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IT小僧の時事放談

iPhone USB Type-Cで決着か? 欧州議会と理事会の暫定合意 EUの無線機器指令の修正を承認

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Apple社のiPhone 次期モデルもLightning Cable(ライトニングケーブル)になるらしいです。

iPad、macなどすで にUSB Type-Cとなっている状況で未だにiPhoneだけ時代遅れのLightning Cable(ライトニングケーブル)を採用しています。

理由は、Apple社の収益の大半を稼ぎ出すiPhoneのケーブルだけでかなりの稼ぎとなるからと思われます。

技術的な問題 なんて言っている人がいますが、ではなぜiPadでは実現できていないのでしょうか?

そんななか、ついにLightning Cableを捨てさらなければならない状況に追い込まれました。

今回のIT小僧の時事放談は、
iPhone USB Type-Cで決着か? 欧州議会と理事会の暫定合意 EUの無線機器指令の修正を承認
と題して 追い込まれた Lightning Cableについて考えてみよう。

小難しい話をわかりやすく解説しながら記事にしました。

最後まで読んでいただければ幸いです。

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Lightning Cable

Lightning CableはApple社が独自開発したインターフェイスです。

Anker iPhone充電ケーブル PowerLine II ライトニングケーブル MFi認証 超高耐久 iPhone 13 / 13 Pro / 12 / SE(第2世代) / iPad 各種対応 (0.9m ホワイト)

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iPhoneが採用しているLightning Cableは、Appleストアで純正品を買うと0.5mで1,800円もします。
これは、純正ということもありますが、実際には、互換ケーブルも多数販売されています。

多くは、Appleによる認可を証明するチップが内蔵されているので保証されていますが、100円ショップなどで売られているものは、リスクを覚悟しておいたほうが良いと思います。

さて Lightning Cableですが、今では、iPhone全機種と周辺機器のごく一部だけ使用されています。
何万円もするAppleの高級ヘッドホン AirPods ProもLightning Cableらしいですが、iPad、macはすでにUSB Type-Cとなっています。

まぁ iPhoneが主力製品でいまさらUSB Type-Cに変えるにもコストもかかるし、Lightning Cableのままでも売れているから問題ないだろう。
それに無線式充電も純正で高価格で販売できるし、敢えて変える必要はない

ユーザーのためではなく、コスト、営業戦略で判断していると思われます。

EUは、許さない

以前、記事にしたのですが、EUは、スマートフォンなどの電子機器においてUSB Type-Cを標準とすべきである。
と議論してきました。

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その議論がいよいよ形になって きた

スマホなどの電気機器の充電器をUSB Type-Cに統一することでEU各国が合意、2024年秋に義務化へ

10年以上にわたりEUが推進してきた「電子機器のコネクタ統一」に関して、EU各国と欧州議会がUSB Type-Cへの統一で合意しました。対象にはスマートフォンやタブレット、携帯型ゲーム機、デジタルカメラ、イヤホン、ヘッドホンなどが含まれるほか、ノートPCも規則の発効後40カ月以内に要件に適合させる必要があります。

Deal on common charger: reducing hassle for consumers and curbing e-waste | News | European Parliament
https://www.europarl.europa.eu/news/en/press-room/20220603IPR32196/deal-on-common-charger-reducing-hassle-for-consumers-and-curbing-e-waste

U makes USB-C mandatory for Apple iPhones and other devices
https://www.cnbc.com/2022/06/07/eu-makes-usb-c-mandatory-for-apple-iphones-and-other-devices.html

電子機器のコネクタ規格が異なると、それぞれに充電器を用意する必要があり、消費者にとって無駄が大きくなります。EUでは規格統一に取り組み、2009年に携帯電話の充電コネクタの共通化合意を取り付けましたが、合意は2012年に失効。その後も一部メーカーは再び覚書に調印したものの、業界の自主努力では規格統一は難しいとみて、EUはこの件の法制化を目指していました。

Gigazine 2022年06月08日 10時55分
https://gigazine.net/news/20220608-eu-common-charger-deal/

TechCrunchでも大きく取り扱われています。
https://techcrunch.com/2022/06/07/eu-common-charger-usb-c/

