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IT小僧の時事放談

【Pixela】スマートフォンが、アナタのアシスタントになる日 Google Duplex始動

2018年11月6日

「パーカーおやりなさい」
「はい お嬢様」

ピンクのキャデラックから機銃がニュキッと出てくる。

「ズバババババ」(機銃の音)
「お嬢様 終わりました」
「パーカー 帰りましょう」

ピンクの改造キャデラックは、何事もなかったように引き返してゆく。

みなさん サンダーバードってご存知ですか?
石油王の元宇宙パイロットの父の元で
息子たちがボランティアでやっている国際救助隊の人形劇です。

リニューアルされて若い人も知っているかも知れませんが50歳オーバーの自分たちは、サンダーバードのメカに夢中でした。

冒頭のセリフは、国際救助隊 ロンドンエージェントのペネロープ嬢(声:黒柳徹子さん)と執事のパーカーのセリフです。

今回のIT小僧の時事放談は、
スマートフォンが、アナタのアシスタントになる日 Google Duplex始動
と題して、AIが、アシスタントとして電話で予約までできる Google Duplexが開始さえるというお話です。
今回も小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

Google I/O 2018

2018年5月8日~10日(米国時間)に開催された Google I/O (開発者会議)は、衝撃的な内容でした。
主役は、GoogleのAIです。
Google Photo
Google News
Waymo(自動運転)
Google Lens
Android 9
他にいろいろと発表されたのですが、そのほとんどがAIが深く関わっています。

Google Photoをお使いの方は、ご存知かと思いますが、数万枚の写真から
「メガネ」「顔」「こども」「渋谷」
なんて検索すると該当する写真が表示されます。

仕組みは、アップロードされた写真をAIが分析して分類しています。
自分で分類することなど不要

例えば 「クルマ」で検索すると
クルマが写っている写真だけではなく、クルマの内装や「オイル交換と書かれた看板の写真」を撮影したものも表示されます。
恐るべし、Google Photo もう 自分で分類などしなくなりました。

そして今回、ブログで取り上げるのが、
Google Duplex(デュープレックス)

Google Duplexは、Google Assistant(アシスタント)のひとつの機能です。
Google Assistantは、アンドロイド端末をお持ちに方ならご存知かと思いますが

「OK Google」

とか

「ねぇ ぐーぐる」

や、ホームボタン長押しで起動する

「便利なやつ」です。

天気、ニュース、音楽、カーナビ、辞書、翻訳
もうなんでも答えてくれる頼れるアシスタント

もし、使ったことのない方は、一度使ってみてください。
日本語の認識能力の凄さと柔軟性に驚くことと思います。

言語処理の柔軟さは、同じAI音声アシスタントのAmazonのAlexaやiPhoneのSiriとは、「レベルが違う」といっていいでしょう。

Siriは、よく「都市伝説などの番組で」
ゾルタクスゼイアン」
などとネタにされていますが、Siriは、音声解析が中心でAIと呼ぶには、
力不足です。

Google Duplex(デュープレックス)

一言で「AI電話代行ソフトウェア」というものです。
人間に変わって、スマートフォンなどから電話をして予約をしてくれる。
というソフトウェアです。

電話予約するAI

スマートフォンのオーナーが、Google Assistantに対して

「OK Google 」
「金曜日の夜にXXXXレストランに2名の予約をいれて」

と予約
Google Assistantは、オーナーのスケジュールに空きがあるかを確認して
レストランに電話をかけます。

詳しくは、デモの映像を見てください。

これは、まじで凄い!

もちろん電話口の相手は、相手がAIとは知らずに会話を続け、無事に予約を取ることに成功
人数や予約者の名前などの細かい質問を浴びせられたが、そつなく対応、
最後に「では、よろしくお願いします」と言って、会話を終えた。

相手は、電話口の相手がAIとは、気が付かなかった。

なんでしょうか?
AIは、すでに人との自然な会話をするところまで来ているのです。

実験開始

このDuplex
年内にニューヨーク、アトランタ、フェニックス、サンフランシスコ・ベイエリアで、同社のスマートフォン「Pixel」で利用可能になる予定

実験運用のため電話の最初に
「わたしはグーグルの自動予約サーヴィスです。この通話は録音させていただきます」
と断ってから予約が開始されるらしい。

また、Google Duplexも所詮、ソフトウェア、人間と同じように間違いや混乱を来たします。
そんなときは、Googleのヘルプセンターから「人間がヘルプとして対応」するそうです。

