あああ! バッテリーが・・・
外出先でスマートフォンのバッテリーが、ピンチ!
そんな時に限って予備バッテリーやコードを家においてきたって
「あるある」な話
そんな時に助かるのが、コンビニや100均の緊急充電キット、乾電池とケーブルがセットになったもので
「とりあえず急場をしのげる」
まさに、砂漠のオアシス
そのオアシスで販売している安いUSBケーブルが使えなくなるかも知れない。
今回の小僧のオススメは、
100均USBケーブルがなくなるの? USB Type-Cのセキュリティー認証機能にデジサートのデジタル証明書を採用
と題して、我らが味方 100均USBケーブルと認証機能付きケーブルについて
小難しい話をわかりやすく解説しながらブログにまとめました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
目次
何でもつながるUSB
USBって便利な充電コードとしていろいろなところで使われています。
スマートフォンやコンピュータ関連機器はもとより
カメラ
夏は、小型扇風機
冬は、懐炉(カイロ)
マグカップの保温や小型冷蔵庫まで登場
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身の回りのデジタル機器のほぼ全てと小型家電まで
自宅にこのケーブルがないおうちは少ないのではないでしょうか?
スマートフォンやコンピュータ関連機器以外は、主に充電ケーブルとして使われているUSBという規格
このUSBに認証機能をもたせようという雰囲気が出てきました。
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iPhoneの充電ケーブル(Lightning:ライトニング)
iPhoneの充電ケーブル(Lightning:ライトニング)は、原則、アップル社が認定したものしか使えないことが前提となっています。
と言っても認定しているのは、iPhoneとの接点部分のみなのでケーブルの材質等までは、認定していません。
認定は通過しているけど、ケーブルなどで粗悪品担っている場合が、あるから要注意です。
少しぐらい高価でもキチンとしたケーブルを使いましょう。
iPhoneの故障の可能性があります。
数千円のケーブルをケチったためにiPhoneを壊して出費するのは
「安物買いの銭失い」
ということになります。
100均で販売しているiPhoneの充電ケーブルは、絶対に使用しないで下さい。
スマホケーブル、500円以下は要注意 本体に悪影響も
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO12935670V10C17A2000000?channel=DF260120166490
でも純正は、高い!
そうアップル社純正ケーブルは、高価だし、断線しやすい。
そんなときは、スマートフォンやパソコンの周辺機器で信頼がおける
ANKER製のケーブルをオススメします。
ANKER製の製品は、信頼があって性能に優れ、コストパフォーマンスが良い製品です。
数本長さの違うものをセットで購入しておいて、短いものをバッグなどに常に入れておくという使い方をオススメします。
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USB Type-C
最近のiPhone以外のスマートフォンは、USB Type-Cという規格が標準化されつつあります。
少し古いスマートフォンや、低価格のスマートフォンの一部には、microUSB(マイクロUSB)という端子がありますが、これからは、減ってゆくと思われます。
microUSB(マイクロUSB)は、こんな形をしています。
Type-Cの特徴
- 上下などなくどちらでも挿せる。
- 超高速データ転送(1GBのデータを約0.9秒)
- 電流供給も通信もType-Cで1本化
パソコン、ディスプレイと別々の電源が必要だったのが、ディスプレイが対応していれば
パソコンとディスプレイをType-Cで接続することで、画像も電源もOKとなります。
アップル社のMacintoshやWindows ノートパソコンもType-Cで接続できるものが増えているので今後は、Type-C接続機器が増えると想像できます。
USB Type-Cは、あいまいな規格
データ転送も速いし、電力供給も十分なUSB Type-Cですが、差込口の規格は、決まっていますが、その中身は、明確なものがないのです。
同じType-Cでも性能が違う。
見た目が同じでも、接続する双方の規格が違うと最高のパフォーマンスが発揮できません。
例えば、少し専門的になるのですが、
外見:USB Type-C
規格:USB 3.0
給電は0.9A、データ転送は5Gbps
外見:USB Type-C
規格:USB 2.0
給電は0.5A、データ転送は,0.48Gbps
電流も違うし、転送速度も違います。
電流が違えば、充電にかかる時間も変わってきます。
原因は、主に接続元と接続先の両方の関係性にあります。
規格が合っていて、接続ケーブルが対応していれば、最高のパフォーマンスを発揮する
ということを覚えておいて下さい。
今回は、それぞれの規格について細かい説明は省略いたします。
詳細についてお尻になりたい方は、リンクを辿って見て下さい。
USB Type-Cのセキュリティー認証機能
USB規格の標準化団体であるUSB-IFと米デジサート社(DigiCert)が、USB Type-Cに対してこんな発表しました。
USB規格の標準化団体であるUSB-IFと米デジサート(DegiCert)は2018年11月、USB Type-Cのセキュリティー認証機能にデジサートのデジタル証明書を採用すると発表した。USB Type-Cは、USBインターフェースの規格の一つ。USB-IFのジェフ・ラベンクラフトプレジデント兼COOは日経 xTECHの取材に対して、「セキュリティー認証機能を有効にしたUSBケーブルでないと充電できないようにすれば、情報漏洩や故障などのリスクからスマートフォンを保護できる」と話す。どういうことだろうか。
日経 xTECH
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/01387/?P=2
お!っと 規格認証という商売を始めるのか?
アップル社 iPhoneの充電ケーブルであるLightningケーブル(ライトニング)は、アップルが認定しないと販売できないという認定ビジネスとなっています。
そのため、値段が高価なのですが、最近は、認定を受けなくても充電できるケーブルが出回っています。
同じことをUSB-IFと米デジサート社(DegiCert)はやるのでしょうか?