CNET Japan でも記事になっています。

 EUは現地時間6月7日、2024年秋までにUSB Type-Cを、スマートフォンなどに対する共通の充電器端子として義務化することで合意した。この規則はタブレット、ヘッドホン、電子書籍リーダー、ポータブルスピーカー、携帯型ゲーム機、デジタルカメラにも適用される。将来的には、ノートPCも対象となる予定だ。

合意された規制案では、使用する充電器に関わらず同じ速度で端末を充電できるよう、高速充電の速度を統一する必要があるとしている。また、機器を購入する際に充電器も一緒に買うかを消費者が選べるようにすることで、既に自宅の引き出しの中にUSB Type-C充電器をたくさん持っている消費者が、不要な付属品を購入しなくて済むようにする。

「欧州の消費者は長い間、新しい機器を購入する度に充電器が増えていく状態に不満を募らせていた」と、欧州議会の報告者を務めるAlex Agius Saliba氏は述べた。「今後は、所有するすべての携帯型電子機器に対して1つの充電器を使用できるようになる」(同氏)

ほとんどのハイテク企業は、小~中規模の自社製品の大半でUSB Type-C充電器を既に採用しているため、この規制が施行されてもほぼ影響はない。

1つの主な例外がAppleだ。同社は「iPhone」の充電に「Lightning」コネクターを採用しており、最新世代の「MacBook」で「MagSafe」コネクターを復活させている。EUの新しい規制は、充電技術の変更を同社に強いることになる。そして同社が充電技術を変更する場合、その影響を受けるのは、欧州で販売される製品だけではない可能性が高い。

Appleは、スマートフォン充電器を統一するという概念について、イノベーションを阻害する恐れがあり、消費者がLightningケーブルを捨てなければならなくなれば廃棄物は増えるとして、反対する姿勢を見せていた。しかし、その抵抗とは裏腹に、Appleに詳しいアナリストのMing-Chi Kuo氏は5月のレポートの中で、AppleがすべてのiPhoneで1~2年以内にUSB Type-C充電を採用するために準備を進めている可能性があるとしていた。それによって、転送速度や充電速度が向上する可能性もあると、同氏は述べていた。

EUの今回の合意についてAppleにコメントを求めたが、回答は得られなかった。

EUは、共通充電器の導入を10年以上前から推進しており、それによって欧州の消費者は、毎年最大2億5000万ユーロ(約355億円)を節約できると推定している。また、これまでに電子ごみとして廃棄された未使用充電器は年間約1万1000トンに上るとも推定している。EUは、今回の新しい規制によってこの数値が大幅に減り、民生技術業界がより持続可能な状態になることを期待している。将来的にはワイヤレス充電器の共通化も視野に入れている。

CNET Japan 2022年06月08日 08時40分
https://japan.cnet.com/article/35188590/

つまり USB Type-C を装備していないデジタル機器は認めない

これで決定です。

みなさん、今年のiPhoneを購入しても数年後には、 USB Type-C の機器がでてきますよ

という掛け声が出てくるかも知れません。

まぁ数年後ですから、そのときはまた機種変ということで

高騰するiPhone

買い替えと書いたのですが、今後はそう簡単にできなくなる可能性が強まりました。

iPhoneをはじめデジタル機器の高騰化です。
円高という状況もあり、中古市場でiPhoneの取引が活発です。

しかも iPhone 7/8などが売れているようです。

理由は、ロンを組んでまでiPhoneを購入したくない

つまり iPhoneを数年毎に買い替える余裕が、日本でなくなりつつあるという状況になっています。

日本が貧しくなったという状況が顕著に出ているという人もいますが、

数年でバッテリーがだめになってくるスマートフォンを20万近い価格で買い替えるという愚行はなくなりつつあるということです。
修理して使おうという動きも出てきています。

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幸い、iPhoneは、ここ数年 ほとんど進歩がなく iPhone 11でも日常で使うには問題ありません。

ですから iPhoneが、USB Type-Cになったからと言って 売れることはないかも知れません。

まとめ

iPhone USB Type-C 近いうちに何らかの動きがあるかも知れませんが、Appleのことですから、Lightning Cableどころか、端子を一切なくすかも知れません。

すべて、無銭充電にするぞ!

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十分考えられる話です。

ついでにSIMカードもなくして eSIM のみとすることだってあるでしょう。

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