが、iPhoneのSIMロック解除されているものは、使えますが、SIMロックされている場合は、SIMロックの会社のSIMしか使えません。
特に格安SIMを使うときは、注意して下さい。
このように中古市場のスマートフォンを選ぶ場合は、お店の人や詳しい人に確認しましょう。
2019年10月までに買ってしまおう
法律が施行されるのは、2019年10月と考えれれています。
ならば、今のうちに買ってしまおうというのがベストな選択かもしれません。
特にSoftBankは、かなり値引きセール中
iPhone, Google Pixel 3/3aなどは、大幅値引き中です。
このようにセールを狙って機種変更をするのもありだと思います。
ハイスペック&格安SIM
スマートフォンは、ハイスペックにして通信料金を下げるために格安SIMを使うというのもありです。
iPhoneは、Apple StoreならばSIMフリーのスマートフォンを購入できます。
また、Pixel 3/3aは、Google Store
ASUS,Motorola,HuaweiなどハイスペックでSIMフリーのスマートフォンは、Amazonで購入すると良いでしょう。
オススメは、MotorolaとASUSです。
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ミドルレンジ&格安SIM
5万円以下のミドルレンジのスマートフォンと格安SIMに切り替えれば、月々の支払いはかなり安くなります。
オススメは、SHARP AQUOS sense2
液晶が綺麗で、お財布ケータイ、防水+防塵で3万円以下
というベストセラー機種です。
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格安SIMは、信頼が大事
格安SINと言っても時折遅くなるけれど、普通に使えるし、IIJmioなどの大手を選んでおけばサポートも安心です。
格安SIMは、安さだけで選ぶのではなく信頼されるところで選ぶと良いでしょう
まとめ
結論から言えば、iPhoneやXperia、Galaxyは、10月になる前に機種変をして安く入手するというのがベストだと思います。
または、iPhoneの場合は、iPhone 8、Xperiaだったら XZ3あたりの型落ちを狙うのがよいでしょう。
昨年から総務省がはじめた携帯電話に対しての施策は、成功かどうかわかりません。
ただ言えることは、通信料は、安くなる可能性があっても、スマートフォンは、総務省のせいで値引きが無くなる可能性がでてきたということです。
docomoやau,Softbankと契約するのは、スマートフォンが値引きされて、実質半額程度で使えたという利点があったのです。
その利点を総務省は、すべて禁止する方向に向かっています。
通信料を安くしてもスマートフォンが定価だったら 意味がありません。
スマートフォンが、実質半額にならないのなら
格安SIMの会社と契約して自分で好きなスマートフォンを購入したほうが良い
と思う人が増えると思います。
格安SIMの契約ならば、音声契約の一部を除いて解除料などかからないのです。