※デジサート社(DegiCert)というのは、SSLの販売で有名な企業です。
https://www.digicert.com/
なぜ認証が必要なのか?
彼らの言い分を少し聞いてみましょう。
不正なデータ転送を防ぐ
コーヒーショップや飲み屋でも増えてきたのですが、
「スマホの充電お貸しします」
というものをみたことがあると思います。
ビジネスホテルでもケーブルがあって
「スマホの充電できます」
なんてサービスをやっているところがありますね。
ところで、あのケーブルからスマートフォンのデータを抜き取られていないでしょうか?
iPhoneもAndroidも最新のOSならば、セキュリティがあるので端末側で認証しないとデータ転送ができない仕組みになっています。
はじめて接続する相手には
「信頼できる・・・・」
と表示されると思います。
でも、うっかり 「信頼できる」を押してしまったらどうでしょう?
ケーブルの先が、電源ならばよいのですが、相手先がパソコンだったら情報が抜き取られてしまう可能性があります。
「セキュリティー認証機能を有効にしたUSBケーブルでないと充電できなくすれば」
うかつに「信頼」を押してもデータを抜き取られることはありません。
今は、そのような機能がないので
くれぐれも自分のパソコン以外で充電するときは「信頼する」を押さないように注意して下さい。
低品質ケーブルの排除
USB Type-Cは、パソコンの充電やディスプレイの電源など高電流を扱える規格になっています。
そのため、取扱に気をつけないと思わぬ事故に繋がります。
例えば、低品質のケーブルの場合、折れ曲がってショートなどしていたら、そこから火災につながる可能性もあります。
もちろん、スマートフォンも故障する可能性も高いわけです。
そこで認証制度をもたせて、低価格のケーブルを市場から排除するという目的で規制をかけたいという意向を示している。
USB-IFのラベンクラフトプレジデントは、「セキュリティー認証機能によって、安価で粗雑な作りのケーブルから機器を保護できる」
日経 xTECH
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/01387/?P=2
これは、アップル社が、ケーブルに認定をもうけて粗悪なケーブルによってiPhoneの故障を防ぐ意味もあると思います。
ちょっと専門的な認証の話を付け加えておきますが、読み飛ばされても結構です。
USB Type-C 認証プロトコル
USB Type-C認証プロトコルの重要な特徴は以下の通りです。
- 保証されたUSB Type-C対応の充電器やデバイス、ケーブルなどを認証するための標準プロトコルとなる
- USBデータバスもしくはUSB Power Delivery(100Wまでの給電を全てUSBケーブルで行うUSB規格)の通信チャンネルを認証をサポートするものとなる
- 認証プロトコルを使う製品は、セキュリティポリシーを実装・実行されることになる
- 暗号化のために128bitのセキュリティを採用
- 国際的に採択された暗号化方式である、認定フォーマットやデジタル署名、ハッシュ、乱数生成といったものが用いられる
USB Type-C認証ケーブルはいつ頃出てくるの?
USB Type-C認証は、まだ決まっていません。
決まるかどうかも未定と言っていいでしょう。
しかし、米国の企業が絡んでいるので案外早く決まると思っていますが、一つ問題があります。
ケーブルだけが認証機能を持っていてもスマートフォンに認証機能がなければ意味がない。
つまり「USB Type-C認証」に対応したスマートフォンが出てこない限り、認証ケーブルを販売しても意味がないのです。
つまり、これからも「100均USBケーブル」は、販売されるでしょう。
しかし、当ブログでは、絶対に使わないようにオススメします。
大切なスマートフォンのために「安物買いの銭失い」には、ならないように気をつけましょう。
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ケーブル選び
じゃあ 何のケーブルを選べばいいの?
とおっしゃる皆様にひとつだけご注意を
100均USBケーブルを使うのは、止めましょう!
あなたのスマートフォンを守るためにもオススメしません。
USB Type-Cは、高速充電に対応したものがあるのでできれば、少し高価でも信頼の置けるメーカーから購入されることをオススメします。
この分野では、やはり ANKER製のケーブルをオススメします。
それほど高価格でもないけれど品質の信頼があります。
モバイルバッテリーとセットで購入されると(スマートフォンによるが)最高のパフォーマンスで充電がされることでしょう。
モバイルバッテリーとケーブルを合わせるというのは意外と大事なことで
試験も同じ組み合わせでやっているはずです。
オススメは、長さが3セットで5本組みのケーブルセット
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もしモバイルバッテリーもとお考えでしたら
小さいけれど十分な容量があるこれをオススメします。
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まとめ
現在のところ
100均USBケーブルは、売られ続けられるし
USB Type-Cのセキュリティー認証機能も時期未定です。
充電ケーブルは、電気を扱うので簡単に折れ曲がったりショートしたり切断されやすいものは大変危険ですので100均USBケーブルや500円以下のケーブルの使用はできるかぎり止めることをオススメします。
高価なスマートフォンを数百円の出費をケチったために壊してしまうのは、なんとも悲しい出来事です。
最後に本ブログのオススメのケーブルをおさらいいたします。
オススメのおさらい
ブログ内で紹介してきたオススメをおさらいいたします。
結局は、ANKER製品になってしまいますが、自分が長期間使用してきたものなのでオススメできる商品です。
一度、ご検討してみて下さい。
iPhoneのライトニングケーブルのオススメ
2本セットがお得です。
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USB Type-C(多くのAndroid端末)のオススメ
5本セットがお得です。
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モバイルバッテリーならこれ1択のオススメ
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USB機器を一度に充電するのはこれが便利
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