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日本のIT屋に一言

会社の危険水域 馴れ合い社風を感じたら転職を検討せよ

投資レジェンドが教えるヤバい会社
転職を5回してきたのでいろいろな会社をみてきました。
そこで見聞きした事象についてお話します。

今回の日本のIT屋にひとこと
では
転職5回の経験による会社の危険水域 馴れ合い社風を感じたら転職を検討せよ
と題して、「企業コンサルタントでは、わからない経験上の話」
をします。

現在、転職をお考えの皆様この記事が参考になると思います。

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転職

ひとつの企業で同じ分野を続けている人は、尊敬します。

しかし、自分は、「コンピュータ屋」ですから、その企業で自分のスキルが生かせないと思ったら転職をしました。
給与だけではなく、仕事の内容重視です。

汎用機には、未来がないと感じて、全盛期だった汎用機のエンジニアを辞めてUNIX/Windows/LANを取り扱う企業に転職しました。

より大きな、プロジェクトをやりたいと
IBM系列の会社に転職しました。

インターネットの世界が来ると思い、Windows95の前年に立ち上がったばかりのeコマースの企業にほぼ初期メンバーとして仕事をしてきました。

というように

その会社でやり残したことがなくなったり
モチベーションが落ちたり
次のステップを目指したり

と転職した理由は、様々ですが、人間関係で辞めることはありませんでした。
転職が多いのは、加速度的な成長をする「コンピュータ屋」の宿命だと思っています。

今は、自分の経験とノウハウを買ってくれているところで仕事をしています。
もう、50歳後半ですから、これ以上の野心はありませんが・・・

最強チーム

今は、知りませんが、昔気質の「コンピュータ屋」は、一匹狼的な人間が多かったです。
役職をもっても第一線でキーボードを叩き、自分の腕を磨き、部下に圧倒的な技術力の差で統率してきました。
自分より腕のいいエンジニアは、素直に認め、重用な仕事をさせてきました。
ある意味、会社組織であるのに、「個で戦っていました」

時代は、かわり、プロジェクトチームを組んで仕事をするようになると「人の管理」をしなければなりません。

現役 技術者にそんなことできるわけは、ありません。
コンピュータ業界では、プレイングマネージャーは、不可能です。

自分も部下をたくさん持っていましたが、幸運なことに「馴れ合い」ではなく「個の強く、超優秀な連中」だったので「ほったらかし」でもきちんと仕事をしてくれていました。

ある日、CEOの投資が失敗しそれまで絶好調の会社が、転落してゆきます。
「早期退職者」を募るほどヤバかったのです。
そのとき
「自分の部下は、全員、退職しました」
まぁ
「彼らなら ここには、残らないだろうな」
と思っていたので気にもしていませんでした。
しかし「会社のトップ10」に入るほどの能力の持ち主たちです。
その後のダメージは、大きかったと思います。

早期退職者精度なので企業からは、引き止めができません。
自分も辞めようと思ったのですが、顧客のために1年間、後始末をして退職しました。

あのときは、「無敵状態で最強チーム」で充実していました。
どんな、困難な仕事も「何事もなく対応できていました」
社会人としたらダメなやつもいたけど、そんなことは、結果を考えたらどうでもよいのです。
「コンピュータ屋にとって システムが、動くかどうかが最重要なのです」

今でも、彼らは、いろいろなところでで活躍中です。

残念なグループリーダーと敏感な社員

ある会社に勤めていた話です。

早期退職精度でもなく、会社も儲かっているのに
「次々と社員が辞めてゆくグループ」
がありました。
セクハラでもパワハラ(これはあるかも)でもありません。

原因は、人望がなく無能なグループリーダーです。

そのグループリーダーは、
「能力が劣っているのに地位を得た人」
でした。
トップに気に入られていると言ってもいいでしょう。

彼は、権限があるので
「自分の意見を主張ばかりして」
「部下のアイデアや進言を聞こうとしません」
「きちんと部下の話を聞く前に却下します」

リーダーのアイデアや企画が、成功すれば少しは違っていたかも知れませんが、
明らかに「能力不足、知識不足」なので失敗の連続です。

これでは、
「有能な人は、辞めます」

そして。問題なのは、この「リーダー」を見て見ぬふりをしているトップです。

部下が次々と辞めることに対して
「責任を問わない企業体質」

社員は、敏感です。
「この会社にいても未来がない」
と思ったら

「辞めます」

企業の業績が良いのに社員の定着率が悪いところは、こういう
「馴れ合い体質」のあるところが多いと経験上、感じています。

コンピュータ業界は、人の出入りが多いのですが、1年後の離職率が、10%を超えたら危険水域です。

やばそうな企業

社員の定着率が、極端に悪いところは、ブラックと言われても仕方がありません。
利益が上がっていても、有能な会社とは限らないのです。

「運がよくて儲かっている」
「強烈なコネで儲かっている」
「利権があるので儲かっている」

利益を上げている理由は、そんなところです。
幸運は、いつまでも続くわけではありません。

有能な社員を失い続けることで、利権構造の変化などで企業は、崩壊します。

馴れ合い企業からの転職の勧め

自分が、勤めている会社が、「馴れ合い体質」の企業だったとしたら
企業体質は、簡単には変わりません。

唯一改善されるのは、トップが変わって、馴れ合いの人脈が消えることだけです。
そんなのいつになるかわかりません。

貴重な人生の無駄使いを止めて転職を考えましょう。
「会社愛」などという、前時代の「人をつなぎとめておく まやかし」は、通用しません。
企業より自分が大事です。

売り込み

よりよい仕事を見つけるには、多くの手法を使いましょう。
自分から応募するのもよいですし、登録しておいて、自分に声をかけてくれるのを待つのも良い方法です。

どちらにしても一つではなく、多くの企業に自分を売り込むことにしましょう。
自分も転職する時は、4箇所ぐらいのサービスに登録していました。

実績あるエージェントを選びましょう

社内SE専門のエージェントもあります。


登録しておいて希望の求人やスカウトが来るのを待つという方法がよいでしょう。

まとめ

コンピュータ屋として何社も会社を渡り歩いてきました。
その経験上からの話なので「企業コンサルタント」と呼ばれる人の話には、絶対に出てきません。

人には、適材適所というものがあります。

自分は、リーダーとしての素養は、ないと思っています。
「無敵で最強チーム」がうまく行っていたのは、彼らの能力を信じていたからで
「リーダーとして何かやったわけではありません」
ただ
「彼らの能力を活かすために環境をつくっただけです。」

自分は、相変わらず、一匹狼的な感覚を持って仕事をしています。

よりよい「コンピュータ屋」人生を過ごせることを願っています。

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