2011年3月、震災後の計画停電、覚えていらっしゃいますでしょうか?
電力不足のため一日に何度か停電が起こりました。
地震のあと、最終の京浜東北線に乗っていたところ
赤羽駅の手前で電車の中で閉じ込められてしまいました。
寒い、季節でした。
iPhoneを持っていた自分は、計画停電の情報検索とTwitterで情報を探していました。
外は、真っ暗、暖房も切れている。
真っ暗な電車の中で光るスマートフォンの灯り
その灯りが、1時間経過したあたりから数が減っていきます。
そうです、バッテリー切れです。
今回の小僧のオススメでは。
iPhoneとAndroidの両刀使いがオススメするモバイルバッテリー厳選3製品 PSE認証の製品を選ぼう
と題して
緊急時にこそ活躍するモバイルバッテリーについてブログにまとめました。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
モバイルバッテリー選びのポイント
モバイルバッテリーのオススメ記事やブログを読んでいると
モバイルバッテリー選びのポイントと称して
容量
重量
出力
と3つが記載されていることが多いです。
自分は、長年、モバイルバッテリーと付き合ってきた結論として
- 安全
- 容量と重量のバランス
- 用途
と順番を付けさせていただきます。
なぜこの3つなのかこれから説明させていただきます。
安全
モバイルバッテリーは、その性質上非常に危険なものなのです。
スマートフォン、モバイルバッテリーは、リチウムイオン電池という仕組みになっていてそれぜおれセパレータという仕切りで隔離されていると思ってください。
簡単な図ですが、バッテリーの仕組みがわかります。
主な材料として3つ入っています。
- プラスには、リチウムの酸化物
- マイナス負極には黒鉛(グラファイト)
- 電解質には液状またはゲル状のリチウム塩の有機電解質
問題は、プラス側に入っている、リチウム(Lithium、元素記号:Li)
このリチウム、ものすごく危険な物質なのです。
- 強い腐食性・炎症性をもつ激毒物
- 水と反応すると激しく燃焼
もちろん人体にとって有毒
「水と反応すると激しく燃焼」
そうです。
数年前にニュースになった、スマートフォンの爆発、炎上事件もあり得るかもしれません。
この危険な物質を持ち運べるようにして小さなケースに収め、振動にも、ある程度の気温差にも耐えられるようにつくられたものが、モバイルバッテリーなのです。
この危険なものを日常的に持ち運べるように研究者の皆さんが、研究を重ね商品化してしているおかげで
安心してカバンやポケットの中にいれておくことができるようになりました。
ですから、モバイルバッテリーの一番重要なところは、安全で信頼できる製品なのです。
容量と重量のバランス
モバイルバッテリーは、容量という数字が記載されています。
製品の紹介ページには、
10000 mAhとか5000 mAhなどと記載されているのをみたことがあるでしょう。
mAhは、「ミリアンペア」と呼びます。
「ミリアンペア」は、単位なので気にすることもないのですが、この「ミリアンペア」の数字が大きいほど
たくさん電気を貯めておけるという目安になります。
この「ミリアンペア」の数字が大きいほど、バッテリーの容量(電気の入れ物の量)が大きくなりますが、その分、重量が重くなります。
参考までに
モバイルといっていいか分かりませんが、キャンプ用とか、非常用電源で使うように設計されたバッテリーには
120,600 mAh「ミリアンペア」というものもあります。
災害などで停電になったときこれらの大型モバイルバッテリーは、停電時に役に立ちます。
また、家庭用コンセントもあるので家電も使うことができるようになっています。
重さは、5.3Kg 一応、持ち運びの取っ手がありますが、基本、どこかに設置するかクルマなどで持ち運ぶものになります。
災害だけではなくアウトドアが趣味の方は、検討してみてください。
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話をもどしてモバイルバッテリーの話に戻ります。
iPhoneやAndroidの中に入っている容量ってどのぐらいだと思いますが?
答えは、大まかに言って、3,000mAh~4,000mAhが中心でiPadなどは、5,000mAh以上、iPad Proなどは、10,000mAhもありますが、iPad Proは、特別なタブレットなので除外ぢます。
iPhoneやAndroidを最低一回は、充電できるものを選びましょう。
モバイルバッテリーは、通勤通学、お出かけカバンに入れることが多いと思います。
出先で充電できるところがあるかないか?
