全日本プロレスが全盛だった頃
「ジャイアント馬場とジャンボ鶴田」を最強タッグと信じていました。
プロレスが、ガチだとか違うとかは、ひとまずおいておいて
これほど、ワクワクするコンビは、ありませんでした。
馬場がやられそうになると鶴田がバックドロップで致命的なダメージを与える。
最後は、馬場の16文キックとランニングネックブリーカードロップでフィニッシユ!
毎回、お決まりのスタイルですが、水戸黄門大好きの日本人の心に突き刺さります。
馬場さんをきちんと立てている鶴田は、プロレスラーの実力とショーマンとして一流でした。
今回の「IT小僧の時事放談」は
「Netflixがauとコラボ 動画配信 最強タッグ誕生」
と題して
「動画配信コンテンツは、勝負ありか」
について考えてみました。
今回も小難しい話をできるだけ簡単に解説しながらブログにしました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
地上波完全敗北
ネットスポーツライブ中継のDAZONが登場して約2年
・プロ野球
・Jリーグ
・自転車ロードレース
・テニス
など、スカパーやJスポーツの有料チェンネルで放映していたコンテンツを札束でひっぱたいでさらってゆきました。
ビジネスだから仕方がないといえばないのですが、コンテンツを持っていかれたところはかなり厳しい。
特にスカパーは、解約者が増えていそうです。
自分が好きな自転車ロードレースもジロ・デ・イタリアがDAZONに持っていかれたのでこの5月は寂しいものでした。流石にJスポーツは、ツール・ド・フランスは、手放さなかったですね。
これを持っていかれたらJスポーツの有料チャンネルは、かなり厳しくなるはず。
ケーブルテレビや衛星チャンネルの有料コンテンツが、次々とネット配信に移っています。
ろくにスポーツは、「CMなどが入らないライブ」を一度見てしまうと、試合の流れを無視して流れる地上波などは、興ざめしてしまいます。
7月に行われるツール・ド・フランスは、、スタートからゴールまで完全中継を行う場合があります。
その間、約6時間、CMは、入りません。
すごくないですか?
スポーツライブ中継に関しては、TVは、完全に敗北です。
3キャリア夏の発表会
docomo
Huawei P20 ProとXperia XZ2 Premiumで端末勝負をしてきました。
この2機種は、au,SoftBankでは、販売されません。
特にHuawei P20 Proのカメラ性能は、圧倒的で満を持して発表したXperia XZ20 Premiumは、霞んでしまいました。
勝負に出たSony Mobileは、出すタイミングが悪かった。
SoftBank
発表会もせずにニュースのみ
SoftBankは、iPhoneですから、ここで動く必要なし、秋の新iPhoneに全力勝負してくるはずです。
au
Huawei P20をdocomoに持っていかれたので端末勝負ではなくサービスで勝負してきました。
その名も「Netflixプラン」
内容も勝負してきました。
・月25GBのデータ通信+通話定額
・Netflix
・ビデオパス(auの動画配信)
そして
・5GBギガバイトのおまけ
これが、全部ついて 月 5,500円
これは、強力です。
通信料込
auの通信料込でNetflixを観ることができます。
プロダクト最高責任者であるグレッグ・ピーターズ氏は
「クレジットカード登録も不要です」
と言っています。
ピーターズ氏は、よくご存知ですね
なんでも「キャリア払い」にしたいという日本人をきちっと調査しているようです。
現金主義の日本では、クレジットでネットサービスの登録を嫌う人が多いようです。
「キャリア払い」なら問題ない。というのも?ですが、コンテンツプロバイダーの多くは、キャリア払いになっています。
これで、Netflixの認知度は、一気に上るでしょう。
Netflix
映画より費用をかけて、クオリティの高いオリジナルドラマを作り続けています。
一度、ハマったら、抜けられないドラマが多く、プライベートを持っていかれます。
まさに「Netflix沼」状態
自分は、通勤時間で見ています。基本1時間弱の連続ドラマなので1本観るのがちょうどよいわけです。
さらに、オリジナルドラマに加えて、日本発のバラエティとアニメを始めましたから、一気に市場獲得となるはずです。
アニメの質は高く、マニアの中で話題になった。
「DEVILMAN」は、ぜひ見て欲しいと思っています。
地上波では、放送できないほど、オリジナルを元に壮絶です。
さらなるコンビネーション
ピーターズ氏は、記者会見で
「(KDDI系列のケーブルテレビ会社)ジュピターテレコム(JCOM)とも議論させてもらっている」
auは、JCOMと提携しています。
これが、何を意味するか?
Netflixは、モバイル通信だけでなく、光回線やケーブルテレビまで視野にいれているはずです。
auは、モバイル、ケーブルテレビ、光回線と持っていますから、Netflixとしては、これ以上のパートナーはないでしょう。
コンテンツプロバイダーの危機
キャリアとコンテンツ制作会社が、手を組んだら、国内の動画配信のコンテンツは、(DMMという大人向けを除いて)絶滅してしまうと思っています。
キャリアが持っている動画配信とYouTubeがあれば、わざわざ、クレジットで支払ってまで動画コンテンツを契約して観るでしょうか?
そして、AmazonのPrime会員ならば、AmazonVideoも見放題です。
ここにNetflixという、超強力なコンテンツがauとタッグを組んで来るわけですから
勝負ありです。
まとめ
「ジャイアント馬場とジャンボ鶴田」という最強タッグは、鶴田選手の病で解散してしまいました。
鶴田も馬場さんもこの世にはいません。
栄光のタッグチームは、今でも思い出の中に輝いています。
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auとNetflixは、ここから最強タッグとして光り輝くことができるのでしょうか?
docomoは、「してやられた」と思っていることでしょう。
そしてキャリア同士の戦いもさらにヒートアップすることでしょう・
ユーザーとしてみればキャリア同士の戦いでサービスの充実と通信量が安くなるはずですから
「もっとやれ」
「16文キックだぁ」
と声援を送りましょう。
おっと
リングアウト引き分けは、勘弁してほしいものですね。
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