問題も指摘されている。

Google Duplexは、問題も起こるだろうと
レストラン側も意見を言っています。

レストラン業界を知る人々のなかには、電話がかけやすくなりすぎることの弊害を懸念する者もいる。
サンフランシスコ・ベイエリアにあるレストランの業界団体「ゴールデン・ゲイト・レストラン・アソシエーション(GGRA)」のグウィネス・ボーデン理事は、この最新技術を使ってダブルブッキングをして、その後にすっぽかす人や、何度もレストランに電話する人が出てくるだろう、と言う。

『WIRED』US版の取材を受けたボーデンいわく、Duplexの試用期間や初披露の前にグーグルからGGRAには何の連絡も入らなかったという。「これが本当に役に立つと信じているのなら、どうしてわたしたちと協業しないのでしょう?」とボーデンは言う。グーグルの広報担当はこれに対し、業界団体にはこれから連絡する予定だと語っていた。
WIREAD抜粋
https://wired.jp/2018/11/05/google-duplex-pixel-smartphone/

この技術が進むと AIが電話をしてきて言葉巧みにクレジット番号などを聞き出すことが怒るかもしれない。
と警告する人もいます。

便利なものは、悪用されることも多く、Twitterなどに勝手に掲載するボットとよばれるプログラム郡は、広告や人を扇動する道具に使われる可能性も指摘されている。
これらが、音声になって直接電話をかけられて来た場合
まさか、相手がAIなどとは思わないだろう。

コールセンター

Googleは、自動コールセンター・ソフトウェアの構築を支援する企業向けツールを開始
これは、Duplexにつかわれている音声合成技術を使っていることと思われます。
近い内にコールセンターは、サーバールームが運営するという時代が来るかも知れません。
いや、来ると思います。

電話口で悪態を疲れてもオペレーターが精神的苦痛を受けません。
そのかわり、電話オペレーターの仕事が奪われると思われます。

AIもストレスで精神的障害とか起こすようになるのかは、わかりませんが・・・

アナタのアシスタント(Personal Assistant)

Google Assistantは、 Duplexだけではありません。

Pixel(Google製スマートフォン)にかかってきた電話を選別機能が追加と発表しました。

内容として

  1. 電話をかける
  2. Pixelは、合成とわかる音声で用件を聞かれる。
  3. 画面にその人物が話している内容が文字テキストとして表示
  4. 電話の受け手は、文字テキストを読んで電話に出るか、折返しを選択する。

これは、留守番電話の発展形でないのか?
と個人的に思います。

違うのは、音声をテキスト変換をするということ
留守電を聴き直すよりは、わかりやすいかも知れませんね。

まとめ

GoogleのAIは、研究だけではなく「目に見える形」として世の中に出てゆきます。
今回のGoogle Duplexは、
「人間と同じように会話ができて、予約注文」
という限定的なところから開始されますが、近い内にあらゆるところで
「人と間違うくらいの会話ができるAIが街に出てくるだろう」
そのとき、何が起こるのか?

今回の実験的運用開始は、とても興味深いです。

「パーカーおやりなさい」
と黒柳徹子さんの声に反応するパーカーは、スマートフォンに変わるかも知れません。
ピンクのキャデラックを運転するのは、AIの自動運転
未来メカがたくさん登場して活躍したサンダーバードにワクワクした自分ですが、
もしかしたら「パーカーは仕事を失ってしまう」かも知れません。

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参考資料
Google I/O
https://events.google.com/io/

WIRED
グーグル「Duplex」が浸透すれば、ボットと人の区別がつかない未来がやってくる
https://wired.jp/2018/11/05/google-duplex-pixel-smartphone/

 

最後にこれぞアシスタント言う動画を観てみましょう。

これぞ本当のAIを使ったアシスタントです。

Pixel購入のチャンス 11月11日まで

Google Duplexは、日本に来るのには時間がかかると思います。

しかし、これら、世界最先端のAIアシスタントを使うのは、Googleがつくったスマートフォンしかありません。

キャリアから購入するとしたら、docomoではなくSoftBankをオススメします。

SoftBankのAndroidは、一番、グローバルモデルに近いからです。
docomo版は、Pixel 3は、64G版 Pixel 3XLは、128G版しかありません。

SoftBank版は、Pixel 3、Pixel 3XLとも64G 128Gの両方を選ぶことができます。

さらに11月11日までに契約すると
「いい買い物の日キャンペーン」が適用
12000円(税込み)割引になります。
Pixelを購入するのでしたら、SoftBankをオススメします。
今がチャンスです。

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