最近のオフィスは、セキュリティの貯めパソコンにUSB機器を差し込めない場合があります。
また、電源コードもない場合もあるでしょう。
以下の2択になります。
出先でコンセントを使える。
5000mAhで軽さを重視、充電回数は、1回
Anker PowerCore Fusion 5000をオススメします。
特徴1 コンセント付
充電時するときは、充電アダプターやUSBケーブルがいらない。
特徴2 コンセントに指したまま、スマートフォンを充電できる。
充電器でもあり、モバイルバッテリーを兼ねている。
特徴3 急速充電機能
主な製品仕様
重量:約189g
サイズ:約72 x 70 x 31mm
スターバックスやマクドナルドなどのコンセントが設置してある出先でAnker PowerCore Fusion 5000を挿して
スマートフォンの充電機器としても使える。
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現在のところ、5000mAhのモバイルバッテリーでこれ以上の選択肢はないと断言します。
ぜひ、ご検討ください。
出先でコンセントが使えない。
10000 mAh以上で2回以上の充電を重視
Anker PowerCore II 10000 をオススメします。
特徴1 10000 mAhなのに軽量
6インチのスマートフォンと同じぐらいの重さしかない。
特徴2 急速充電機能
主な製品仕様
重量:約189g
サイズ:6 x 9.2 x 2.2 cm
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現在のところ、10000 mAhwのモバイルバッテリーでこれ以上の選択肢はないと断言します。
スマートフォンを2回以上充電できます。
出力と急速充電
2A(アンペア)以上を選べ
モバイルバッテリーには、性能の一つに
電流の大きさがあります。
A(アンペア)
という記号で表示されています。
説明すると長くなるので 指標だけ記載
2A
以上の表示があればOK
容量と重量のバランスでお話したAnkerの2つの製品は、十分な性能を持っています。
急速充電
ANKERのモバイルバッテリーは、「PowerIQ」と「VoltageBoost 」という技術で端末の種類を識別して最適な充電を行うので、なにも考えないでUSBでケーブルで挿せば、いつでも最適な充電が開始されます。
急速充電の規格は、発展途上で複数存在しています。
USB Power Delivery(主にiPhone)
QuickCharge(主にAndroid)
これらの規格に合わせたモバイルバッテリーもありますが、多少高価になります。
もしかしたら、友人や家族のスマートフォンを充電することがあるかもしれません。
ならば、自動で最適な充電状態に合わせてくれる「PowerIQ」と「VoltageBoost」のほうが、汎用的に使えるので便利です
用途
充電したいデジタル機器は、iPhoneとAndroidだけではありません。
ゲーム機もあるでしょう。
Bluetoothのヘッドフォンやイヤフォンもあります。
Pocket WiFiもあるかも知れません
「2台以上一度に充電したい」
「タブレットを充電したい」
「スマートフォンとPocket WiFiを充電したい」
その時は、一度に2つの充電ができる
Anker PowerCore II 20100 をオススメします。
製品仕様
重量:約369g
サイズ:16.6 x 6.2 x 2.2 cm
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と少し重いかな? と感じますがが、他社製品と比べると100g近く軽量なのです。
これは、Ankerの技術力が高いことを証明しています。
そして重要なのが、USB毎に2.4Aという十分な出力がかくほされていて、「PowerIQ」と「VoltageBoost」が搭載されていますから、フルスピード充電が可能です。
Anker製品は、安心安全高機能
ここまで、全部で3つのモバイルバッテリーを紹介してきました。
その全部が、Anker製品です。
Ankerは、Googleの元社員の人が作った会社でモバイル関連の周辺機器を中心に開発、
安心(サポート)、信頼、品質 そして、その割に比較的安価である。
安いモバイルバッテリーを探せば1000円以下のものもありますが、USBの差し込み口が弱かったり
充電スピードが遅かったり、製品寿命が短かったりします。
充電している機器に悪影響を発生させるものも見受けられるので注意が必要です。
前の章で述べたようにバッテリーは、非常に危険でデリケートなものなので信頼おける製本をが最重要事項とお考えください。
Ankerのモバイルバッテリーの保証期間は、18ヶ月
通常の家電など12ヶ月の保証期間になることが多いのですが、18ヶ月という保証期間を考えても
製品に自信アリというメッセージを読み取ることができるでしょう。
PSE認証
上記のようなマークが付いているのがPSE認証と言われます。
モバイルバッテリーでは、右側の丸型のマークが入っているものがあります。
そして、モバイルバッテリーが電気用品安全法(PSE法)の規制対象になり
2019年の2月1日からはPSEマークのない商品は販売できなくなりました。
というわけで、Amazonで販売されているものでPSE認証済と記載されているものを選ぶことをオススメします。
ただし、PSEマークについては、以下のコメントがある。
PSEマークは、メーカーや輸入事業者が、経産省が決めた基準にのっとった試験や検証を自主的に行い、基準を満たしていることを自ら確認すれば表示してもよいということになっていて、お墨付きではないということである。
「全品検査の記録は3年間の保存義務があり、製品の不具合で事故が起きた場合などの立入検査で不正が発覚したら、事業届け出の取り消しといったペナルティーがある」
ANKER JAPAN
PSEマークに関しては、あったほうが安全ということはおわかりかと思います。
安価な製品が数多く出回っていますが、モバイルバッテリーは、発火する可能性もあるわけで、できれば、安全なものを選びたい。
ANKERの製品をオススメするのは、18ヶ月の保証期間です。
製品に自信がなければ、こういう保証はできないと思っています。
まとめ
iPhone歴10年、Android歴7年のスマートフォンマニアです。
今回ご紹介した3つの製品は、自信をもっておすすめできる製品です。
ここでおさらいしましょう。
出先でコンセントが使える場合は、
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出先でコンセントが使えない場合は、
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長めの旅行や、iPadなどを充電したい時は、
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以上3つ、自分が当てはまることを想定してモバイルバッテリーを選んでください。
補足ですが、
Anker PowerCore II 20100
があれば、出先にコンセントがなかった場合も安心ですね。
お願いしたいことは、安いからと言って、1000円以下のものを購入しないようにしてください。
危険なものが出回っています。
モバイルバッテリーは、信頼がおけるAnker 製品を推薦します。
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