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日本のIT屋に一言

失敗するプロジェクト 4つの原因

2017年9月13日

Googleで
「失敗するプロジェクト」と検索すると「約 1,340,000 件」出てきました。
「失敗したプロジェクト」と検索すると「約 1,440,000 件」出てきました。
システムのプロジェクトだけではないにしろ、「失敗だらけの日本」と言えなくもありません。
失敗するプロジェクトのの10の理由とか兆候とかいろいろありますが、
今回の「日本のIT屋に一言」では、失敗するプロジェクトの4つの原因をあげてみました。

その1 ゴールを決めていない

ゴールを明確に決めていないためプロジェクト崩壊
どこまでやったら区切りをつけるのか明確に決めていない。
または、決めていてもクライアントが破ってなしくずしにする。

発注元がそもそも仕様以上を要求してきて営業がのんでしまう。
力関係を誇示して「次で埋め合わせするからここは、おまけで」
とか言ってもとからある範囲を超えてやらせてしまうことが原因です。

要件定義書を守らない、契約書を守らない発注元が悪い。
それを断らない営業が悪い。
不利になる契約は、しないことが大切です。
断られて困るのは、発注元なので粘り強く交渉しましょう。

その2 責任者不在

決定権は誰なのか所在不明で迷走
プロジェクトマネージャーの権限がなく、スケジュール管理しかできない場合に発生します。
金と人を握っているはずなのでもっと権限を与えないとだめでしょう。

権限を与えられるようなプロジェクト管理能力とサポートできる権力を持っている人が必要です。

その3 見切り発車

「スピードが遅い」
「早く開始しなさい」
役職が高い人たちが言いそうですよね。
計画、予算、人員、などよく考えないで「とりあえずはじめてしまう」
結局 無駄な努力の積み重ねで時間とお金を浪費して失敗
言った本人は、「なんで失敗したのか?」だけ追求してくる。
イエスマンしかいない会社にありがちです。

会社の体質自体を変えない限り悲劇が続くので未来がありません。

その4 丸投げ

「システム受注しました。1億の仕事です(えっへん?)」
で営業さん その中身はなんですか?
「まだ詳しく決まってないけど、一括受注しました。はやく開始して」
仕様変更の連続で予算オーバーと納期守れないで信用ガタ落ち
「なんだよ うちのSEだめだな」という声が聞こえてきそうです。
こんなの失敗して当たりまえですよね
営業の力が強いとありがちです。

会社の体質自体を変えない限り悲劇が続くので未来がありません。

まとめ

巨大プロジェクトで失敗するこの事例にあうこと起きていませんか?
豊洲市場の移転東京オリンピックの競技会場新設 とか・・・

巨大組織や大きな会社のプロジェクトならきちんとしていると言ったら大間違いです。

会社の構造はなかなか変わらないので上に上げた4つの事例が多い場合、働く場所を変えたほうがよいと思います。

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